アメリカで携帯電話会社と契約するには、自社のネットワークを保有しているプロバイダーと直接行うか、複数の電話会社の商品を取り扱っている家電会社(Best
Buyなど)や量販店(WalmartやTarget)などで行う事が主流です。
Yellow
Mobileではすべて日本語で対応していただけるので安心です。また、SIMフリーの端末を日本から持参すれば、それに同社の提供しているSIMカードを入れてそのままアメリカで使用する事もできます。
▼携帯電話会社
アメリカで自社のネットワークを保有しているプロバイダーは、下記の4社です。(2021年2月現在)
AT&T
T-Mobile
Verizon Wireless
US Cellular
▼携帯電話会社との契約
携帯電話会社との契約とは、一定期間に月額固定金額を支払うというものです。用途や使用量、使用エリアなどによって金額は様々です。
契約をすることによって、携帯電話が無料になったり、新機種へのアップグレード割引や家族割引が適応されるといった特典がついてきます。しかしその反面、月額が安いという場合でも、よく読んでみると契約初期1年間だけの金額であったりする場合もありますので、期間終了後の月額を確認するなど、その他の契約内容を確認することも大切です。
▼プリペイド
一定期間の契約なし、用途や使用量、使用エリアによって希望のプランを選び、使う分だけを事前に前払いするというのがプリペイド方式です。上記4社の携帯電話会社から独立したプリペイド専門の会社もあります。契約はありませんが、一定期間使用することで割引が受けられるというようなプロモーションも見かけられます。
▼代表的なプリペイド会社
Boost mobile(DISH)
Cricket Wireless(AT&T)
Metro by T-Mobile(T-Mobile)
Mint Mobile(T-Mobile)
Visible(Verizo)
〔住むトコアドバイス〕
イリノイ州では運転中に携帯電話を手に持って使用する事が禁止されています。使用の場合はスピーカーフォン、Bluetoothイヤフォンなどを使用する必要があります。また、スクールゾーン、ハイウェイの工事現場などでは完全に使用禁止ですのでご注意ください。
▼アメリカから日本や国外にかける場合
インターネット回線のある環境かつ、同じ通話アプリのユーザー同士であれば、携帯やパソコンのアプリを通して無料で通話ができます。ただしアメリカの固定電話や携帯電話から国外の固定電話や携帯電話番号に直接かける場合は、通話料金が割高になるのでフォンカードやコーリングカードを使うか、通話アプリの有料版を利用するなどのオプションがあります。
アメリカから日本の固定電話や携帯の電話番号にかける場合は、最初にアメリカからの国際電話認識番号の「011」をいれて、次に日本の国番号「81」を入れて、電話番号の最初の0をとってかけます。
例)
03-1234-5678にかける場合
⇒011-81-3-1234-5678となります。
▼通話アプリを利用する
代表的な通話アプリは以下のようなものがあります。
Line
Skype
Google Duo
Facebook Messanger
Viber
Face Time(アップルユーザー同士のみ)
それぞれのアプリによって使い方や利用法が異なりますが、通話する両者側がアプリをインストールしていて、インターネット通信を利用できる環境にあれば無料で通話、ビデオ通話ができます。また、通話アプリの有料オプションを使えば国際電話を含む固定電話や携帯電話の番号に直接かける事も出来ます。
<ライン>
固定電話または直接携帯電話の電話番号にかける場合は、LineにあるLine Out、またはLine
Out Freeが使えます。Line Out Free は動画の広告を見る事で、数分間無料で電話することができるのですが、アメリカから日本を含めた海外にかける場合、無料で利用できるのは最初の2.3分のみになります。広告を気にせず電話を発信したい場合は、アプリ内からコールクレジットを購入して利用するLine
Outで、クレジット分だけ通話ができます。
通話料金はお手頃ですし、通話した分だけクレジットが引かれていく仕組みです。コールクレジットや通話料金についてはラインのウェブサイトでご確認ください。
<スカイプ>
スカイプクレジットを利用すれば、スカイプを利用していない相手の固定電話や携帯電話にもかけることができます。使い方はスカイプのアプリを携帯やPCにダウンロードして、クレジットや月額プランを購入するだけです。Line
Out同様に通話した分だけ料金がクレジットから引かれるシステムになっています。
▼固定電話や携帯電話から利用できるプリペイドカード
インターネットが使えない場合、国外に接続出来るプリペイ式のフォンカードを使えば、アメリカの固定電話や携帯から日本に電話をかけることができます。アメリカではフォンカード(Phone
Card)、またはコーリングカード(Prepaid Calling Card)と呼ばれていて、ほとんどのカードの場合は、カードに接続先の電話番号とPINナンバーが書かれています。電話をかける際は、まずその接続先の番号にかけて、アナウンスに従ってPINナンバーを入力して繋がったら、かけたい相手先の電話番号を入力します。
カードは空港やガソリンスタンド、コンビニエンスストア、グロッサリーストアなどに置いてある他、VerizoonやAT&Tなどの店頭やAmazon.comなどオンラインショップでも購入出来ます。カードは色々な会社から出ていますが、それぞれ通話できる時間や金額設定も様々で、同じ金額でもカードによって通話時間が異なります。通話料金が安いと思ったらメンテナンスフィー(使用しなくても定期的にいくらか料金がかかる)や、コネクションフィー(通話ごとにかかる一定料金)などの手数料が隠れていたりすることもありますので、購入する前に必ず利用詳細や注意書きをよく読んでから選ぶことをお勧めします。カードは使い捨てのものとリチャージブルのものもあります。また、プリペイドカードには国内専用のものもありますので、国外(日本)に接続できるものかどうか必ず確認してください。