●シカゴで買い物：Kilwins

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バレンタインデーが近いので、今回は1947年創業のアメリカの老舗チョコレートショップ「Kilwins」をご紹介します。もともとはKilwins夫婦が始めたファミリービジネスのお店でしたが、高品質のチョコレートやファッジ、手作りのアイスクリーム、それにオリジナルのコンフェクション(チョコレートや砂糖を使ったお菓子)　などが人気となり、今では全米150ケ所にロケーションを持つフランチャイズ店に成長しています。同店はお客さんの目の前でチョコレート作りを行う実演コーナーを設けて出来立てのチョコレートを販売したり、その時期にしかない限定チョコレートやアイスクリームなどを用意するなど、独自のセールス戦略を繰り広げる事で顧客の心を掴んできました。

イリノイ州内には現在のところ、シカゴ市内と郊外含めて11か所以上あります。取材に訪れたアーリントンハイツ店はレンガ造りの可愛らしい建物にあり、ショーケースには自慢のチョコレートが何種類も並んでいて、棚には季節ものの商品や個包装されたチョコレート菓子が綺麗に陳列されています。今回はそんな中から気になったいくつかのアイテムと手作りのアイスクリームをトライしました。

Piece Specialty Cookie Assort
	クリームを挟んだクッキーをホワイト、ミルク、ダークチョコレートでコーティングしています。色鮮やかなバレンタイン仕様のデザインをあしらった季節限定商品です。
Sprinkled Dark Rod
	塩気の効いた棒状のプレッツェルを濃厚なダークチョコレートで包みこんでいます。周りにまぶした粒々のスプリンクのガリッとした食感が印象的で、カカオの香りがかおる濃厚なチョコレートとプレッツェルのバランスも絶妙。
Dark Orange Peel
	ゼリーのように柔らかいオレンジの皮をダークチョコレートでコーティングしています。チョコレートの厚みがあるので噛んだ時のパリッとした食感が贅沢ですが、肝心のオレンジの風味がほとんど感じられなかったのは残念。
Peanut Butter Chip with Chocolate nutter butter
	ザクッと軽いビスケットを甘いホワイトチョコレートでコーティングして、その上にピーナツバターチップを散らしています。ピーナツバターチップはとても小さいのですが、程よい甘さと塩気、それにピーナッツ感がしっかりとしていて存在感はバッチリ。
Dark Almond Tuttle roll
	香ばしいキャラメルでチョコレートをクルッと巻いたお菓子。カカオの風味がよいチョコレートにキャラメルの甘じょっぱさ、それにクランチーなアーモンドがマッチしています。
Pecan Turtle Krispie
	シリアルを溶けたマシュマロで固めたものに、チョコレートをかけたクリスピーバー。クルミがたっぷり入っていて食べごたえがあります。
Turtle Fudge
	創業当時からある手作りのファッジはこのお店のオリジナル。量り売りなのでスライスして個別に箱に入れてくれます。どっしりと重量感のあるファッジはいくつか種類がありますが、このTurtle Fudgeにはキャラメルやピーカンナッツが練りこまれています。ザクッとした食感の後に、とろけていくような口溶けの良いファッジの滑らかな舌触りがたまりません。かなり甘めなので少量でも大満足。
Cappuccino Chocolate Chip Ice Cream
	カプチーノのほろ苦さが効いたアイスクリームをベースに、チョコレートチップを合わせた大人向けのフレーバー。コーヒーとチョコのダブルで高級感のある仕上がりです。アイスクリームはカップの他に、コーンやワッフルコーンも選べます。

ショーケースに並んでいる様々なチョコレートだけでなく、ギフト用に箱詰めしたものや個包装された商品もありますし、一口サイズの板チョコや特製のクッキー、キャラメル、アイスクリームケーキなど魅力的なアイテムがまだまだ一杯です。バレンタインにはもちろん、お土産や自分へのご褒美に是非、利用してみてください。

（01/31/2022）