●シカゴで買い物：Molly's Cupcakes

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Food networkというアメリカのフード・チャンネルで放送している“Cupcake War“と言う大人気の番組で、なんと初代優勝を果たしたことのある「Molly's Cupcakes」へ行ってきました。オーナーのJohn Nicolaidesさんは、小学校3年生の時にクラスメートの誕生日に配られたMolly先生のカップケーキの美味しさが忘れられず、店名に先生の名前を込めてこのカップケーキショップを始めたそうです。同店ではCenter filledと呼ばれるスポンジの真ん中にクリームを詰めたタイプのカップケーキがシグネチャーで、定番メニューの他に月ごとに変わるSeasonalメニューも用意されています。この期間限定のメニューはウェブサイト内のメニューからチェックが出来ます。

現在はシカゴ市内と郊外に数件あるのですが、今回はウッドフィールドモール内にあるスタンド店を訪れました。お店はNicolaidesさんの小学校時代の思い出を再現させるような学校をコンセプトにした可愛らしいデコレーションがされていて、ロッカーや黒板、ブランコで出来たカウンターシートなど、面白い雰囲気で楽しませてくれます。

そんな個性的なMolly's Cupcakesの人気商品をいくつかご紹介します。

Peach Cobblerde
	「Molly's cupcakesと言えばコレ！」というくらい外せない一番人気のカップケーキがこちら。新鮮なピーチをピューレ状にした甘酸っぱいフィリングが詰まったスポンジに、上品な甘さの軽〜いホイップクリームと生のスライスピーチがトッピングされています。ほんのりと漂うシナモンの香りも良くて風味が抜群です。
Creme Brulee
	クリームブリュレのようにカップケーキのトップに砂糖をまぶして炙り、スポンジの真ん中にはとろけるようなカスタードクリームが入っています。スポンジに優しい味わいのクリームとキャラメルの香ばしい風味がバランス良く、ガリッとした砂糖の食感もユニークです。
Cake Butter
	淡いブルーのクリームはバターっぽさがなく、ほんのり塩気のある軽いスポンジとマッチしています。トップには色鮮やかなスプリンクルが散りばめられていて、見た目が華やか。スポンジの中にはトロッとしたソースのようなクリームが入っています。
Samoa
	スポンジの上には甘いチョコレート・ガナッシュとふんわりと軽いバタークリーム、トーストしたシュレッドココナッツ、そしてチョコとキャラメルソースをかけたショートブレッド・クッキーがのっています。色々なトッピングがのっていますが味にまとまりがあり、満足感もバッチリ。
White Chocolate Raspberry
	綺麗に膨らんだカップケーキの上にさっぱりと甘酸っぱいラズベリー・バタークリームと薄く削ったホワイトチョコレート、そしてジューシーなラズベリーがのっています。センターフィリングにはホワイトチョコベースのクリームが入っていて、ミルキーな味わいがたまりません。
Red Velvet
	アメリカでは人気の高いレッドベルベットケーキ風のカップケーキ。目の覚める様なインパクトのある赤色のスポンジに、真っ白いクリームチーズベースのクリームがタップリ。クリームは甘さ控えめですがとっても濃厚でリッチな味わいを存分に楽しめます。
Blueberry Cheesecake
	バニラとクリームチーズを練りこんだスポンジに、しっとりしたシナモングラハムクラッカーともったりとしたペイストリー・クリーム、それにブルーベリーをトッピングしています。可愛らしいデコレーションがとにかく目を惹きます。

今回は人気のあるCenter-filledの種類をメインに紹介しましたが、中にフィリングの入っていないMollyや小さめサイズのMini Mollyと呼ばれるシンプルなカップケーキもあります。また、クッキーやアイスクリーム、ホールケーキなども揃っており、ビーガン用の商品やお好みで追加できるトッピングなどもありますので、色々なバリエーションで楽しめるのも人気のポイントのようです。シャンバーグ店はモールのほぼ中心地にありますので、お買い物のついでに是非寄ってみてください。

（08/02/2021）