今月にはユネスコの無形文化遺産に正式に登録される『和食』。そんな和食の王道といえばやっぱりお寿司ですよね。今月はシカゴの色んなお店で提供されるおススメお寿司を一挙紹介いたします!
取材員の紹介
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ミヨ:ミヨ:シカゴの日系企業に現地就職したのをきっかけに、シカゴに住み続けて16年。同じ会社に赴任してきたカズとの結婚を機に会社を退職、現在は食べ歩きの趣味を生かしたフードライターとして活躍中。毎日の晩酌を何よりもの楽しみに生きている九州女子。
カズ:ミヨが勤務していた会社に駐在員として赴任してきたが、シカゴの生活が気に入り現地の会社に再就職。ミヨと同じく食べ歩きが趣味で、ミヨのレストラン取材には必ずついていく。お菓子作りが得意な甘党派で、コテコテの関西弁を話す大阪男子。 |
カズ:ミヨちゃん、ただいま〜!
ミヨ:あ〜、カズ君おかえり。出張おつかれさま。
カズ:大事な商談は、なんとかうまくいって一安心や。
ミヨ:そっか、よかったね。今回は長い出張だったし疲れたんじゃない?
カズ:いや、そうでもないけど、向こうでは毎日アメリカンな外食ばっかりやったから胃のほうがお疲れかな。もう当分はバーガーやステーキは勘弁やわ。あ〜、お寿司が食べたいな〜。
ミヨ:あら、そうなんだ。でも、よかった!実はそんなお寿司が今月の特集トピックなのよ。そういうことなら今からいっちゃおっか。
カズ:おぅ、行こ行こ!でも、俺は寿司に関してはちょいとうるさいけど、大丈夫?
ミヨ:任せといて、とっておきの美味しいお寿司のある日本食レストランをちゃーんと選んであるのよ。
日本館 |
847-843-8130 |
1625 Ardwick Dr.
Hoffman Estates
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伝統的な日本食を大切に守り続けている日本館 |
ミヨ:まずは郊外からね。最初に紹介するのはシカゴ北西部郊外で伝統的な日本食を大切に守り続けている日本館。最近はアメリカ人向けにフュージョン的な日本食を出すお店も多いけど、ここはしっかりした和食を食べさせてくれるシカゴでも数少ない一本筋の通ったお店なのよね。
カズ:日本館と言えば蒸しもの料理や、お酒にあう焼きもの、それに煮物といった一品料理で有名やけど、美味しいお寿司を食べるなら「日本館で」という人も多いよな。
ミヨ:そうね。寿司メニューにはマグロやハマチ、スズキ、サバ、サーモン、ホタテ、イクラといった基本的な握りのほかに、カッパ巻きや鉄火巻き、おしんこ巻きなどの細巻き、それに太巻きといったオーソドックスなものが揃っているわ。
カズ:あえて、創作ロールは出さずに勝負してんねやな。それだけ腕に自信ありってことかな。
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砂川シェフのお勧めの本格派握りと細巻 |
ミヨ:日本館では、シャリに使う米のグレードからお米の炊き方、魚の仕入先や仕入れ後の管理まで、すべてにおいて徹底したこだわりを持ってるから、クオリティーの高いお寿司が食べられるの。では、砂川シェフのお勧めの握りと細巻きを用意してもらったので早速いただいてみましょ。
カズ:うわ〜、どれも美味しそう。しかも、ネタが大きいのが嬉しいな〜。
ミヨ:そうね、タコと穴子なんてびっくりするくらいの大きさよね。その他には、マグロ、サバ、スズキ、ハマチ、ヤリイカ、かんぴょう巻きがのってるわ。
カズ:では、この大きな穴子からいってみよう…(モグモグ)、うーん、身がとろけるような柔らかさでスルッと食べられる!軽く炙ってあるから香りもいいし、煮詰めたソースの甘辛さも絶妙や。タコも独特の歯ごたえと磯の風味がええし、このヤリイカなんか透き通るような色合いで、口に入れるとコリッとした食感のあとにフンワリとした甘みが広がるで!マグロやってこんなにコクのある赤身の美味しさを実感したマグロは久しぶりや。いや〜ほんま、美味い!の一言やね。
ミヨ:そうそう、このかんぴょうの細巻きも、実は隠れたお勧め品なのよ。
カズ:どれどれ…、んっ!ほんまや。甘く煮付けたかんぴょう巻きに、ほんのりワサビの辛さがきいてて、バランスのええ味わいに仕上がってる。甘いだけのかんぴょう巻きは、あんまり好きやないけど、これはワサビの爽やかさがええヒントになっててクセになるな〜。
ミヨ:かんぴょう巻きに限らず、日本館の握りや巻物には、全てあらかじめ適度のワサビがちゃんと入れられているのよ。ほら、ワサビを混ぜた醤油につけて食べるお寿司と、ネタにワサビを入れて握ったお寿司を醤油につけて食べるのとでは、ワサビ本来のキレのある辛さや風味の感じ方が違うでしょ。
カズ:そうやな。握りや巻きもののネタの味わいがグッと引き立つ感じで、後味もさっぱりしてる。たしかにシカゴではワサビがあかん人向けに、ほとんどのお店がワサビをサイドに添えてるもんな。シャリもこだわっているだけあって、一粒一粒にお米の甘みと弾力があるし、非のうちどころのない仕上がりやわ。
ミヨ:ちなみに日本館では、シェフの自慢の品々が堪能できるコース料理($60〜)もお勧めで、このコースでも最後に美味しいお寿司が出てくるのよ。そうそう、シーズン限定になるけど、松茸が旬の時は、なんと松茸の握りに巡り合えることもあるんだって。
カズ:松茸は来シーズンになるけど、是非、山の幸の握りってのも食べてみたいなぁ。
乍久真レストラン |
630-483-0289
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43 S. Sutton Rd.
Streamwood |
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日本食の繊細な味わいと美を大事にする作久真レストラン |
ミヨ:お次は日本食の繊細な味わいと美を大事にする乍久真レストラン。数々の著名人のお料理を手がけてきた乍久真シェフの作るお寿司には、オーセンティックな握りから、オリジナルのアイデアを交えたとっておきのロールまで色々あるけれど、どれも経験を積んだ職人のなせる技とおもてなしのアイデアが一杯詰まってるの。中でもお勧めなのがこのチラシ寿司よ。
カズ:お〜っ、すごい!!!!豪華なネタのオンパレードやん。白い洋食器が彩りのいいネタを見事に引き立ててるな。
ミヨ:料理を通して人に感動と喜びを与える、これぞ“乍久真マジック”よね。具はサーモンや、ウニ、イクラ、蟹身、海老、シンポ、マグロ、、カンパチ、甘エビ、ウナギ、イカ、トビコ、卵といった贅沢なラインナップ。それにイクラは醤油ではなくワイン漬けにしてあったり、シンポという青魚は特製のマリネでしっかり漬けこむこだわりようよ。
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白い洋食器が彩りのいいネタを引き立てるチラシ寿司 |
カズ:この蟹身なんてびっくりするくらい大きいし、ウニやイクラもこんなにたっぷり。美しい色あいと芸術的な切り口の卵も、ふんわりかつしっかりとした弾力があるし、ほんのり甘くて絶品!まさにこれはキング・オブ・チラシや。
ミヨ:フフフ、ベタなネーミングね。ディナーでは前菜の小鉢と自慢の土瓶蒸しがセットになってるので、コース料理のように色々と楽しめるのもいいわよね。
カズ:うん。今日は小鉢に鯛のポン酢和えと海老しんじょうの吉野煮、カツラむき大根の辛子明太子ソース添え、それからロブスターサラダとクリスピー・サーモンスキンといった4品が用意されているけど、どれも上品な味わいとプレゼンテーションで満足度はバッチシ。何より有名な乍久真特製の土瓶蒸しがついているのが嬉しいな。
ミヨ:そんなチラシに続いてお勧めなのが、京風サバ寿司とビバリーヒルズ巻き。京風サバ寿司には、塩を使わず酢のみでさっぱり仕上げたしめサバを使い、酢飯の間には大葉と柚子を挟んでいるので、京風という名のとおり上品な押し寿司になっているの。シャリには寿司飯に最適とされる赤酢(熟成した酒かすを原料とした色の濃い酢)をきちんと使っているので、ほら、ほんのりお米がピンクに色づいているでしょ。
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上品な京風サバ寿司と見た目も華やかなビバリーヒルズ巻き |
カズ:ほんまや。だからシャリに旨みがあるんやな。酢飯に赤酢を使うところなんて日本でもごく一部のお店だけになってきているらしいし、海外のシカゴでそんな忠実なお寿司が食べられるなんてほんま有難いことやで。
ミヨ:もう1つのビバリーヒルズ巻きはアメリカ人にも人気のスペシャル・ロールなんだけど、マグロやサーモン、ハマチ、トビコと一緒にハラペーニョやシラントロ、アボガドなどが入ってるの。
カズ:これまた、巻き方が綺麗やし、切り口や彩りもエエから見栄えがするな。
ミヨ:うん、見た目が芸術品みたいよね。隠し味のライム果汁の酸味とチリオイルのキレのある辛みのおかげで、味のほうもこれまたピシッとしてるのよね。
カズ:(モグモグ…)。ん!ホンマや。ライムの爽やかな酸っぱさに混じって、ほんのりとした辛さが後を追いかけてくる。でも決して食材の味を消してしまうほどのクセがないから、食材の本来の持ち味がちゃんと引き立っているし、海苔の周りに巻いた薄いカツラ剥きの大根のパリパリ感と瑞々しさが斬新で印象的や。
ミヨ:でしょ。ベーシックな握り寿司もイチオシなんだけど、乍久真シェフの独創的な世界を舌と目で感じることの出来る創作寿司も、どうぞお見逃しなく。
■チラシ寿司(ランチ:味噌汁付き $30)/(ディナー:前菜と土瓶蒸し付き $45)
■京風サバ寿司 $10
■ビバリーヒルズ巻き $10
車屋 |
847-437-2222 |
1201 E Higgins Road.
Elk Grove Village
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手作り和食に定評のある車屋 |
ミヨ:さて、今度はカズ君もよく来る車屋よ。ここのお寿司食べたことある?
カズ:うーん、ランチに来ることが多いけど、お寿司はほとんど頼んだことないかも。でも、俺の同僚がここの高菜寿司が好き、って言ってたかな。
ミヨ:そうそう、車屋の高菜寿司って珍しくて美味しいので人気があるのよ。高菜寿司の他にもサバ柚子かおり巻きっていうのもあって、それも車屋でしか食べられないオリジナルのお寿司なの。早速紹介するわね。
カズ:この緑の葉で巻いたのが高菜寿司かな?
ミヨ:うん。高菜寿司は熊本県周辺の九州方面ではわりと有名なお寿司で、塩漬けした高菜で酢飯を巻いたものなんだけど、車屋の高菜寿司は、中の酢飯にガリや大葉、梅、そして山芋が入っているの。
カズ:ん!口に入れた時に感じる山芋のシャキシャキ感がすごい。しかも食べているうちに、山芋のまろやかな粘り気で、他の具材が一緒に溶けいくようになるのもおもろいわ。
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車屋の代名詞とも言える高菜寿司とうなぎの押し寿司 |
ミヨ:そして、そんな柔らかい味わいの山芋を、ガリのピリッとした辛みや梅干の甘酸っぱさでしっかりとひき締めているところがいいでしょ。
カズ:うん。高菜の酸味と塩気がきいてるのから、お醤油をつけずに食べても十分美味しいし、この食感と味わいは絶対おすすめやで。
ミヨ:じゃ、こっちのサバ柚子かおり巻きも、さっぱり系のロールなので気にいってもらえると思うわ。これは、しめ鯖を柚子やガリ、大葉と一緒に酢飯で巻いているの。
カズ:脂ののった鯖が、柚子やガリ、大葉といった和の香りが抜群に合うな〜。塩気がきいてて、食べやすい一口サイズなのでちょこっとつまめるお酒のつまみにもぴったりや。
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脂ののった鯖が美味しいサバ柚子かおり巻き |
ミヨ:車屋では豊富な種類の押し寿司もおすすめよ。サバの他に、マグロやサーモン、ウナギの4種類があるんだけど、今回はその中でも私の好きなウナギの押し寿司を作ってもらったので食べてみて。
カズ:(モグモグ…)、柔らかいうなぎに濃厚なタレがたっぷりかかってて、めっちゃ美味い!トロミのあるタレは決して味が強すぎないのに、ほどよい甘辛さがきっちり味をまとめてて、酢飯の間に挟んだ大葉が清清しいアクセントになっているのもナイスやわ。
ミヨ:車屋のお寿司は、和の食材をうまく使って、全体をさっぱり仕上げているのがいいよね。ちょっと珍しい和風ロールや押し寿司は、見栄えもいいし話題性もあるので手土産なんかにも利用できるのよ。
■高菜寿司 $8.95
■サバ柚子香り巻き $8.95
■ウナギの押し寿司 $15.50
のぼり寿司
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847-729-0422 |
1821 Waukegan Rd.
Glenview
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リーズナブルなランチセットが充実しているのぼり寿司 |
ミヨ:
Glenviewにあるのぼり寿司は、リーズナブルかつ自分の好きなものが選べるランチセットが充実しているお店よ。ランチでは色んなコンボ・メニューが用意されているんだけど、オーナーの中村さんの一番のお勧めは、ロール寿司1本と握り4貫が選べるSushi
Combo。選べるロールや握りの種類がとにかく色々あるのがいいのよ。今回はそのSushi
Comboで、ロールにCrunchy California Rollを、握りには海老とうなぎ、マグロ、サーモンを注文しておいたわ。
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一番人気のガラパゴス・ロールと個性的な具を組み合わせたノボリロール |
カズ:確かにランチでお寿司なんてごっつ気分あがるもんな。このクランチー・カリフォリニア・ロールは、サックサクの細かい天カスをカリフォルニア・ロールにまぶしてるから、香ばしさと食感に幅があってなかなかいける。握りもそれぞれ丁寧に作られてて大満足のランチやわ。
ミヨ:鮮度と本物へのこだわりを大切にしているのぼり寿司では、お寿司の基本のネタになるマグロやサーモン、ハマチに関しては、決して冷凍を使っていないので、ネタのフレッシュさと美味しさは保証つきよ。さて、このSushi
Comboだけど、味噌汁かサラダがついていてお値段は$11.95。しかもこのセット、夜でも同じ値段でSushi
Specialとしてメニューに出しているので、軽いディナーとしても注文ができるのよ。
カズ:ふーん、夜でも同じ値段で頼めるなんてお得感があるな。(メニューを見ながら)、ランチにはSushi
Combo以外に、2種類のロールが選べるRoll Comboや1種類のロールに照り焼きやうどん、そば、天ぷら、トンカツなんかがセットになったものもあんねやな。色んなコンボがあるから頻繁に通っても飽きなさそう。
ミヨ:でしょ。コンボメニュー以外にも、豊富な種類のロール寿司もすごく人気で、ロール・メニューには、シンプルな細巻きから特製の創作ロールまで実に50種類ほどのものが揃っているのよ。
カズ:そりゃ、すごい!
ミヨ:今回はその創作ロールの中から一番人気のGalapagos
RollsとNobori Rollsをお願いしてみたんだけど、私も初めて食べるのよね。
カズ:このガラパゴス・ロール、びっくりするくらい肉厚の大きなマグロが入っている!
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オーナーの中村さんお勧めのスシコンボ |
ミヨ:ほんと、ロールの半分以上のサイズのマグロね。これはマグロ好きの私にはたまらないわ〜。マグロの他にはハマチやマサゴ、シラントロやハラペーニョ、アボガドが入っていて、アクセントにチリオイルとライムジュースがかけてあるのね。
カズ:なるほど。だから、エキゾチックな辛酸っぱさがあんねや。個性的な具を組み合わせているけど、さっぱりとした味の一体感があって、バランスのええハーモニーが楽しめるな。
ミヨ:で、もうひとつのNobori
Rollsは海老天とウナギを巻いたロールを、さらにマンゴーをのせて巻いた変り種ね。寿司に果物?っておもうけど、このとろけるようなマンゴーの甘酸っぱさが酢飯と濃厚なウナギの甘ダレに意外とぴったりとはまってるわ。
カズ:うん、フルーティーな甘さがコクのあるソースも違和感なくいけるな。甘党の俺は、このコンビネーションは結構好きかも。
ミヨ:この他にもお勧めの創作ロールが一杯なんだけど、ロールを大胆にもそのまま揚げた、Kani
Cre Tempra RollやRock N’ Rollなんかもユニークで美味しいのでこちらもトライしてみてね。ちなみに創作ロール類はフルサイズかハーフサイズから選べるので、人数や食欲にあわせてボリュームを選ぶといいわよ。
■Sushi Combo$11.95
■Galapagos Rolls $18(Full)/$11(Half)
■Nobori Rolls $16(Full)/$10(Half)
Tensuke
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847-806-1200 |
13S. Arlington Heights
Rd. Elk Grove
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大きなネタが豪勢にのったちらし寿司 |
ミヨ:今度は美味しい寿司メニューが手早く、そして安く食べられるTensuke
のフードコートよ。ここは独自のルートで仕入れる新鮮な魚をその場で料理しているから、美味しさとフレッシュさがピカイチなの。
カズ:そうそう、ここはフードコートならではの手頃な値段で、質のいい食材を使ったうまい食事が食べれるねん。品揃えも豊富やしな。
ミヨ:メニューにはロールや握りのなどの寿司セットが色々あるけど、店長の中井さんのイチオシは、ボリュームたっぷりのチラシ寿司なんですって。
カズ:あ〜、これは俺もよう食べるわ。レストランにも負けない大きさのネタが豪勢にのっていて、味噌汁もついてるのに、なんと$10以下(消費税含まず)やで。フードコートにしてもかなりお得な内容やな。
ミヨ:そうね、やっぱりダイレクトに仕入れたお刺身をその場で使えるグロッサリーならではの値段設定で楽しめるのがいいわよね。
カズ:ネタにはマグロやエビ、タコ、サーモン、ハマチなど10アイテム以上がお皿からはみ出んばかりにのってて、下には茶碗に2〜3杯分はありそうな酢飯がたっぷり敷かれているから、大食いの俺でもかなり大満足なボリュームや。
ミヨ:ネタは新鮮な魚介類の他にも、しっかり煮しめたシイタケや甘く仕上げたふんわり卵ものってて彩りも綺麗ね。
カズ:シャリは米の質や炊き方にもこだわってるから、ご飯の一粒一粒がふっくら、そしてモッチリしてて美味いねん。
ミヨ:フードコートとはいえ、これだけクオリティーの高いものが手頃に食べられるのはすごいよね。値段は少しあがるけど、ウニやイクラもはいった海鮮丼もさらに豪華でお勧めよ。
■ちらし寿司 $9.95
Sushi
Station
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1641
W Algonquin Rd, Rolling Meadows (847)
593-2450 |
2486 N Randall Rd,
Elgin (847) 783-0040
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シカゴの回転寿司と言えばスシステーション |
ミヨ:シカゴにあるお寿司のお店といったら忘れちゃいけないのがスシステーションね。ミツワの近くにあるローリングメドウズ店はアメリカ人のファンで行列ができるほど。回転寿司っていうコンセプト自体が彼らに受け入れられたって事なんでしょうね。
カズ:こないだアメリカ人を連れて来たんやけど、そしたら他のお店で創作巻物を食べる時は一本丸ごとオーダーせなあかんから色々試す事がでけへんけど、スシステーションやったら一人で来ても自分が食べたい分だけ食べた事の無い巻物をセレクトできるから楽しいって言うてたわ。
ミヨ:なるほどね。確かに一人で食べに来ている人も多いみたいだもんね。実は今日はそんなスシステーションならではの冬でも温かい『揚げてある巻物』ばかりを選んでオーダーしてみたので食べてみて。
カズ:確かに寒い冬でも温かい寿司やったら身体も温まるよな。でもそんな寿司、コンベヤに回ってたっけ?
ミヨ:この『揚げてある巻物』はテーブルに置いてあるメニューからオーダーしてつくってもらうの。えっと、これがケイジュン・チキンの巻物にバーベキューソースがかかったTexas
Rollで、そのとなりがクリームチーズとカニカマとサーモンを巻いてあるGodzila
Rollよ。
カズ:なるほど、この二つは巻いた後にディープライしてあるんやな。出来立てやからホカホカ、サクサクした食感がおもろいな。俺は特にこのゴジラロールが気に入ったかも。クリームチーズって意外とシャリに合うねんな。サイドについてくるウナギソースとの相性もええよ。
ミヨ:スシステーションではこの『揚げてある巻物』以外にもホットなお寿司があるのよ。例えばこのMagma
Rollは海老天の巻物にマグマソースとホットソースのかかってるんだけど、辛いもの好きの人には大人気なんだって。
カズ:たしか、他にもGarlic
Super White Tunaのように握りをあぶってあるものもあるよな。香ばしくってガーリックがたっぷりで食感がシャコシャコしててビールによう合うねん。
ミヨ:あと、スシステーションでは平日は1.25ドルのランチメニューが大人気なの。実はさっき食べたゴジラロールもランチだと1.25なのよ。たくさん食べても財布に響かないのが嬉しいわよね。それから、この時期色んなところで行なわれるパーティーにも重宝するパーティートレイも当日オーダーで大丈夫。おまけに超忙しい時間帯じゃないかぎり1時間以内で対応してくれるのも便利よね。
カズ:出先からポットラックのパーティーに行くときなんかにも使えるよな。
Taketei
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773-769-9292 |
1111 W. Berwyn Ave.
Chicago
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ボタン海老と穴子、漬けのイクラなど豪華なネタが並んだTAKETEIのセットメニュー |
ミヨ:ここからはシカゴ市内にあるお店を紹介していくわね。CTAレッドラインのBerwyn駅からすぐのところにあるTaketeiは、その立地条件をいかして日本の駅前にあるような気軽に立ち寄れるお寿司屋さんを目指しているのよ。
カズ:へ〜ほんまに駅のすぐ側にあって便利やな。ダウンタウンには気取った感じのSushi
Barが多いけど、ここはブラリと入れそうなカジュアル感なんやな。
ミヨ:そうなの。スッキリとしたモダンなインテリアで居心地もいいし、とにかく日本の味に忠実な本物のお寿司が食べられる、ってところがポイントね。メニューは新鮮なネタを使った握りや、ベーシックなロールがメインなんだけど、その日に仕入れた新鮮な食材をアレンジして作るシェフの創作料理もお勧めなので、食べたいものがあれば何でもリクエストして欲しいそうよ。で、本題のお寿司には、ベーシックな寿司メニューの中から、今日のお勧めの握り3貫と人気の太巻き、それにサバの棒寿司風という3品を用意してもらったわ。握りは特製の土佐醤油で味わってみてね。
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さっぱり目のシャリと具沢山の太巻き&サバの棒寿司風 |
カズ:オッケー。握りにはボタン海老と穴子、漬けのイクラという豪華なネタが並んでる。ボタン海老はとろけるような甘さがとってもいいし、大きな穴子はふっくらと柔らかくて上品な味わい、軍艦巻きのイクラもネットリ濃厚な味わいと張りのあるプチプチ感がよくて贅沢やな〜。何よりさっぱりとしたシャリがネタの美味しさをきちんと引き出しているところや、まろやかな土佐醤油であっさり食べられるところに、シェフの繊細な気遣いやセンスが見受けられるな。
ミヨ:お寿司に使ったボタン海老の頭は、から揚げや海老せんべいなんかにしてよく出されるけど、Taketeiではお味噌汁に入れて出してくれるの。エビはいったん焼き目をつけてあるから香ばしいし、海老の頭にはいっているミソがダシにじっくり溶け込んでるから、スープからより深い旨みと甘みが堪能できるんですって。
カズ:ズズッ…。わ〜、ほんまや。海老ミソのコクと甘みが存分に染み出てて、まるで高級料亭の味噌汁みたい。極上の握りとして、また極上の味噌汁として二度楽しめるなんてボタン海老様さまやな。
ミヨ:彩りのよい太巻きもこのお店のお勧めよ。太巻きにはおしんこやきゅうり、甘めに煮たしいたけ、かんぴょう、ほうれん草、たまご、カニカマが入ってて、厚めの海苔で巻いてあるので磯の風味がすっごくいいの。
カズ:これは、まさに日本で食べる具沢山の太巻きやな。具のそれぞれの味付や食感はしっかりしてるけど、さっぱり目のシャリでバランスよくまとまってて、あっさりしてるからいくらでも食べられるわ。食べたときに漂う、この懐かしい海苔の香りも最高や。
ミヨ:もう1つのサバの棒寿司風は、きゅうりとたくあん、ガリを巻いたロールの上に締めたサバをさらにのせて巻いたTaketeiのオリジナル・ロール。シャリの上にはおろし生姜と柚子こしょうをのせ、巻いた後にサバを炙ってある手の込んだ一品よ。サバにはあらかじめ、土佐醤油をたらしてあるので、お醤油をつけずにそのまま食べられるの。
カズ:ガリの甘酸っぱさや生姜、ゆずといった香味素材の爽やかさが、サバにぴったりやなぁ。炙ってあるからサバも脂がええ具合にのっててしっとりしてるのも抜かりない。
ミヨ:うん、どれも素材のよさをとことん引き出す工夫がされているのが分かるよね。メニューにはこんな感じのオーセンティックなものが多くて、日本人好みのするお寿司が満載なの。
カズ:本物のお寿司しか置かないところからも、シェフの寿司に対する情熱と自信がうかがえるね。こんなに本格的なお寿司が食べれる小さなお店があったとは、知らんかったなあ。
ミヨ:ちなみにお店はBYOBなので、飲みたい方はお酒の持参を忘れずに。
■握り:甘エビ$3.75 イクラ $3.00 穴子$3.75
■太巻き $10.95
■サバの棒寿司風 $9.50
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お寿司の食べ放題をやっているリンカンパークにあるリンゴ |
ミヨ:Lincon
ParkにあるRingo Japanese Kitchenでは、お寿司の食べ放題(All
You Can Eat)をやってるというので、やってきました〜。しかもチョイスできる食べ放題メニューの内容が充実しているだけでなく、お料理を作っているのは逸見氏をはじめとする経験豊富な日本人シェフなのよ。
カズ:お〜それは素晴らしい。
ミヨ:寿司メニューにはロールだけでなく握りもあるし、美味しそうなアペタイザやキッチン物もあるでしょ。アペタイザには春巻きや天ぷら、お味噌汁、枝豆、餃子、串焼きなどの軽いものが揃ってて、串なんかは好きな本数だけ頼めるの。中でも甘めのたれを絡めた鶏の串焼きChicken
Skewersと、プチトマトをベーコンで巻いて焼いたBacon Tomato
Skewersはお勧めよ。
カズ:お、早速運ばれてきたね。うーん、ベーコントマトは焼いて甘みを増したトマトが口の中でとろけ出てきて、ベーコンの塩気とトマトの甘酸っぱさが見事に融合してる。
ミヨ:メインのお寿司にはあっさりと楽しめる細巻きメニューもあって、日本人にはお馴染みの鉄火やサーモン、ネギマ、しいたけ、おしんこ、かんぴょう、梅しそ、それにヤマゴボウなどのシンプルなものが一杯そろってるのもポイントね。
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日本人シェフのプローデュースするバラエティーに富んだメニューの数々 |
カズ:細巻きって素朴な感じがして、わざわざお店で頼むことが少ないんだけど、あっさりして食べやすいサイズがちょうどいいので、食べ放題だと色々試してみたくなるかもな。
ミヨ:握りにはサーモンやツナ、ハマチ、などのスタンダードなものだけでなく、炙りマグロや漬けサーモン、柚子コショウでアクセントをつけた紅とろサーモンなどのほか、ちゃんとお稲荷さんまで用意されてるのがいいでしょ。どれも満足いく美味しさでお勧めだけど、しそとおしんこをのせたShsio
leafは、さっぱりかつ上品な味わいで印象的な握りなのよね。
カズ:ロールにはアメリカ人に人気のアボガドやクリームチーズ、天ぷら、スパイシーマヨネーズなどを使った創作ロール寿司のほか、色んな具を組み合わせた海苔巻きもあるんやな。
ミヨ:それから、今回はお店のお勧めのRingo
SizzlerとFirecrackerも用意してもらったわ。リンゴ・シズラーはスモーク・サーモンとカニカマ、マサゴ、クリームチーズ、そしてアボガドを巻いた海苔巻きに、うなぎソースとスパイシー・マヨネーズソースをかけて、さらに上にパン粉をのせて焼いた温かいロール寿司なの。
カズ:へ〜それは面白そう!(モグモグ…。)うん、ほんのり焼いているおかげで、濃厚な甘辛いソースとカリカリとしたパン粉の食感が引き立っていて斬新。
ミヨ:で、もうひとつのファイアー・クラッカーはマグロとネギ、天かす、そしてスパイシーマヨネーズを一緒にまいたロールなんだけど天カスの食感や、ワサビ・マヨソースのツンとした辛さが爽やかでいい感じに食欲をそそるのよ。それに、キッチンメニューにはサーモンやチキン、豆腐の照り焼きの他、天丼やうどんといったしっかりものエントリーもあって、まだまだ食べてみたい料理が一杯よね。
カズ:しかもデザートに小豆またはグリーンティーのアイスクリームもあるみたいやから、そちらのほうのお腹のスペースも確保してたほうがいいんちゃう?
ミヨ:そうかもね(笑)、ちなみに食べ放題は2時間の制限があって、食べ残しはダメ。飲み物には手軽なワインを置いてるけど、BYOBもやっているのでアルコールの持ち込みが可能なんですって。それからRingo
Japanese Kitchenでは期間限定のHoliday Sushi Tray($38)の注文をただ今受け付中。これはカリフォルニア巻きに太巻き、鉄火巻き、かっぱ巻き、おしんこ巻きがそれぞれ1本ずつと、マグロ赤身とハマチ、サーモン、卵の握りが各3貫ずつのった非常にお得なトレイで、パーティやイベントが多いこれからのシーズンにもってこい!しかもこのトレイ、1オーダーにつき、なんと$10のクーポン(レストランでのみ使用可)がついてくるそうなので、利用しない手はないわね♪
■All you can eat(毎日)
値段:大人-$22.95(月曜日のみ$20.50)/6歳〜12歳-$8.95/6歳以下-無料/学生-IDを持参すれば20%Off。金曜日と土曜日のみ要予約。
Wasabi
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773-227-8180 |
2115 N. Milwaukee
Ave. Chicago
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最近新しい場所に引っ越したWASABI |
ミヨ:美味しいラーメンで知られるWasabiだけど、佐々木シェフが握るお寿司もWasabiに欠かせないシグネチャー・アイテムなのよ。
カズ:そっか。俺はいつも串焼きとラーメンばっかり頼んでたから、実はお寿司を食べるのは初めてやねん。でもWasabiの料理はどれも美味しいから、どんなお寿司が食べられるのか興味あるわ。
ミヨ:よかった。お寿司には一般的な握り・メニューやロールがあるんだけど、一番のお勧めはWasabiでしか食べられない創作握りよ。
カズ:へ〜創作ロールじゃなくて、創作握り?
ミヨ:そうなの。普通の握りにシェフのアイデアと、ひと手間をかけたちょっと贅沢な握りで、Special
Menuにのっているわ。早速、その創作握りを一通り作ってもらったので、紹介するわね。まず端から順に、和牛炙り、真鯛の柚子塩、うなぎとブリーチーズ、ホタテ炙り、本マグロの大トロ、そして塩穴子よ。大トロ以外は全て味つけがされているので、お醤油なしで食べてね。
カズ:ネタも豪勢でプレゼンテーションが綺麗やから、見ただけで涎が出てまうな。では、ありがたく頂きまーす。ほぉぉぉぉぉー、この和牛の握り、なんや、めっちゃジューシーで美味いで。
ミヨ:でしょ、でしょ!Wasabiに来たら、私も絶対頼むくらい大好きなんだけど、初めて食べる人は皆、この美味しさに感動するの。サッと炙った霜降り肉をネタにしてるので、お肉はトロみたいに柔らかくって、口の中にいれると肉汁とともに肉のうまみがフワァーと広がるのよね。で、後からトッピングのガーリック・チップスの香ばしさと、トリュフオイルの濃厚なかおりが追いかけてきて最初から最後まで、贅沢な気分に浸れるの。
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Wasabiでしか食べられない数々の絶品創作握り |
カズ:うーん、確かにこれは一度食べたら病みつきになるな。こっちの分厚い真鯛も、コリッとした新鮮な身の食感がええわ。飲み込んだときに柚子の香りと岩塩の甘みがほのかに抜けてくねん。醤油じゃなく塩で食べると、真鯛そのものの味がより強く感じられている。うなぎとブリーチーズは、濃厚なうなぎの味わいがまろやかなブリーチーズで優しく包みこまれてて、えらいリッチな仕上がりや。
ミヨ:このブリーチーズはWasabiでも人気のお寿司のひとつなんだけど、和洋、両方の素材を見事に組み合わせているところがユニークよね。それにトッピングのトビコやミクロ・スプラウトも見た目だけでなく、食感や味の幅を広げるいい脇役になってるでしょ。それからその横のホタテ炙りは、ホタテを醤油とバターをつけて炙っているので、奥行きのあるコクと風味が楽しめるのよ。
カズ:うーん!ホタテの身はツルッと滑らかで、炙ってるから甘みと香ばしさが抜群や。見事な大きさの大トロは、見た目からわかる脂ノリのよさの通り、口の中で脂身がぎゅーっと溶け出して自然にとろけてて、こんなに美味しいトロがシカゴで食べられるなんて俺ほんま幸せ〜。
ミヨ:カズ君、顔までとろけてるわ…(笑)。でも、本当にそれくらい美味しいもんね。最後の塩穴子も身がびっくりするくらいにフンワリと焼き上がってて、塩味だけで調味してるから軽く食べれちゃうでしょ。
カズ:うん、ソースがないと味がぼんやりしてるかな?と思ったけど、塩のおかげで逆に穴子の甘みや味が伝わってくる感じ。ほんのり柚子の香りもきいているので、爽やかで上品な後味が残るのもええわ。
ミヨ:ユニークな握りの他にも、和牛のタルタルとロブスターを巻いたサーフ・ターフ巻きや、アスパラガスとアボガド、キュウリ、マンゴー、シラントロ、ライムジュース、ハラペーニョ、大根、生姜酢をいれた野菜のシェビーチェ巻き、なんていう興味深い創作ロールもあるので是非試してみてね。
カズ:よーし、これからはラーメンだけでなく、ここでしか食べられないお寿司類も頼もうっと。
ミヨ:そうそう、Wasabiは2013年の10月から以前のロケーションより数ブロック先に移転したので、住所をお間違いなく。
■和牛炙り $5
■真鯛柚子塩 $4
■うなぎブリーチーズ $4
■ホタテ炙り $4
■本マグロの大トロ (時価によるが大体$7-8)
■塩穴子 $4
一統寿司
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773-871-1800 |
2616 N.Halsted St
Chicago
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シカゴで一番歴史のある一統寿司ではお酒に合う一品メニューが豊富 |
ミヨ:最後は1985年創業の一統寿司。ここは、恐らくシカゴで一番古い歴史を持つ日本食レストランで、オープン当時から日本の伝統的な味を守り続けてきたお店よ。
カズ:一統寿司はお酒にあう一品や美味しいお寿司があって、日本の情緒溢れる雰囲気もたっぷりやから、市内でアメリカ人を接待するときに使うと、すごい喜ばれるねん。
ミヨ:うん、懐かしい和風のインテリアは私たち日本人はもちろん、アメリカ人にとっても居心地がいいみたいね。一統寿司では毎日、世界各国から空輸されてくる新鮮な魚介を、選りすぐって仕入れているので、シーフードを使った料理はもちろん、クオリティーの高いお寿司が食べられるのよね。カウンターのボードには、その日のお勧めのお魚が書いてあるので、気になる人は是非チェックしてみて欲しいわ。
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その日のお勧めのネタを使ったシェフのおまかせ寿司コース |
カズ:今日はトコブシ、カンパチ、タスマニアン・シュリンプといったものがあるなぁ。
ミヨ:お寿司は好きなものを単品で頼むのもいいけど、その日のお勧めのネタを存分に楽しみたいなら、シェフのおまかせ寿司コースがベスト。内容はその日仕入れるネタによって変わるけど、樹昂シェフが厳選するとびきりのお寿司がとことん味わえるわ。今日は前菜の小鉢にとこぶしのポン酢和え、そしてメインのお寿司がお味噌汁と共に運ばれてきたみたいね。お寿司は、スズキと本マグロの赤身、平目のえんがわ、サーモン、スギ、カンパチ、たこぶし、タスマニアン・シュリンプの握り8貫と、ネギトロの細巻きが1本のってるね。
カズ:うん、どれもネタが新鮮でボリュームたっぷり。うーん、どれも文句のつけようのない美味しさで、あっという間に完食しちゃったけど、特にハワイ産のカンパチやコリコリとした食感がクセになるスギ、あっさりとした本マグロは最高やった。プリっとした食感と生の海老の独特な濃厚さが味わえる大きなタスマニア産の海老も、これまた珍しいのでお勧めや。ネギトロの細巻きもはとろけるような甘いトロの味わいにほろ苦いネギの風味がばっちりで大満足。
ミヨ:ちなみに12月はカンパチやタイが特に旬で美味しいそうですよ。
カズ:そうそう、握りではないけど、ここのスパイシーツナやウィンターロールといった一味違ったオリジナル・ロールも美味いので、握りと一緒に是非試して欲しいな。
ミヨ:一統寿司では、ディナー時は無料のバレーパーキングがあるので、郊外からでも駐車スペースの心配なく気軽にいけちゃうのよね。
カズ:内陸にあるシカゴでも、新鮮なネタを使った本格的なお寿司の食べられるところが沢山あったね。今回はお寿司の奥深い世界を一気に体験できて、めっちゃ楽しかった。お陰で出張の疲れもすっかり忘れて、胃の調子もええ感じになってきたで。
ミヨ:それは、よかった。でもなんだか、お腹が出張前の1.5倍に膨らんでる気が…。
カズ:そーか!?(汗)いや〜、きっと気のせい、気のせい。
ミヨ:イベントの多いこれからの季節、カズ君のような極端な食べすぎには注意ですが、ホリデーシーズンは、ちょっと贅沢にお寿司でお祝いするのもいいですよね!
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