●シカゴの観光・旅行

自転車で楽しむシカゴの景色「Bike Tour」

一般的には貸自転車屋さんとして知られている「Bike and Roll Chicago」は、Navy PierやMillennium Park、そしてNorth Avenue Beachなどにレンタルステーションがあり、ちょっとした散策やエクササイズの為に、自転車やローラーブレードなどをレンタルする事が出来ます（最低1時間から）。マウンテンバイクや、ロードバイク、そして変りダネの４輪自転車や、２人乗りのタンデム自転車など種類も豊富で、レイク沿いの道を走るルートはそよ風が気持ちよいので、人気があるそうです。(注: ステーションによっては置いてない種類もあります)　

このBike and Roll Chicagoでは、自転車を使ったツアーも行っており、今回編集部が参加したのはその中の一つである「Amazing Lakefront Tour」でした。湖沿いにあるメジャーな観光スポットを、ガイドさんと一緒に２〜３時間かけて周回するツアーなのですが、北はLincoln Park から、南はField MuseumやAdler PlanetariumのあるMuseum Campus までをグルリ。全長約５マイルの結構長いコースです。

今回はMillennium Parkの脇にある「Randolph & Columbus」ステーションでチェックインしましたが、他のステーションからの合流もOK。簡単な書類にサインして、自転車の種類を選び、脱着式のカゴやロック、そしてヘルメットなど、無料レンタルアイテムを借りて準備完了です。ツアー自体はガイドさんの自転車の後について走り、それぞれのポイントで説明を聞いたり、自由時間を取って散策すると言った感じですが、基本的には少人数なのでルートや休憩時間、走る早さなどは事前にガイドさんに話しておけば融通を利かせてくれます。
　
参加してみた感想ですが、3時間をかけて実際に自分の足でシカゴのウォーターフロントを見て周れた事、しかもガイドさんが色んな話をしてくれたのは非常に貴重な体験でした。特にビーチバレーを楽しんでいる人たちがいっぱいいるNorth Ave Beachなどはなかなか観光バスでは行けない所だし、灯台のある防波堤の先っぽから見る北ダウンタウンの景色は絶景です。観光バスだとあっと言う間に通り過ぎてしまったような街の風景や、道行く人々の様子をゆっくり楽しむことができ、観光客というよりは地元の人の一員になったような気分も味わえます。その反面、バスに比べると移動時間が長いので、せっかくたどり着いた先でじっくり観光する時間がなかったのはちょっと残念でした。

それから、自転車は慎重に選びましょう。編集部が選んだのは３段ギアのタイプだったのですが、ギアが軽過ぎて全然スピードが出ないので、ガイドさんについて行くのが超大変でした。マウンテンバイクかロードタイプがオススメです。当然の事ですが日焼け止め、サングラス、帽子、そして水は必携ですよ。

この他にも、チャイナタウンやシカゴのメキシコタウンと言われるピルゼン地区で食べ歩きをして、最後はブリューワリーレストランで締めるという、シカゴの食を楽しむFood Tourもあります。また、ガイドさんは要らない！という方には地図をみながら自分で好きなように回れるSelf Guided Tourもあります。

ガイドさんの後ろをひた走り。ちょっと速いんじゃない？	レイクサイドを走るのは気持ちいい〜！ブリーズが最高です！	ネイビーピアのオフィスにはとっても沢山の種類の自転車がおいてあります。
オフィス・ブースはこんな感じです。	こんな面白い自転車もあるんですね〜。	ノース・ビーチではビーチバレーをしている人が沢山。こんなの普通の観光バスでは見れない景色。
ビーチのバックに浮かぶシカゴの建物たち	公園の中をチリンチリン（ベルは付いてなかったけど雰囲気雰囲気）	意外と沢山の人が散歩・エクササイズしています。
ここからの景色も写真にいいね。	ヨットハーバーを横目に	こんなとこだって自転車ならへっちゃら。
あ、さっきみたアレだ。	ダウンタウンが近づいてきました。疲れた〜。