皆様こんにちは!いかがお過しでしょうか? 今日はカナディアンロッキーの最新情報をお伝えしたいと思います!
カナダは例のSARSの影響で、日本からの観光客が激減、とても厳しい状況です。ようやく長く厳しい冬が終わって外は日増しに夏らしくなってきているというのに、うちのオフィスはいまだに吹雪が吹き荒れています。
日本のニュースを見ると、SARSの感染地域という事で、国土面積の大きいカナダ全土が真っ赤に染まってしまっていて、なんだか凄く危ない国のように見えてしまいます。実際、うちの親も怖がってしまい、かわいい(?)娘に会いに来ることを拒否する始末...。どんなに大丈夫だって言っても理解してくれません。うちの親がこんな状態なら、果たして一般人はカナダをどんな風に思っていることやら...。そこで!今日はカナディアンロッキーの正確な現在の情報をお伝えしたいと思います!
まずは、皆様懸念されているSARSですが、結論はたったの一言、「ここは安全です。」
というか、SARSが騒がれ始めてから、その後報道がピークに達し、そして落ち着くまでの間、ここではSARSの危険性は全く感じられませんでした。どこか遠くの国の出来事という感じ。実際、街を歩いている人で、マスクをしている人は私には見つけられなかったし、あれはテレビの中だけの事だと思っていたくらいなんです。
ですから日本からの観光客はこちらに来てビックリします。皆さん、日本出発前には家族に大反対され、しかも会社からは日本帰国後10日間は出社しなくていいとまで言われ、それでも押し切って命懸けでカナダに来た!マスクもばっちり!!なのに!実際ここにはマスクをしている人なんていない!SARSのさの字もない!!日本でのあの報道は何だったんだー!!!となってしまうわけです。
カナディアンロッキーはこれからが一番いい季節を迎えようとしています。
ようやく湖が溶け始め観光にも適した時期です。例えばカナディアンロッキー1有名なレイクルイーズ、今年は6月8日に全ての氷がとけました。とけたばかりのレイクルイーズは神秘的なまでに美しいエメラルドグリーン色で、この時期が一番美しいと言われています。レイクルーズはもちろん美しいのですが、私の一番のお気に入りはレイクルイーズの近くのモレーンレイク。まるで絵の具を溶かしたような真っ青な湖水と、湖の後ろにそびえるテンピークスと呼ばれる山は、まさにカナディアンロッキーを代表する景色!湖手前の小高い丘の上から景色を堪能するもよし、カヌーで湖面に漕ぎ出でるもよしです。
またハイキングやラフティング、乗馬、釣り、カヌー、マウンテンバイクなどなどありとあらゆるアウトドアアクティビティーが楽しめるのもこの時期。特にハイキングはおすすめです!ただ車の中からロッキーを見るだけではなく、自分自身の足で大自然の中を歩けば、五感全部でロッキーの素晴らしさを感じられること間違いなし!景色はもちろんですが、これからの時期は可憐な高山植物にがぜん注目です。今ならヨーホー国立公園のエメラルドレイク周辺でグレーシャーリリー(黄色のかたくり)が見頃を迎えています。盛夏にはインディアンペイントブラシ(ごまのはぐさ科)やアーニカ(ウサギ菊)などなど、色とりどりのお花畑が目の前に広がります。
こんなにいいところなのに、今年は日本人観光客はまばら....。
でもだからこそ、今カナディアンロッキーに来ると、なんと!!外国に来たんだなぁー、と実感できること間違いなしです!!(因みに今までは、あまりにも日本人が多すぎて日本の観光地かと錯覚してしまったことがあるくらいでした。)でもホテルやギフトショップにはちゃんと日本人スタッフがいて、レストランには日本語メニューがあるので、言葉の面でも安心です。
そしてそして、どこもかしこも暇なので、今なら手厚いサービスが受けられ、VIP気分が味わえます!
ぜひ今こそ、多くの観光客の方にカナディアンロッキーを訪れて頂き、このかけがえのない世界遺産に感動していただきたいものです。
バンフデスクスタッフ一同、皆様のお越しを心よりお待ちしておりまーす!!