おかげをもちまして、本日無事免許を取得することができました。
今後他の方の参考のために、下記に簡単に一部始終をまとめてみます。
10時からスタート(水曜日)で、9:30に行ったところ、既に40人くらいが待機中。ただし、きちんと列を形成しているわけではない。
9:45くらいにおじさんが出てきて、まず、老人と妊婦を並ばせ番号札を配付、その後、残りの人を建物に沿って(中華料理屋の方面に)並べ、と指示した後、ひとりひとりに来訪目的を尋ねながら、番号札を配付(免許取得のみならず、ライセンスプレートやステッカーをとりにくる人もたくさんいる)。ちなみに、たまたまその近辺にいた自分はいい番号をゲット。
建物の中に入って、プロセッシングエリア前で番号を呼ばれるまで待機。既に番号札をもらっているので受付に立ち寄る必要なし。つまり、ここまでで書類チェックなし(その後、開門前の列がひけると、受付で番号札を受け取ることになるが、その際、書類チェックをしていた模様)。半分以上の人は建物の中に入れず。10時の段階で待機している人は80人以上。
ただ、建物の中に入った後はブースが7つ(in service)もあって比較的スムーズ。10分後には自分の番号を呼ばれる。
必要書類提示後、先方が作成した書類にサインしろ(3箇所)と言われる。内容をチェックさせて、とお願いしたにもかかわらず、(私の作成したものを疑うつもり?というすごい形相で)「you
should put your sign here!」と強要される。結局、内容チェックさせてもらえず。さらに、日本語でサイン(3箇所)すると「英語でないとだめ」。さすがにかちんときて、「パスポートを見ろ。日本語でサインしているだろ」。「ここは日本じゃなく、USでしょ」とこれまたすごい形相でにらまれ、こんなことでもめても仕方ないので、日本語の上に適当な英語でサインをする。正直先が思いやられた。
隣のキャッシャーでお金(10ドル)を払い、後方の視力検査へ。ここまで殆ど並ばず(1人だけ待った)。視力検査は、「No.5の行のアルファベットを左から順番に言って」といわれ、10個くらいのアルファベットを答え、「フラッシュしているのはどっち」と聞かれ、「どこがフラッシュするの?」とたずねた瞬間、両目の端でフラッシュしたので「両方」と答えたら、「はい、合格」。その場で試験問題用紙とペン(赤ペン)を渡され、「辞書を使うか」と聞かれ、「使わない」と答える。「どこでやるんですか」と聞くと、そこだよ、とすぐ隣のブースを指差される。
先客は一人のみ。問題は簡単(なぜなら、貴HPで勉強していたから)。再び視力検査のおじさんのところへ持っていったら「Perfect」といわれる。「Driving
Testを受けたいんだけど、どうしたらいいんですか」と聞くと、車を建物の後ろに回送してそこで待て、との指示。
実はここの英語もよく理解できなかったが、貴HPで場所を予習していたので、適当に「OK」と答えて、車を回送。既に建物の裏には5-6台の車が待機しており、その最後尾に車をつけて待つことに。この時点でまだ10:40。
15分くらい待って、おじさんが近づいてきて、貴HPのとおり、ウィンカーやホーンの確認をした後、のりこんでくる。このおじさんが話し好きで、日本から来たのか、日本って狭い島にたくさん人が住んでるんだろ、出生率が低いそうじゃないか、平均的に家族は何人なんだ、と立て続けに聞いてきて、運転にあまり集中できず。その上、「あ、そこそこ右折して」などと突然言うものだから、ちょっと慌てる。試験らしかったのは、アップフルとダウンヒルのパーキングとわき道に入った上でバックで再び本道に出る、ことくらい。アップヒル・ダウンヒルの駐車も、「はい、ハンドルを左にいっぱい切って、そうそう。で、ニュートラルポジションに入れて。いいんだって、とにかく入れて。ほら、縁石にぶつかっただろ、これでなんで左にいっぱい切らないといけないか理解できただろ」などといわれ、テストを受けているのか講習を受けているのかよくわからず、とにかく運転上不安なことはひとつもなかった。
全コース終了後「合格だよ」とあっさり言われる。この時点で11:10。ただ、その後も「こんなジョークを知ってるか」などと車に居座りいろいろと話されたが、さすがにジョークの世界になってくると(下ネタっぽかったし)英語が難しく、といって、ご機嫌な審査官に質問するのもはばかれ、意味がわからずとも適当に笑ってごまかした。この数分が今回一番しんどかった。確かに、印象として「日本人はスマートだ」とか言っていたこともあり、日本人とわかっただけでこの審査官は非常にリラックスしていた様子。「君のドライビングは完璧だ」とも言われた。
その後、アップデート、写真撮影、免許交付で、全て完了したのは11:20。
ポイントは、何よりも貴HPを注意深く読むことに尽きます。そうすれば、多少英語がわからなくても次にすべきことが既に頭に入っているので余裕があります。筆記試験は標識がわかればOK、路上テストは審査官の英語がわかればOK、という印象でした。
雑駁で恐縮ですが、こんな感じでした。貴HPには本当に助けられました。改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
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