住むトコ.COM 編集部 御中
先日、シャンバーグの運転免許センターの実地試験コース地図をいただいた者です。
おかげさまで、2011年12月29日に無事筆記、実技とも一発合格できました。
まずはお礼申し上げるとともに、今回の試験に関して、レポートをお送り致します。
■書類受付について
パスポート
SSカード
自動車保険証
住所確認書類
1.借家の賃貸契約書(の1枚目、住所の書いてあるページ)
2.自動車保険契約書(の1枚目、住所の書いてあるページ)
を準備し、住所確認も問題ありませんでした。
国際免許をお持ちでイリノイの免許取得より先に車を買われた方は、自動車保険は必ず加入されるでしょうし、運転免許を取るには当然住所も必要ですから、賃貸にしろ購入にしろ新居の契約書もお持ちでしょうから、この2種類の用紙をお使いになると渡米後早い時期から免許取得ができるかもしれません。(私は、まだ渡米から一ヶ月、当初のホテル住まいから新居に移って2週間程度だったため、電気もガスも初回の請求書が来ていませんでした。)
また、視力検査は、書類受付時にカウンターに置いてある検査機で同じ係員にされました。
すべての確認終了後、キャッシャーで$30を支払い、筆記試験コーナーへ行くよういわれました。
■筆記試験について
シャンバーグの筆記試験は3ページの紙に支給された赤ペンで直接書き込むものでした。時間は無制限。辞書を持ち込んで、試験に臨みました。
1ページ目、2ページ目が文章でTrue/Falseや選択肢を選ぶ問題。3ページ目が標識の形と意味を結びつける問題でした。
私の勉強レベルはIllinois Rules of the Road2011を一読した程度でしたので、3問ほど間違えましたが、7問まで間違いが許されるので、気合を入れて日本の運転免許試験ほど勉強しなくても受かりそうでした。
問題は、Illinois Rules of the Road2011の各章の終わりにある例題と半分ほどは同じ(選択肢が若干違いましたが)、半分ほどは違う問題でしたが、出題内容が違うだけで、問題文などは似たような文面でした。選択肢問題でAll
of Aboveが出た時は確かにすべて正解だったかと思います。
見直しをして、どう考えても間違えていない問題と、多少の不安が残る問題を数え、不安が残る問題が7問だったので、すべてを間違えても合格できるはず、との確信を得て、採点コーナーへ。結果は3問間違えで合格でした。
筆記試験に自信の無い方は標識の問題から解き始めて、住むトコの該当部分を読んでおけば全問正解できますし、標識問題は文章の読み間違いもないので、「絶対に間違えていない15問」を先に確保することで精神的に余裕ができるかと思います。
■実技試験について
コース図を事前にいただいていたので、会場に着いた時点で受付前に2周ほど試走。試走中、Golf
Roadで交通事故が起きていて警察車両が処理中でした。免許の試験車が巻き込まれたわけではなさそうでしたが、Golf
Roadは本当に車が多いのでみなさん気をつけてください。
コースに関して、私の直前にも試験車がいたためか、方向転換はAmerican
LnからCommons Drに左折直後の右側の駐車場で、坂道駐車は駐車場から出た直後、Golf
Roadとの中間地点あたりで行いました。また、以前に住むトコでM.H.さんが書いていた通り、最後のほうでショートカットをして、Woodfieldの手前のAmerican
Lnで右折し、免許センターに戻りました。ちなみに、車は3週間ほど前に買っていたのですがこの時点ではまだナンバープレートが仮ナンバーで、試験前の車体チェックの際に試験管が怪訝な顔でナンバーを見ていましたが、免許の試験としては問題はなかったようです。
■最後に、Illinois Rules
of the Roadに関して
試験問題には出ませんでしたが、お葬式の車両列の優先、歩行者でも酔っ払って道を歩いてはいけない、等日本ではなじみの無いルールもいくつかあり、試験の合否にかかわらず、イリノイ州で運転を始めたら、早いうちに一度は全文読んでおいたほうがいいものだな、と実感しました。(試験前と後に偶然えらく長い葬式参列車両の集団に遭遇したこともあり)
以上、今回の免許取得については大変お世話になりました。
春には妻も渡米してきますので、そのときの試験の参考にもさせていただきます。
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