●賃貸物件の借り方説明
■賃貸に際して必要な書類を準備しよう
大家さんとのインタビューを受ける前に、色んな書類を準備しておきましょう。アメリカでは物件を貸す際に人種などによる差別が厳重に禁じられています。しかしクレジット・ヒストリーや、クレジット・レポートと呼ばれる信用実績に基づく差別(?)が認められており、日本から来たばかりの人にはこの信用実績が無いので、物件を借りる際には他の手段で信用証明をしなくてはなりません。
●信用実績(Credit
Report)
既にアメリカに在住している人はアメリカでつくったクレジットカードを使用したり、電話代などを支払う度に知らないうちにこのクレジット・レポート(信用実績)が作成されています。このクレジット・レポートを作成している信用調査会社に依頼して自分のクレジット・レポートを取り寄せておくと便利です。これはエージェントに頼んでも良いですし、インターネットなどを使って自分で取り寄せる事も出来ます。(有料)アメリカ滞在期間が短く、クレジット・レポートが完璧でない場合などは会社員なら、会社からの保証書、学生なら銀行の残高証明書で代用しなければいけません。(残高証明は、家賃の支払い能力を証明するために提示するものですから、それなりの残高がある必要があります。)
▼インターネットで信用調査会社からクレジット・ヒストリーを取り寄せる方法
YAHOOなどのサーチエンジンで「CREDIT REPORT」もしくは「CREDIT HISTORY」と入れると信用調査会社からの信用実績の取り寄せを代行してくれる会社のリストが出てきますから、これを使うと便利です。
YAHOO!のCREDIT REPORT取り寄せオンライン・サービス
■主な信用調査会社
●会社からの保証書(Company
Gurantee Letter)
クレジット・レポートの代わりとして、勤務先の会社からの保証書を出す事もできます。テナントが社員であり、家賃支払いについては会社が責任を持つという事を会社のロゴの入ったレターヘッドに作成し、責任者の署名を添えます。こちらにサンプル・ページも用意してありますので、ご利用ください。しかし、中には「会社なんかいつ潰れるか分からない」と言って受けとってくれない場合があります。その場合は既にクレジット・ヒストリーのある人に保証人になってもらうか、追加のデポジットで解決するしかありません。とにかくエージェントに相談しましょう。
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