妊娠生活も後期に入ってきて、大きなお腹との生活にも苦しくなってきた記者。妊婦にカイロがいいらしいという噂を聞きつけて、この3月で2周年を迎えたエースカイロプラクティックにお邪魔しました。カイロとマッサージの違いも知らなかった記者には目からうろこの体験記。ついでにこりもすっかりほぐしてもらっちゃいました。
1)カイロはアメリカ発祥の医学
アメリカ中西部、アイオワ州で1895年に始まりました。脊椎のゆがみを正しくすることにより、神経系の働きを正常に戻し、痛みや病気などの根本原因を取り除く治療法です。日本のほうが有名なイメージがありましたが、日本にはまだ国家資格もありません。
2)カイロはマッサージとは違う
カイロをアメリカで実施するには大学で8年間の勉強をし、ドクターの資格をとらなければなりません。診察では、細かな問診に引き続き、コンピュータでの自律神経の異常を見つける検査機器、各種の検査、視診・触診、レントゲン撮影と、先生の目や手のみならず、科学的に多角度から検討して診察します。治療に入る前の1時間近くを費やして原因を見つけてくださいました。「ここが痛いんです」「では…」で始まるマッサージとは明らかに違いました。
3)いざ治療!は、ほんの数分
実際の治療時間はほんの数分です。脊柱の矯正が必要な箇所を、私の場合2?3回、ぐぐぐっとおすだけ。ぼきっと音がする場合もありますが、痛みはなく、一瞬で終わってしまいます。『もっといじって?!』と物足りなく感じるかもしれませんが、治療が終わるとなぜかすっきり。
4)きちんとした治療計画がある
2回目の治療日までに検査結果のレポートとともに、週何回、何週通いましょうというプランを作って下さいます。いつまでもだらだらと通うのではなく、当面の治療の後は、メンテナンスに通う程度に回数が減るので通いやすいな?と思いました。
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5)妊婦にカイロは適している
さて、ぼきっと押されるカイロは妊婦には危険では?と思っている方も多いかと思いますが、松下先生は妊婦用にも訓練を受けていますし、お腹に圧力がかからないように調整できる治療台を用いているため安心でした。レントゲンは胎児保護のため使わないのですが、その分丁寧に診察して下さいます。妊娠初期をすぎて、安定期に入ったらカイロにゴー!
妊娠中は日々体重が増えていくため、重心が変わり腰痛や足の痺れ、むくみなどの問題がおきやすいのですが、シップなどの医薬品類を一切使うことなく体の機能を正常に戻すので妊婦と胎児両方に優しく安全です。妊娠中は女性ホルモンにより脊椎の柔軟性が高まり、出産時に備えて靭帯が伸びやすくなるのですが、それにより今まであった慢性的な脊椎障害がこの時期のカイロの矯正で簡単に直ってしまうこともあるそう。これは、妊婦ならではの見逃せないチャンス!
6)不妊が治っちゃうこともある
患者さんの中には産婦人科の不妊治療に何年も通っていて、腰痛の治療のためにカイロに来始めたところ、数ヵ月後にめでたく御懐妊された方もいらっしゃるそう。脊椎が正常になると自律神経も正常に動き出すために、痛みやこりだけでなく、不妊や内臓疾患も改善されたり体が丈夫になる事も。
7)産後すぐ!も見逃せない
出産後は、急激に骨盤が元に戻るので、その時にカイロに通って靭帯がやわらかいうちに骨盤を正しい位置に戻すのが重要。産後2?3日から、カイロを受けることが可能だそうです。出産後はレントゲンも撮れるので、より正確に治療をしていただけます。出産後も赤ちゃんの世話で毎日が大変なお母さん、だからこそ健康で元気でいることが大切です。
さて、皆さんにとっても目からうろこ!の情報は、ありましたか? 妊婦が受けられるくらい体に優しいカイロに皆さんも足を向けてみてはどうでしょうか? エースカイロでは、コンピュータ化サーモグラフによる脊柱の検診は初回無料で提供されています。また、日本では一切保険が利かないカイロ、でもアメリカでは保険でカバーされることもあるので、在米中がカイロを受けるチャンスです。