●シカゴで買い物：Stan's Donuts

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ドーナッツ屋さんと言うと、最近はちょっと変わったフレーバーやトッピングを施した、お洒落でグルメなドーナッツ店がシカゴ界隈にも増えています。今回ご紹介する「Stan's Donuts」もそのうちの一つで、シカゴエリアに７店舗を展開している話題沸騰中のお店です。1965年にロサンゼルス郊外のWest Villageにオープンして以来、そのユニークな種類や美味しさが人気を呼び、近くにある地元UCLAの学生や、女優のエリザベステイラー、スティーブマックィーンなどのハリウッドスターをも虜にしたことでメディアに取り上げられたこともあります。そんな評判を聞きつけたプレッチェルで有名なシカゴのベーカリー「Labriola Baking Company」が、パートナーシップを申し込んだことからシカゴでのオープンが決まったそうです。

斬新でバラエティー豊かなドーナッツはスタンダートとドウボーイズ、スペシャリティーの３つの種類に分かれていて、その他にもヴィーガン向けやグルテンフリーのドーナッツもおいてあります。ドリンクにはコーヒーやシェイクを含むアイスクリーム系、それにフラッペなどもあり、こちらもドーナッツに負けない人気アイテムです。

現在はシカゴ市内を中心にロケーションがありますが、今回は唯一の郊外店であるOakbrook Center店（AMCシアター側のフードコート内）を訪れて、気になるドーナッツをいくつかトライしてきました。

Cherry Old Fashioned
	外側はカリッ＆中はシットリとした生地で、甘さ控えめの優しい味わい。粒々チェリーの果肉入りで、さくらんぼの甘酸っぱさがアクセントになっています。
Lemon Pistachio Old Fashioned
	レモンとピスタチオというユニークなコンビネーションのオールドファッション。シットリと重ための生地にはレモンの爽やかな酸味がほんのりと漂っていて、それを包み込んでいるピスタチオ入りのグレイズドの甘さとシャリシャリ感がグッド。
Coconut Cake
	タップリとココナッツフレークをまぶしたココナッツケーキは、フワフワ＆モチモチの生地がとっても美味。ふっくらと厚めに膨らんだ生地はキメが細かく、イーストの風味も楽しめます。
Cinnamon Roll
	シナモンの風味が決して強すぎないので、スパイスが苦手という方でも食べやすいはず。甘さ控えめの生地にはシュガーグレイズドが薄くコーティングされていて、ボリュームもあるので満足感もたっぷり。
Captain Crunch Bismark
	キャプテンクランチというブランドのシリアルをトップにのせたドーナッツで、ふっくらと膨らんだ柔らかい生地の中に、コンデンスミルクの様なコクのあるカスタードクリームがタップリ入っています。レモンの風味もほのかに効いていて、甘い中にも爽やかな風味がとっても良いお勧めの一品。
Chocolate Drizzle Pretzel
	シカゴ店を共同運営をしている「Labriola Baking Company」はプレッツェルで有名ですが、そのプレッチェルを使ったプレッツェル・ドーナッツもあります。モチモチと柔らかい生地はどっしりと食べ応えがあり、シナモンとチョコレートソースを合わせた、このお店の人気メニューの1つ。
Chocolate Pocket with Nutella & Banana
	表面に艶々のヌテラ・チョコクリームをたっぷりとのせてある、見た目からしてとっても甘〜いドーナッツ。生地の中央の空洞ポケットにはバナナの輪切りが入っていて、口に入れるとまるでパフェかトライフルのを食べているかのような気分になれます。
Coffee and Vanilla Shake
	ドリンクのコーヒーには、フィラデルフィア発祥の「La Colombe」のコーヒーを使用。「ラ・コロンビ」はシカゴエリアにもカフェを５店舗ほど展開しているコーヒー専門店で、丁寧に焙煎した豆から淹れているので、バランス良い味と香ばしさがドーナッツにピッタリ。アイスクリームメニューから選んだバニラシェイクは甘さが控えめで、ストローに可愛らしいミニドーナッツがおまけで付いて来るのもハッピーポイント。

目新しいフレーバーと美味しさが魅力の「Stan's Donuts」は、シカゴで人気のドーナッツ　ベスト５に入るともいわれており、バラエティーも豊富でまだまだ紹介したいドーナッツがたくさんあります。事前オーダーやケータリングも可能で、可愛いミニドーナッツ・トレイや大きなドーナッツケーキも作ってくれますので、イベントやパーティーの利用にも活躍してくれそうです。

（09/11/2017）