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先月号のシャンプーの種類や選び方から、今回は正しいシャンプーの実践の確認をしていきましょう。といっても、毎日の習慣で、今までずっと続けてきているのですから、「今さら?」って思われる方も多いと思います。しかし、髪のボリュームが気になってきて、排水溝の抜け毛を見て不安に感じたことがある方もいらっしゃると思います。どんなにいいシャンプーや、せっかくの頭皮ケアのシャンプーでも仕方が間違っている効果が半減してしまいます。
* ステップ1シャンプー前
軽くブラッシングをしましょう。特に髪の長さがミディアム〜ロングの方は髪のもつれをとかし、ホコリなどの汚れもある程度取れるので、シャンプーがしやすくなります。この際はクッションブラシを使って、必ず毛先からブラシを入れて順に根元に向かっていってください。からまりを解いておくだけでシャンプー時の余分な抜け毛は減ります。それに血行が良くなり顔色もよく見える効果もあります。
* ステップ2予洗い
シャンプー剤をつける前の流し。これをただの髪を濡らす作業と思っている方が多いと思いますが、実はこれも重要なのです。髪を濡らすのではなく、頭皮からしっかり流すという感覚です。2?3分流すことによって7割くらいの汚れは落とせて、シャンプーの泡立ちも良くなります。
* ステップ3シャンプー
しっかり水気を切って、シャンプー剤を手に取り、まず手で泡立てます。シャンプー剤の量は多すぎても少なすぎてもいけません、髪の量や長さによって違いますが、だいたいミディアムでポンプワンプッシュです。シャンプー原液を直接頭皮につけると全体にいきわたりにくく、しかも洗い残しやすくなるので、頭皮のトラブルになりやすくなってしまいます。シャンプーで一番洗わなくてはいけないのは「頭皮」ですから、泡立てたシャンプーは髪でなく頭皮につけて、決して爪を立てずに指の腹を使って頭皮をマッサージするように、頭皮をしっかりつかみ円を書いたり、ジグザグに動かしたりして襟足までしっかり洗いましょう。
* ステップ4すすぎ
これも重要!十分すぎるくらいしっかり流してください。フケやかゆみの原因の多くは、流しきれていないシャンプーが原因と言われています。
* ステップ5リンス、コンディショナー、トリートメント
正しくシャンプーした後は効果的なリンスやトリートメントを!シャンプーをしっかり流し終わったら水気をしっかり切って、髪の長さに合わせて適量を手に取りなじませて、髪の長さの中間から毛先に向かってもみこみ、指で挟みながら手グシを通すようにつけます。髪の短い方は表面をなでるように。大切なのは「頭皮にはつけないこと!」毛穴のつまりの原因となるだけでなく、ペタッとしてボリュームが出なくなってしまいます。もし時間があれば、数分放置しておくとさらに効果が上がります。すすぎは余分な成分が流れるくらい髪にしっとり感が残るくらいで大丈夫です。
★ 髪に対する効果の大きい順に
1.トリートメント
2.コンディショナー
3.リンス
となっています。リンスとトリートメント2種類を使われるのも結構ですが、その分、質の良いトリートメントを1つ買って毎日使う方が現代のダメージやストレスを受けた髪には適しているかもしれません。
正しくしっかりシャンプーした髪はいつもと質感と手触りが違うはず!これからずっと先まで健康でキレイな髪を保つための第一歩!ぜひ実践してみてください。ご質問はユニヘアーまで。
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