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不況です!日本もアメリカもこの不況の中で節約時代です。しかし消費が低迷している中で、ある日本の小売りチェーンで売り上げが伸びているものが、「ホームヘアカラー」だそうです。今まで、美容室で染めていた髪をホームカラーですませて節約するということらしいです。簡単に手に入って、自宅でいつでも染められる、その手軽さ故に、失敗もつきものです。そこで今回の緊急掲載では、なるべく失敗しないためのアドバイスです。なぜこのようなことを美容室側で提案するかというと、再び美容室で染める時、色ムラが出来て均一に染めづらいとか、今まで染めていた色と変わっていて色が合わせづらいというような問題が起こっているからです。さらには、間違った染め方をして、髪のダメージが進行して、来店のとき、希望するヘアカラーだけでなくカットや、パーマにも影響が出てきてしまうので、自宅で染めなくてはいけない状況はあると思いますが、染める前に注意していただきたいポイントを、2つにしぼって、今回は白髪染めを基準に説明させていただきます。
@色選び・・・色の種類には明るさと色味があって、大切なのは明るさです。シカゴの日系の小売店で手に入るものでは数字で明るさが決まっていて、サンプルなどもありますが、なかなかわかりにくいものです。日本人の元々の色は5、6番くらいで、他の人より黒めだなと思う方で7番くらいです。今、一般的に流行っている明るさで、お店でもお薦めしているのが、元の色より少し明るい自然な茶色で、番号で選ぶとしたら、3番か4番くらいです。2番くらいの明るさになると、白髪だけ染まらないという結果になってしまいます。逆に、いつも少し明るく染めているのに、間違って黒っぽく染めてしまうと、それをもとの明るさに戻すのは、大変難しく、色ムラやダメージの原因になってしまいます。
A染め方・・・染め方ですが、基本は使用法、時間などすべて説明書通りにする!です。初めての方は全体につけるのですが、根元が明るくなりやすいので注意してください。
いつも染めていて、新しく伸びてきたところを染める場合は、なるべくその伸びてきた部分だけにカラー剤を付けるようにしてください。カラー剤が余ってしまうと付けてしまいたいのが人情!しかし、毎回、毎回毛先まで付けてしまうと色ムラとダメージの原因になってしまうので気をつけてください。最近の商品は、使う分だけを出して、次回も使えるように経済的になっているので買うときに確かめてみてください。
今回参考にさせていただいた日本製の商品は、「サロンドプロ」(ダリア)、「シンプロ」(クラシエ)、「ビゲンスピーディー」、(ビゲン)です。本文中の明るさの番号もこちらの商品を参考にしています。どれも、小分けして使えるタイプです。もし日本の製品が手に入るのなら日本製の方が、ダメージも少なく、使いやすいでしょう。ヘアカラーに関するご質問はユニヘアーまでどうぞ。
<Uni-hair>
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