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この春、夏新しくシカゴやミッドウエストに引っ越してこられた方やこちらで紙を切るときに店探しに悩まれている方に…
新しい土地に引っ越されてきたら、気になることの一つに「髪を切るのはどこに行けばいいの?」というのがあると思います。日本国内でもそう思うのに、外国へ来たら何もかも大変そうと思われている方も多いと思います。今はウェブサイトなどでも情報は探せるので便利になっていますが、実際にきてみて「アメリカの美容室はたくさんあるけど、日系の美容室は少ないなぁ」とか…。NYやLAなどは日系のお店もたくさんあるのに、ミッドウエストはとても少ないのが現状です。中にはせっかくアメリカに来たのだから現地の美容室にチャレンジ! なんて方もいらっしゃるでしょう、美容室の種類はだいたい日本と同じですが、あまり日本のように美容室、理容室と分かれてはいなく、ユニセックスのお店が多く、その中で、
@すっごく安いチェーン店
A地元に支持を得ている中堅的な個人店
B高級感やファッションセンス売りにしている高級美容室
と、3つに大きく分かれます。
そこでまず気になるのが英語力とかだと思いますが、それ以前に、現地のアメリカ人美容師さんには、@同じアメリカ人の髪質ならなれているのですが、日本人の髪質になれている人が少ないということと、A日本の流行や日本人の好みというのを知らないという現実があります。仮に写真や切り抜きを持っていっても、イメージは伝わるかもしれませんが、それをできるだけの技術が無いというのが現状だと思います。なので、言葉が通じてもどうにもならないということなのです。
日本でも最近増えてきている安いチェーン店や1000円カットなどがありますが、手先の器用な日本人美容師さんが短時間で切っても、満足はいかないまでも、悪くはないか、というところだと思いますが、こちらでは、安ければ$10前後でカットできるところがありますが、結果はかなり悲惨なようです。日本のシステムでは、アシスタントのときにたくさん練習を重ねてお客様に携われるようになっていくのですが、こちらでは一部の美容室をのぞいては、学校を卒業して美容免許を取ったらすぐにお客様というのが現状ですから、平均的に上手な日本の美容室とはかなりギャップがあるのです。
それでは、モールに入っている店や中堅的な個人オーナーの美容室でというと、カット料金が平均$50くらいのわりには微妙なところで、高級美容室ではカット料金が$70〜$100でも同じような感じです。後は担当の美容師さんとの相性みたいのが良ければまあまあみたいなところです。アメリカでは一昔前まで、髪を切る職業をしている人には、イタリア系の移民の方が多かったようです、一概にはいえませんが、職人気質みたいなところで日本人に似たところがあるのか比較的評判も良いみたいなので、もし近くに日系の美容室が無くて、どうしても切りたいとなったときは、試されても良いかもしれません。
それでも、やはり初めて行く美容室というのは、期待半分不安もあることと思います。一番確実なのは、近くにいる方やお友達が行かれている美容室の評判を聞いて、紹介してもらうことだと思います。アメリカでの美容室探し、大変でしょうが、悲惨な目に遭う前に、ぜひ一度ユニヘアーにご相談ください。
<Uni-Hair> |