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今日は皆様にアプブスで有名なスイスをご紹介したいと思います。
今回、私が訪れたのはドイツ語圏にあるスイス最大の都市チューリッヒ、スイスの首都ベルン、中央スイスを代表する都市ルッツェルン、バーゼルという4都市でした。
まずは寝台列車でチューリッヒへ。チューリッヒは経済、商業、文化の中心的存在という大都市でありながら、東京やシカゴとは違い、高層ビルはそれほど多くなく、個人まりとした小都市の魅力も兼ね備えています。
ここチューリッヒは経済の中心地であるため、それほど「観光」できる場所は多くないのですが、街にはオープンカフェがたくさんあり、また有名なスイスチョコレートの店もたくさんあります。シカゴからはチューリッヒまで直行便が飛んでいますのでスイス国内の別の町に移動される前に1泊されてリラックスされてはどうでしょうか。
その後チューリッヒで1泊した後、湖畔の町ルッツェルンへ。ここルッェルンはチューリッヒやジュネーブに比べて日本、アメリカでの知名度は低いもののスイス国内では重要な観光都市で有名です。
チューリッヒ中央駅からは頻繁にルッツェルン行きの電車があり、約50分。旧市街には教会や城壁など歴史的建築物が至るところに立ち並び、歩いているだけでも
町の歴史が古いことを十分に実感できます。
また、ルッツェルンには山、湖、川すべてが揃っており、いかにもスイスをコンパクトにした最高の観光の場所と言えます。
ルッツェルンは城壁に取り囲まれており、その真ん中をロイス川が流れ、美しい中世都市が両岸に発展していきました。
その両岸の町をつないでおり、ルッツェルンのシンボルでもあり、多くの観光客が集まるカペル橋へ。このカペル橋は14世紀初頭に建造され、全長は約200mでヨーロッパで最古の木橋となってます。カペル橋自体は湖側から敵の侵入を阻むために建造されたもので屋根の梁にはルッツェルンの守護聖人の生涯を描いた100枚あまりの板絵があります。
このように中世の面影を残すルッツェルンの街を散策するだけでも十分楽しむことができます。
ルッツェルンを後にした後、いざスイスの首都ベルンへ。ここベルンも中世の姿を残している典型的な都市であり、ベルン旧市街は街自体がユネスコの世界遺産にも登録されているほどです。
旧市街には、大聖堂や時計塔また16世紀に作られた噴水がたくさんあり、それらがベルンの街を彩っていて昔の様子をうかがうことができます。
また、ベルンの街は約3分の1が公園と森で、非常に緑が豊かな街で「ヨーロッパで最も美しい花の街」としても知られております。
ベルンの語源でもあり、この街は熊で有名であり、町の中に実際の熊がいる熊公園が
あるほどです。ヨーロッパ最長ともいわれる石造りのアーケードや地下のケラー(貯蔵庫)など個性的な店が集まるショッピング天国でもあります。広場で定期的に開かれる市場ものぞいても楽しいですよ!
ベルンを後にした後は今回の旅の最後の都市バーゼルへ!ここバーゼルはフランス、ドイツ、スイスの3カ国の国境が接しており、バーゼル中央駅にはスイスとフランスの国鉄のプラットホームがあるほどです。
また、バーゼルはライン川沿いにあり、スイス最古の大学がつくられた中世の時代から学芸や文化の中心地として発展してきました。市民によって建てられたヨーロッパ初の美術館をはじめ、漫画博物館、紙の博物館など個性的なミュージアムがそろっていることでも有名です。
ここまで簡単ではございますがスイスの4都市をご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか。
スイスはアメリカや日本とは全く違った性格の国ですがゆっくりリラックスされるには
最適の国です。
みなさんも、ぜひお休みが取れた場合にはスイスへ訪れてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
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