|
日本に里帰りしたついでに国内旅行をしたい!、というのは誰しもが考えるアイデアです。海外在住の方向けにお得な日本の国内線のチケットがあるのをご存知ですか?このチケットの料金は何区間でいくらと固定されており、区間は自分で自由に選択できます。それ故、長い区間を選択した方がお得感がアップします。という訳で今号ではお得感の高い沖縄をご紹介します。
本土から遠く離れた沖縄は本島だけでなく、宮古島、石垣島のある八重山諸島など広い範囲に見どころがありますが、今回は沖縄本島に絞ってご案内します。島の南部には玄関口である那覇市、ひめゆりの塔、平和祈念公園などの戦跡、巨大な鍾乳洞の玉泉洞などがあります。また中部には美しいビーチや琉球文化を伝える琉球村、そして北部にはジンベエザメが見られる沖縄美ら海水族館、海洋博公園、ヤンバルと呼ばれる手つかずの大自然が広がっています。
沖縄の最大の魅力は日本でありながら、ちょっとした異国の風土や文化を体験できる事です。まず那覇空港に着いた時、独特の南国の熱気を体で感じるところから沖縄体験がスタート。台風が多いので家々はとても頑強とした作りですが、その屋根にはシーサー(獅子)がちょこんと載っていたりします。街にはハイビスカスなどの熱帯の植物が見られ、沖縄の県木“デイゴ”は初夏になると花が真っ赤に咲き乱れ南国風景を彩ります。またエメラルドグリーンの美しい海は南の島にいる事を最も実感させますが、ビーチだけでなく万座毛や残波岬などの断崖地から見渡す海も素晴らしいですね。
そして旅の楽しみは食事という方も多いと思いますが、まずは那覇にある『公設市場』に行ってみましょう。ここでは様々な食材を目にすることができます。沖縄風ドーナツ“サーターアンダギー”をかじりながら市場をふらつくと、色とりどりの熱帯の魚や海ヘビ、モズクや海ブドウなどの海藻類、豚の顔だけ皮を剥いだチラガー、マンゴーやパパイヤなどの南国のフルーツなどが並び、見るだけでも十分楽しめます。観光客向けのレストランもいいですが、私は街角にある『食堂』がお勧めです。こういう店は沖縄の“おばぁ”達が切り盛りしてることが多く、家庭料理に近い味を体験できます。有名なゴーヤーチャンプルーやソーキそばやテビチなどがボリュームたっぷりなのに安い!。私のお勧めは“ジーマミー豆腐”(島豆腐+特製ピーナッツたれ)です。食べ終わった後も座敷でゴロゴロできますよ。
また個人的なお勧めとして、沖縄の芸能を是非体験して下さい。島内の観光施設でも琉球舞踊などを楽しむことができますが、ここはひとつ“民謡酒場”に行ってみてはいかがですか?沖縄の人々は長寿で元気。年配の方々でも平気で夜中まで飲んで歌って踊ります。聞いても全く分からないウチナ―口(沖縄の方言)に囲まれ、三線(沖縄三味線)の軽快なリズムを聞き、泡盛を飲む。そして最後は全員でカチャーシーを踊って締める。初めてでも気軽に行けるこんなナイトライフは他にはありません。
アメリカにも沖縄から移住された方々が沢山いて全米各地に県人会があります。昨年には“世界のウチナーンチュ(沖縄人)大会”が沖縄で催され、多くの一世や二世、その家族の方々が沖縄を訪れました。もちろん故郷の沖縄を皆さん愛しており、アメリカに住みながらもその文化を伝えようと頑張っています。この記事を通じて多くの方々が沖縄をもっと知りもっと好きになって欲しいと思います。
<得々情報>
今回ご紹介したお得なチケットには以下のようなものがございます。詳しくはIACEトラベルまでお問合せ下さい。(フリーダイアル:1-877-224-4223)
*YOKOSO JAPAN AIRPASS(JAL)
国際線はJALまたはアメリカン航空などの“ワンワールド系”を利用すること。
1区間10000円+TAX。最大5区間まで料金設定有。8/9〜8/20は使用不可。
|
*STAR ALLIANCE AIRPASS(ANA)
国際線はANAまたはユナイテッド航空などの“スターアライアンス系”を利用すること。
1区間11000+TAX。最大5区間まで料金設定有。7/13〜8/31は使用不可。 |
|