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海外生活が長くなると、オーランド、ニューヨーク,カンクーン、バハマと一通り旅行に行かれ、次のご旅行にお悩みの方も多いはずではないでしょうか。そんな方におすすめなのが今回ご紹介するプエルトリコです。
プエルトリコはキューバ、ハイチ、ジャマイカなどの島々が並ぶアンティル諸島に位置します。諸島の中では一番小さい島ですが、ジャングルあり、山があり、やしの木が並ぶビーチがあり・・・・・変化に富んだとても美しい島です。100年ほど前までスペイン領だった為、スペイン、カリブ海、そしてアメリカ文化の融合に何ともいえない魅力を感じます。家族でも、お友達同士でもカップルでも誰でも楽しめる魅力的な島です。
プエルトリコには有名旅行雑誌“Caribbean”にて、カリブ海で最も美しいビーチにも選ばれた事のある知る人ぞ知る丸秘ビーチがあります。
中西部との時差も1時間〜2時間、アメリカ自治領ですので気軽に遊びに行けるのも魅力です。熱帯海洋性気候、冬でも最低気温が21度ですので、海で一年中泳げます。ベストシーズンは1月から3月です。
プエルトリコの首都は島の北海岸にあり、クリストファーコロンバス一行が“サンフォワンプエルトリコ(スペイン語で素晴らしい港)と名づけた通り素晴らしい街並みが広がります。経済、政治が中心のダウンタウンサンフォワンには高層ビル街が建ち、おしゃれなカフェやお店がたくさんあります。また、ダウンタウンの先の半島には、16世紀にタイムスリップしたかと錯覚するような石畳が続きます。岬の先端には世界遺産のエルモロ要塞が、海賊、他国から島を守る為に岬全体を囲っています。要塞は一般に公開され、当時の建築記録から、かの悪名高きフランシスドレイクに襲われた記録もあります。オールドサンフォワン内では観光用のトロリーバスが巡回しています。
オールドサンフォワン港から船で30分、カタ−ニョには、世界一のバカルディーラム工場があります。工場見学はまず、陽気なラテンミュージックを聞きながら、本日のお勧めラムカクテルを無料で試飲出来ます。ほろ酔い気分になった頃に見学はスタート。バカルディー工場の歴史から、様々なラムの違い、カクテルの作り方などを見学後、お土産ショップに到着です。ここでは、グラスからTシャツなど色々なバカルディーグッズが販売されていますが、お勧めはこの工場でしか手に入らないプレミアムラム。一度飲んだら他のラムが飲めないと言われているほどです。もちろん他のラムも比べ物にならないくらい安く工場直営販売しています。
アドベンチャーが好きな方には、是非エルユンケ国立公園をお勧めします。総面積28000エーカーの熱帯雨林では見たことのない熱帯の動植物に遭遇します。普段中々出来ない森林浴を楽しみましょう。最大の目玉は美しい滝です。マイナスイオンをたくさん吸収しましょう。またプエルトリコ本土からプエルトリコの楽園と呼ばれているクエブラ島、ビエケス島にも是非足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。また、島の南島の街、コアモには温泉があります。花と緑に囲まれ、ゆったりと露天風呂につかるのも素敵です。
こんな、実は色々な楽しみ方があったプエルトリコ、あなたもいかがですか?
■得々情報
夏は雨が多く暑い上に、8〜10月はハリケーンも多い時期ですが、航空券やホテル代が冬より割安なのが魅力です。シカゴから往復でTAX込でも$300以内に収まることもあります。
海沿いに立つ豪華なホテルにはカジノも併設しており一攫千金を狙う観光客でごった返しています。人混みが嫌いな方は是非、ホテル屋上テラスへ。サンファン港に沈む夕日を見ながら夜景をお楽しみ下さい。超豪華なリゾートホテルも沢山ありますが、お勧めはプエルトリコらしいプチホテルに泊まるのもお勧め。スパニッシュスタイルの豪邸をホテルに改装したホテルや、16世紀の修道院を利用したホテルもあります。
ホテルによっては、毎朝無料の朝食を屋上テラスで用意してくれるところもあります。海の香りと朝日を眺めながら、最高級と言われているプエルトリコ産のコーヒーをお楽しみ下さい。
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