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クルーズといえば、ハネムーンや記念日など特別な旅行のイメージがあり、家族旅行に向いてないと思われる方が多いようですが、実は、クルーズは手ごろで、家族全員が満足出来るのです。また、旅行は楽しみだけど、長距離運転や、空港での待ち時間、行く先々でのホテルのチェックインが煩わしいと思った事はありませんか?お子様連れだったら、荷物も増えるし、なおさら移動が大変です。
今回は、そんな悩みを一気に解決出来るクルーズを紹介します。国土交通省によると、日本人の年間クルーズ旅行者は約17万人と言われ、年々増加しています。クルーズには、宿泊ホテル代、食事代、移動交通費、エンターテイメントやアクティビティー代が含まれています。例えば、朝起きて、360℃見渡す限りの青い海を眺めながら、トロピカルフルーツを食べ、プライベートアイランドで泳いだり、お昼はバフェでお好きな料理をお好きなだけ食べたり、知らない町を探索。夜はちょっぴりドレスアップをしてディナーを楽しんだ後は、皆でラスベガスショーを鑑賞。その後は、子供は専用プレールームへ、大人はカジノや生演奏を楽しむ。小腹が空いたら、24時間オープンのピザショップへ、そして寝てる間に次の寄港地に移動します。これが全部含まれているのです。
夏の一番人気は、シアトルやバンクーバーから出発し、アラスカ湾を周遊するコースです。100種類以上の哺乳動物が生息しているインサイドパッセージでは船の上から動物ウォッチング。運がよければ、野生の鯨、シャチ、ラッコなどに会えるかもしれません。また、太古の昔から降り積もった雪が氷河となり、その雪が目の前で大音響と共に崩れ落ちるハーバーグレーシャーの光景は感動的です。雄大なフィヨルドと森林浴が満喫出来るミスティフィヨルド国立公園をクルージング、トーテムポールで有名なケチカンでは、本場の鮭釣りが出来るので釣好きにはたまりませんね。スキャグウェイでは、雪渓の残る絶壁を走り抜けるホワイトパス&ユーコーン鉄道など、書ききれないほど盛りだくさんです。中西部からの直行便も運行され、日本に里帰りする途中に立ち寄ることも出来るアラスカクルーズは一押しです。
ファミリー向けクルーズはなんといってもカリブ海クルーズ。クルーズ初心者は手軽な3泊バハマクルーズや、5泊西カリブ海がお勧めです。真っ白な砂浜、どこまでも続く青い海、野生のイルカにも遭えるかもしれません。世界遺産・自然・ビーチ・ゴルフとアクティブな方にお勧めです。年間を通してお手ごろなクルーズが多く、中西部から車で行ける範囲に出発地があるのも
魅力です。
最近のクルーズは、横揺れ防止機能が付いているので船酔いする人も安心です。ちょっと変わったクルーズもたくさんあり、プロゴルファーが一緒に乗船するレッスン付きクルーズや、世界遺産を巡るクルーズ、ダイエットクルーズなど、ただ楽しむだけでなく、旅行+αが人気です。船室はホテルと変わらず、料金は内側、海側、バルコニー付き海側、スイートの順に高くなります。部屋のタイプが違っても、利用出来る公共施設は変わりません。旅行スタイルに合わせて選びましょう。
クルーズを計画する際は、まず何に興味を持っているのか?を考える所からスタートです。アメニティーが充実した寄港地の多いアクティブクルーズ、又はのんびり型クルーズ、そして日数などを絞りましょう。日本語の話せる乗務員を用意しているクルーズもあります。
今度の旅行は、クルーズ旅行で心も体もリフレッシュしてみませんか?
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