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シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂いております。
2018年7月
ロンドン…歴史と文化がひしめく街

アメリカ英語から離れ、クィーンズ・イングリッシュを耳にしながら、メジャー観光都市ならではのツーリスト¢フ験をされてみてはいかが?

★イギリスについて知ろう!

ロンドンは、イギリスの首都となりますが、この英国の正式名所はご存じですか?「Kingdom of Great Britain and Northern Island(グレート・ブリテンおよび北アイルランド連合王国)」という実は長い名前なのです。4つの国、イングランド、スコットランド、ウェールズ、そしてアイルランドからなる連合王国なんですね。現在のイギリス国旗にはその連合王国それぞれのデザインが組み合わされているのがわかります(ウェールズを除き)。通称は、UKだとか、イギリス、と短く呼ばれていますが、実は多民族・多言語国家、実際、イギリスに足を運ぶと、イングランドを中心に住んでいるイングランド人、スコットランドに住むケルト系や、アイルランド系、ウェールズ出身者の英語はまたちょっと響きが違います。さらに、旧植民地時代の影響から、インド系やアフリカ系、さらにはカリブ系の方も多く住んでいますので、まさに多民族国家なのです。

その軍事力や政治・経済の世界への多大なる影響から「大英帝国」などと呼ばれた時代もありましたが、実際の国の面積は日本よりも小さく、本州と四国を足したくらいなのです。全人口は約6000万人、立憲君主制を保ち、元首はもちろん、女王様のエリザベス二世様。国民の宗教は、英国国教会信者が多い中、多文化国家だけに、カソリック信者やユダヤ教信者、イスラム教信者も多い。通貨はスターリング・ポンド、簡単にポンド(GBP £マーク)で呼ばれています。コイン類はペンス(pマーク)で、2ペンスや20ペンスがあるのに、25ペンスはありません。紙幣やコインには、必ず「エリザベス女王」がデザインされ、国をあげての女王様への愛情がひしひしと感じられます。ちなみに、スターリング≠ニ名付けられた理由は、昔このポンドの貨幣に小さな星印が付けられていた事から、あるいは、もともと1ポンド通貨が純銀(Sterling Silver)で作られていた事から、あるいは、ヘンリーII世時代の銀貨鋳造を担っていたのが、「スターリング家」だった事から…という様々な由来があるようです。

旅行中の必需品、携帯やカメラを充電する時に気づいては遅い!プラグの種類ですが、なかなかユニークな、カクカクしいもの。そして電圧に関しても、かなり高めの240ボルトなので、必要に応じては電圧を調整する変圧器を持参しておくのがいいかもしれません。また、イギリスのプラグの横には、スイッチがある場合が多く、こちらをオンにしてはじめて電力がはいってきます。朝目覚めて「えっ!充電されてない!」という事にならないように、必ずこのスイッチをご確認くださいね。海外旅行中に気になる命の水≠ナすが、一応(一応です)、水道水も飲んで安全なレベルだそうです。ただし、石灰たっぷりの硬水であり、そして、水元はあのテムズ川。決して綺麗な川とはいえないわけで…髪の毛を洗った後のゴワゴワ感はしょうがないとして、やはり旅行中の基本、飲む水はペットボトルのきちんと濾過されたものにしておいた方が安全でしょうね。

★首都ロンドンについて知ろう!

それでは、イギリスの中心、ロンドンへ足を運んでいきましょう。City of Londonと誇り高く呼ばれ親しまれている街、もともとウィリアム1世がノルマンディ朝を開いた時(11世紀)に、ロンドン塔を作り、現在のウェストミンスターに居住したのが、繁栄の始まりだと言うことです。実際、このロンドン塔は現在も観光地として訪問できますし、さらに大英博物館に行けば、イギリスの王朝の歴史が深く広く理解できるような展示物が目地通し。ロンドンのディープな歴史にアプローチするには格好の場所なのです。イギリスの長年に渡る首都として経済や政治の中心として活動しているだけでなく、ヨーロッパの、あるいは世界の主要都市として非常に重要な役割と注目をうけている都市なのは、読者の皆様もご存知のところだと思います。Greater Londonと呼ばれる「大ロンドン地区」の人口は約700万人、そのまわりは、グリーンベルト≠ニいう境界線によって、大ロンドン地区と外部都市とが遮断、と言われていますが、最近では街の発展や人口の増加などから、その境界線もはっきりとしないようになっています。「シティ」「ウェストミンスター」「ウェスト・エンド」そして「イースト・エンド」などと分けられるロンドン地区、どこにもそれぞれ独特の雰囲気があり、時間の流れ方も違うように感じるのが不思議です。ロンドンを一望したいのなら、London Eyeという名の観覧車にのってみるのもグッドアイデア。高さ135mから望む、テムズ川沿いのロンドンの街並は一目の価値があります。

観光客にも在住者にも嬉しい、ロンドンをくまなく走る地下鉄をご紹介しましょう。1836年に世界初の地下鉄として開業されて以来、Undergroundまたは Tubeという名で呼ばれ親しまれています。赤い2階建てバス、黒塗りのタクシー、など、イギリスのイメージたっぷりな乗り物は他にもありますが、非常に簡単で、ツーリストにも理解しやすく、効率的&経済的に目的の場所に行ける足として、とっても便利です。色分けされた路線図を理解し、オイスターカードあるいはトラベラーカードをゲットして(ビジターセンターや、各地下鉄構内の窓口、自動販売機で購入可能)いざ、出発!です。そうそう、観光時に気をつけたい事、まず公共のトイレですが、基本的に『有料』となります。20ペンスや50ペンス、と少額ではありますが、お釣りが出ない場合が多いですので、コイン類を用意しておくと便利。また、服装に関しては、イギリス観光では寺院や教会などへもぜひ足を運びたいですよね。こういった場所は、観光地であると同時に、現在でも聖職者や礼拝者がやってくる場所でもあります。あまり肌の露出のない服装を心がけておくといいかもしれません。さらに、ロンドンの気候がすごく変わりやすい! 急な雨などもびっくりするほど多いですので、折りたたみの傘や軽く羽織るジャケットなどの準備があるといいですね。石畳の古めかしい道もたくさん残っており、地下鉄利用時にもエスカレーターがない駅が多いので、歩きやすい靴は必須です。

★外せない観光地

世界中から観光客が集まるロンドン、様々な見どころがあるのですが、そんな中で「ここは絶対外したくない!」場所を幾つかご紹介しておきましょう。全てロンドン中心部から地下鉄で簡単に向かえる場所ばかり。日本の都市で電車に乗れる人なら大丈夫、イージーアクセスですよ。


●ビッグベン

ロンドンという言葉と同時に頭に浮かぶ人も多いであろう、ビッグベンの時計台。世界遺産にも登録されている、国会議事堂の建物の一部である時計台は1859年に完成、当時は世界最大の時計だったそう。15分毎に鳴らされる鐘の音はとても独特なのですが、実は一度ヒビが入っており、その修理後の音色が現在のもの、正午のメロディーラインは、そう、日本の学校でも使われている懐かしいものです。ロンドンのアイコン的存在、96mの塔の足元は現在も利用されているパーリアメント(国会議事堂)なのですが、実はこの内部も見学が可能。大きな広間のウェストミンスター・ホールから、様々な装飾品が飾られたセントスティーブン・ホール。政治の中心らしい厳かな八角形のセントラルロビーを通り、貴族院・庶民院(イギリスは2院制)を垣間見る事ができます。貴族院の革張り&金属ピカピカさと、庶民院側は木目調のシンプルさ、この違いを比べるのもなかなかおもしろいです。オーディオ・ツアーで参加するなら、大人一人18ポンドほど。ただし、かなりの人気なので、あらかじめオンライン予約をしておくことをおすすめします。
www.parliament.uk
■最寄りの地下鉄駅:Westminster


●ウェスト ミンスター寺院

もともと修道院として建設されたWestminster Abbeyでは、1066年から歴代のイギリス国王&女王達の戴冠式の場所として定められていますので、ニュースや新聞でも目にした事がある方が多いかもしれません。元ダイアナ妃の国葬、そして最近ではウィリアム王子とキャサリン妃さらに、ロイヤル達や著名人の埋葬されている教会ですので、『お墓』な意味もある由緒正しい寺院です。キング、クィーン、貴族達のお墓はもちろん、アイザック・ニュートン、チャールズ・ダーウィン、音楽家ヘンデル、など、教科書で聞いた名前が目地通し。なんとな?く申し訳ないのは、教会内の床の至る所にご遺体が眠っているわけでして、その上を歩いちゃってるんですよね、ごめんなさい。口を開けて眺めてしまう寺院内のデコレーションなのですが、その中でも、主祭壇にあるモザイク画(最後の晩餐、1268年)、レディ・チャペルの石による美しい天井デザイン、そして至るところに施されているステンドグラスの数々。そして「戴冠椅子(The Coronation Chair)」にもご挨拶。1996年まではこの椅子の間の部分にスクーンの石≠ニ呼ばれる、代々スコットランド王が戴冠式に使ってい特別な石が入っていたのですが、現在はエディンバラ城に保管されています。こちらの入場も、確実にしたいのであればオンラインで事前予約が可能です。
www.westminster-abbey.org
■最寄りの地下鉄駅:Westminster


●バッキンガム宮殿

イギリス観光では決して外す事のできない、バッキンガム宮殿。王室の公式宮殿として、執務の場として、そして海外からの迎賓達の宿泊施設として利用されている美しい建物は、ロンドンの中心にもあるため、観光客の足はとどまることはありません。夏場は宮殿内も公開される時期があり、750ほどある部屋の中で19室が一般の私達でも訪れることができます。が、かなりの人気ですのでウェブサイトから予約を入れましょう。宮殿内はカメラは禁止となります。映画やニュースでしか見たことのなかった大階段や、キンキラキンの王座の間(スローン・ルーム)、まるでセレブになった気持ちになる、大玄関の赤いカーペット、そして晩餐会の行われるダイニングルーム。シャッターを押す時間も惜しまれるほどの眺めになるでしょう。隣接されている「クィーンズ・ギャラリー」や「ロイヤル・ミュウ(車庫および馬屋)」へ迎えば、さらに王室の日常生活の様子が伺えます。これらに入る場合はRoyal Day Outと呼ばれるパッケージチケットを購入しましょう。おしゃれで気品たっぷりの、英国らしいお土産を探したい方にはうってつけのギフトショップも完備。さてバッキンガム名物衛兵隊の交代式なら、予約なしでも大丈夫。時間に合わせて(春夏は毎日、秋冬は隔日)宮殿に向かえばいいのですが、早めに到着して良い場所を確保することをおすすめします。交代式は宮殿の前に広がる広場と、宮殿敷地内で行われますが、敷地内はもちろんフェンス越しでの観賞となりますので、あしからず。それでも、威厳高いユニフォームと、歴史と文化を誇る衛兵隊の動きは本当にかっこいい! こちらの開催時間もウェブサイトで確認して挑んで下さいね。
www.royalcollection.org.uk
■最寄りの地下鉄駅:Victoria


●トラファルガー広場とピカデリー・サーカス

映画メリー・ポピンズで、おばあさんが鳩に餌をやっているシーン、覚えてますか? あちらの舞台そのものになったトラファルガー広場をご紹介しましょう。まるで東京のハチ公のように人だかりでいっぱいの中心地となりますので、簡単に見つけることができます。「トラファルガーの海戦」の勝利をお祝いして作られた広場、一番背の高い46mのオブジェはネルソン提督の記念碑となります。イギリス軍が1805年のフランス・スペイン連合国に勝利したときに殉職された方なのだそう。そして、日本のデパート三越のライオンのもととなったと言われている4頭のライオンは、なんともともと軍艦の大砲として使われていたブロンズから作成。週末になると何かしらの集会が行われていたり、政治的な演説をする人たちも多く、本当に市民の集会場%Iな場所なのです。美しい噴水の向こうにある建物は、ナショナル・ギャラリー。13世紀なかばからの様々な美術品が並んでいますが、こちらのコレクションは王室や貴族の所持物とは関係なく、個人市民の寄付によってなりたっていったというところが、ヨーロッパ内での美術館としてはなかなか面白いところかもしれません。嬉しいことに入場料は無料、モネやルノワール、フェルメールなど、教科書でしか見たことのない絵画の本物に出会えます。館内のカフェものんびり、そしてリーズナブルです。トラファルガー広場から徒歩で向かえる繁華街、ピカデリー・サーカスに迎えば、様々なお店やお土産屋さん、レストランにパブ、映画館に劇場、そして大道芸人のパフォーマンスなどで大賑わい。ニューヨークのブロードウェイを思わせる目貫通りです。ロンドンならではのおしゃれなファッションや文化の発祥地とも言われるソーホー地区もすぐそこ。小粋なナイトクラブやバーをお探しの方にはぜひ足を運んでもらいたいエリアです。
www.nationalgallery.org.uk
■最寄りの地下鉄駅(トラファルガー広場):Charing Cross
■最寄りの地下鉄駅(ピカデリー・サークル):Piccadilly

●タワー・オブ・ロンドン

ホラー映画が好きな方、必見の観光地。とはいえ、決して「怖い」場所ではないのですが、このロンドン塔の歴史を語る上で、一番頭に浮かぶのが、この場で処刑されていった人々の亡霊のお話なのです。ロンドンを守るための城塞として建設されたのが1070年、王族の居住地として、政治の中心として、はたまた牢獄として、といろいろな利用のされ方をしてきたタワー・オブ・ロンドン=Aヨーマン・ウォーダー≠るいはビーフ・イーター(その昔、警備員の賃金が牛肉で支払われていたから、とか?)≠ニいう名で親しまれている、案内人のコミカルなパフォーマンスに導かれながら、館内をまわります。「ホワイト・タワー」内では、王族が実際に使っていた様々な軍需品を見物、なかには、徳川将軍から贈呈された日本の鎧兜もあってびっくり。「ロワー・ウェイクフィールド・タワー」や「ビーチャム・タワー」では、牢獄として利用されていた世界を垣間見る展示物がたっぷり。ギロチンなどの拷問に使われた機械を目の前にしたり、囚人たちが壁に彫り物をして残していった名前などを見ると、あまりにも悲惨で鳥肌が立つかも。ここで処刑されたアン・ブーリン妃の亡霊は、今でもたくさんの人が目にしていると聞いています。「クラウン・ジュエル」では、イギリスの王室に代々使われてきたピッカピカの宝石類や冠、金ピカなマントなどが飾られていますが、大英帝国の偉大さを感じるとともに、あまりの派手さに若干ひいてしまうかもしれません。3106カラットあると言われている、アフリカ原産の巨大ダイアモンドカリナン≠ヘ、しっかり拝んでおきましょう。そうそう、カラスの糞、に気をつけて! じつは、「このタワーからカラスが飛び去ると、ロンドンが滅びる」という伝説があるらしいので、ロンドン塔では実際にカラスを飼育しているのだとか。よって、たっくさんのカラスの糞も落ちてきます、はい。案内人による説明ツアーと、自分たちで回る時間を含め、少なくても半日は滞在したい観光地です。ちなみに、ここから眺めるタワーブリッジの美しさも、絶品です。
www.hrp.org.uk
■最寄りの地下鉄駅:Tower Hill


●ハイド・パーク

気分転換も兼ねて、自然を楽しみたいならハイドパークへ。面積約1?5kmという大きさの公園には、演説台として有名なスピーカーズ・コーナーや、数々の美しいオブジェ、ボート・レンタルのできるアヒルがいっぱいの池や、美しい花々に癒される英国庭園、ジョギング・サイクリングコースも完備。ピクニックをしている家族や、ベンチでのんびりと新聞を読む英国紳士、ロンドン都会の忙しさとはまた違った雰囲気を醸し出しています。
 
公園内には、カフェやレストランも、程よい感覚で点在しているので、ぐるりと散歩しても休憩する場所はいくつもあります。ロンドン内には小さいものも含めて8つの王立公園がありますが、そのうちの1つがここ、それだけに正面玄関とイオニア様式の門はとても気品がありロイヤルな雰囲気がたっぷり。世界最初の万国博覧会が行われた1851年、それ以来、様々なイベントや野外コンサートでも利用される場所のようです。ハイドパーク内にある、ダイアナ妃記念公園(Diana, Princess of Wales Memorial Fountain)。ここでは、円を書いたような水路ができていて、噴水というよりは、清らかな泉のような雰囲気。よく見ると、その水の流れには多様性があり、優しい流れもあれば、滝のような荒い場所も。これは、ダイアナ妃の波乱に飛んだ人生を表しているのだとか。足や手を入れて楽しむ子どもたちの笑い声が響いていますが、子供が好きで幼稚園の先生でもあったダイアナ妃を偲ぶには最高の環境ではないでしょうか。
www.royalparks.org.uk
■最寄りの地下鉄駅:Marble Arch, Hyde Park Corner, Lancaster Gateなど


★エクスカージョン(小旅行)

ロンドン観光で1日あるいは2日「遠出」を考えている読者の方に、いくつかご紹介したい場所があります。まずは世界遺産好きにはたまらないStone Henge(ストーン・ヘンジ)、不思議な巨大石の遺跡を訪れてみましょう。最大で50トン以上にもなる巨大な石をどこから、だれが、どうやってここに持ってきたのか? そしてこの円陣に並んでいる意味は何なのか? 紀元前2000?2500年の間に作られたと言われてるストーンヘンジ、ミステリアス&スピリチュアルな雰囲気抜群、そして観光名所なだけに、ツアーバスもたくさん向かっています。ロンドン市内のバスターミナルVictoria Coach Station(鉄道用のVictoria Station からすぐ)から約3時間の旅、その後ストーン・ヘンジのあるコーチバス降車場所・ビジターセンターから遺跡前に行くには、更にシャトルを利用することになり、テレフォンガイド(日本語もあり)を聞きながら、ゆっくりと自分の足で古代のミステリーを巡ってみてください。お土産屋さんやギャラリーも完備、そして遺跡まわりの英国らしい田園風景もお楽しみに。
www.english-heritage.org.uk

Bath-バースは温泉で有名な世界遺産の街。1世紀ごろにローマ帝国の保養地として、お風呂や神殿が作られた場所、よってBath-バース、と呼ばれているんですね。ローマ帝国が去った後も、エリザベス1世の時代から貴族達のバケーションの地として有名になっていきました。現在もロンドンに次いでの観光地、入浴はできませんが、ローマの神殿のようなデザインのお風呂場の様子や、パワースポットとして信じられている神聖な雰囲気を見学できます。バースの街の中心にある寺院を訪れれば、こちらで採れるクリーム色の石造りの教会の美しさに圧倒、お腹が空いたら、1680年かオープンしているSally Lunn’sへ。素朴なサンドイッチやスープが美味しい、バース内で一番古いとされているレストラン。こちらで毎日焼かれているパンは、イギリス国内からわざわざ購入しにくる人も多いとか。作家、ジェーン・オースティンも楽しんだ味を、ぜひお試しください。
www.romanbaths.co.uk
www.sallylunns.co.uk

シェイクスピア好きな方にはたまらないのが、Stratford Upon Avon
(ストラットフォード・アポン・エイボン)への遠出。この街は、あの文豪シェイクスピアの故郷として知られており、現在も彼の生家や通った学校や洗礼を受け、そして現在は永遠の眠りについている教会などが残されています。革手袋職人だった父親は、町長にも選ばれた人だったそうで、黒い木のデザインが印象的な生家で8人の子供が生まれたのだそう(シェイクスピアは3人目)。Shakespeare’s Schoolroom & Guildhallに向かうと、当時の先生のフリをした人によるラテン語の授業が行われていて、まるでタイムスリップしたような気分に。きちんと答えられないと、先生にビシっとやられますので、予習は忘れずに。授業の後は、美味しいスコーンとシャンペンがあしらわれるのが嬉しい。のどかなエイボン川のほとり、女優アン・ハサウェイの別荘もあるいたる小さな街、ところどころにシェイクスピアのデザインや名前が目に入り、いかに地元民達から愛されているか、が感じられます。
www.shakespearesschoolroom.org

★ロンドンの味をご紹介

イギリス旅行は美食には向かない、なんて言われますが、いえいえ、なかなか美味しいものにも恵まれているのがロンドンです。人種のるつぼらしく、世界各国の味が楽しめるのと同時に、伝統の香り漂う英国食文化も素敵です。アフタヌーン・ティーを本場イギリスで、という事でしたらーーーがオススメ。まるで貴族にでもなったような気分、お茶とお菓子を優雅に気品高く楽しんでみましょう。イギリスの伝統的な朝ごはんは、実はとっても重々しい「働く人のミール」的な雰囲気。ソーセージにハム、ベーコン、卵料理にハッシュドブラウン、焼きトマトやマッシュルーム、お豆の煮物も添えてとボリューム満タン!これに紅茶とトースト(マーマレードたっぷり)です。フィッシュ&チップスも忘れないでくださいね。どこのパブでもサーブされている『ビールのおつまみ』的メニューですが、やはり本場のものは美味しい!ビールを使った衣がサクサク、味付けは塩と、モルトビネガーをたっぷりかけて食べるのがイギリス流のようです。GuinnessやLondon Pride, Greene
Kingといった地元のビールと合わせて、熱々をどうぞ! ロンドンでご飯物が恋しくなったら、あえてインド料理をおすすめします。歴史的にも文化的にも、街中にレベルの高い、そしてスパイスをふんだんに使った美味しいインド料理屋さんがたくさんあります。実は、英国のロイヤルファミリー達も、インド料理が大好きで、密かにテイクアウトをするのだとか。ウィスキー好きな方は、ぜひ本場のスコッチ・ウィスキーをお試しください。そして…スコッチの相棒として親しまれているハギスにもトライ! 羊の内臓を引いたものに、ハーブや麦をあわせ、羊の胃袋に入れて蒸したもの、という、なかなかハードルの高そうな珍味。スコットランドでは一般的な食べ物ですが、ロンドンでは賛否両論、しかしながら、アメリカ国内や日本ではかなりアクセスが難しい味ですので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

 

 
     
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