師走も迫りくるこの時期、会社や学校、ご近所さんとの集まりも多く、その際必ずクエスチョンマークなのが「プレゼントはどうする?」。このアメリカでは何をいつ誰にプレゼントしたらいいのか、ルールがあるような、ないような。。。日本のしきたりでは理解できない部分もあるし、“政治と宗教の話はしない方が無難”といえども、イベントの集まり理由そのものが“宗教儀式”出会った場合はどうしたらいいのかいな?と悩みませんか。
そうそう、誰にどのくらいの金額のものをあげればいいの?学校の先生にクリスマスのプレゼントをするのは間違っている?ギフトカードはラクだけど、失礼にあたらない?などなど、さらに頭を悩ませる質問は多々。さらには、年末年始を使って日本にお里帰りをするみなさんですと「さぁ、アメリカからのお土産と言えば、なにを持って行けばいいんでしょうか!」となりますよね。
今回の特集では、アメリカの1年間をカレンダー式でフォローしながら、いわゆるこの国ならではの「ご贈答」についてまとめて行きます。た・だ・し、ご存知の通り、アメリカではマニュアルがあってないようなもの。答えがあってないようなもの。あえて、筆者(とその家族)が通常ベースにしているギフト値段を所々に明記しておきます。これはあくまで我が家族の考え方からのお値段想定。個人的な見解、自分勝手な考えがたっぷりのレートですので、あしからず。
とりあえず、今までこのようなプライスレンジでやってきて、友人をなくした事はございません。。。(笑)。
■ お正月
日本でしたら“お年玉”が家族や親戚から渡されて、子供達はワクワクドキドキする日!なんですが、こちらはまったくもって“ニューイヤーズ・デー・ギフト“というのはないですね。ただ、クリスマスでいただいたプレゼントを「返品」して、それにともなって戻って来たお値段分で違うお買い物ができちゃう人はいる?どちらにしても、お正月にちなんだプレゼントのやりとりはない、という事でまとめられそうです。Happy
New Year!といいながら、ハグをする、くらいでしょうか(お金のかからないプレゼント、ですね)。
■ バレンタインズデー
寒い寒い2月、そんな中でも心をあったかくしてくれるのがバレンタインズデー。日本のそれと違うのは「男性から女性にもプレゼントをする」「チョコレートとは限らない」「部下や家族や友達にもカードやギフトをあげる」といった所でしょう。最愛の奥様へバラを送る、ボスが部下達にちょっとしたお菓子やスタバカードをあげる、子供達も学校で「バレンタインキャンディー」やカードを渡す。ただ面倒なのが、クラスルームでイベントして行うバレンタインズデー、ですと“人数分”揃えなければいけませんので、お父さん&お母さん、がんばって!
この時期必ず出てくるのが、ハート型のおいしくない(!)でも、とっても安いNECCO社製などのキャンディー。ラムネともいえない不思議な味、トランプの入れ物のような箱に入っているその名も「Sweethearts」。飴ちゃんひとつひとつに「True
Love」「Be Mine」「Kiss me」などと書いてあり、なんと1866年から製造されている由緒正しいハート型キャンディ。箱1つ1つに渡したいお友達の名前がかけるようになっていますので、これを人数分買えば学校に持って行くお配りキャンディーとしてグッド。
■ 秘書の日(4月最後の水曜日)
お世話になっているセクレタリーさん、出社前の机に「サンキューカード」と「花瓶に入ったお花」を置いてみましょう。このようなジェスチャーができれば、あなたもしっかりアメリカーンなビジネスマン!サンキューカードの中には、スタバカードやターゲットカード、あるいは、秘書さんに使ってもらえる頻度が高そうな文房具店のギフトカード(StaplesやOffice
Max, Office Depotなど)もいいでしょうね。額ですか?10〜15ドルくらいで十分ではないかな?と思うのは、実際に秘書を持っていない筆者の意見です。。。
■ イースター
復活祭はクリスチャンの御祝いイベント。なのですが、『春の到来』を伝える文化的イベントとしてアメリカ国内に広がっています。キリスト教の方たちは教会の礼拝に参加し、ちょっと豪華なブランチを家族で楽しみ、そしてエッグハントなどのゲームなどで家族団欒、という感じでしょうか。宗教に関係なくても、この日は家族がちょっとよそいきの服でおめかし、ショッピングモールではイースターバニーと写真を撮ったり、レストランで食事、などしている家族も多いようです。
イースターにちなんで渡されるプレゼントは「イースターバスケット」といった、昔、卵を入れて運んだようなバスケットの中に入ったお菓子やスナックの類い。小さなキャンディーは、プラスティックの卵型の中にいれたりして、まるで“ミネソタの卵売り”な気分(古いですか?)。ちょうど、日本のクリスマスあたりに出てくる「長靴のお菓子詰め」のように、様々な大きさ、お値段、種類、が揃っています。小さな子供達には、イースターバニーやひよこちゃんをモチーフにしたぬいぐるみをあげたりする事もあるかな。
■ 母の日(5第2日曜日)
なく子も黙る母の愛情、世界中で御祝いされている母の日ですが、こちらではカーネーションを送る、というだけでなく、お母さんを囲んでお食事に出たり、この日はお父さんが朝食をつくってベッドまで持って行ってあげたり。「高価なプレゼント」をあげる、という訳ではなく「お母さんへ感謝の気持をこめて」のジェスチャーが多く、また、家族ができるだけ集まってアットホームな時間を求める事につきます。
そうそう、血のつながっていないお母さんでも「お母さんのような存在の人」への感謝も忘れずに。離れている人には母の日カードを送る、電話をする。デリバリーサービスを使って、花束を贈る。物をあげたい、という方は、前から欲しがっていた家庭用品や、キッチン用品、あるいはスパやマッサージのクーポン、婦人服や化粧品の揃っているデパート(Nordstrom,
Macy’s, Neiman Marcus, Sacks 5thなど)もいいでしょうね。
■ 父の日(6月第3日曜日)
母の日と同様、お父さんへの日頃の感謝を込めて御祝いしたい日。6月も第3週になるとかなり夏めいてきますので、お庭でバーベキューしたり、お父さんを囲んでの野外パーティーなどもいいですよね。もちろん、パパが大好きなビールやワインを忘れずに!日本の父の日にセールになるアイテムはこちらも同様、仕事に必要なネクタイ(といってもあまりアメリカではスーツにネクタイって姿で御仕事に行く人は少ない?)、いくつあっても足りない靴下やシャツ。そうそう、野球好きなお父さんなら、メジャーリーグ観戦用チケットなどもいいでしょうね。ギフトカード派ならば、Home
DepotなどのDo It Yourself系なお店のものは喜ばれそう。
■ 卒業式
アメリカの卒業式は6月、長い夏休みに入る前に行われます。無事に学業を終えて卒業できるのは本当に誇らしい事ですが、特に、高校および大学卒業、となるとこれは家族にとって一大事!ビデオやカメラをもって、卒業式にのぞみますよね。さぁ、そんな「卒業生のいる家族や友達へのプレゼント」ですが、、、やはり多いのが「お金」「ギフトカード」かもしれません。特に高校卒業、つぎは大学入学!となると、寮に入ったり、遠くのキャンパスへ移動したり、と何かとお金がかさみます。
お金をあげるような封筒も売っていますし、アメリカでは別にピン札でなくてもかまいませんよ。自分の懐と相談してプレゼントしてあげてください。我が家では、近い親戚には100ドルほどあげています。ギフトカードにするならどこがいいでしょう?学生達が使いやすい場所、ターゲットや文房具店(上記で述べたOffice
Max、Staplesなど)、あるいは食料品を買うのに利用できるスーパーマーケットのギフトカード、はたまた若者が喜びそうなiTune用のプリペイドカードなどもいいですね。
■ 先生へのプレゼント
一年間お世話になった担任の先生へのギフト、これはしていいのか、してはいけないのか、、、気になる所ですが、答えは「いい」みたいです。はい。しかし、あまり高価すぎるものではなく、“重荷にならないギフト”を選びましょう。値段的にも20ドルくらいがマキシマムでしょうね。お手製のクッキーやマフィンを学期末の日に持ってくる生徒さんも多いようですが、その場合は、“清潔感”を忘れずに。正直な所、先生方はこのような「甘いものばかりもらう」傾向にあるようですので、ひょっとすると食べ物ではない方が好まれるかもしれませんね。
筆者は無難にスタバカード、ターゲットカード、あるいは、本屋さんのBarns
& Nobleのギフトカードを渡したり、時には、花束にしていますよ。一年間の感謝の気持を込めて、生徒から(親からではなく)もらうお花を喜ばない先生はいませんよね。また、子供達の写真入りのカードを送った事もありました。余談ですが、アフタースクールケアや音楽や体育など専門クラスでお世話になっている先生へのねぎらいの言葉&ジェスチャーも大切かな。
■ グランドペアレンツ・デー
レイバーデーの後に最初にくる日曜日をグランドペアレンツ・デーと定めているそうです。「母の日」「父の日」同様、家族水いらずでできるだけアットホームな時間を過ごしたい日です。シニアリビングなどに住んでいるおじいちゃん&おばあちゃんを訪問するのにもいい日ですよね。
■ ボスの日(10月16日)
へぇ、そんな日があるんですかぁ?と思ってしまったあなた、はい、ひとりぼっちではありません。アメリカにはこんな日もあるんです、ボスの日。日頃お世話になっている上司へ何か小さなプレゼントや花束、いかにも!という感じの風船などを部屋に飾ったり、といろいろとアイデアはあがりますが、本当にこのような日をきちんと御祝いしている会社があるのでしょうか?気になる所です。あるいは、部下達にしっかりと御祝いされた事があるあなた、あなたは、非常に良いボスなのだと自信をもっていいでしょう!
■ サンクスギビングデー
“感謝祭”にプレゼントを交換するしきたりはないようですが、お互いに招待したり招待されたり、で感謝祭のディナーをいただく場合、やはり何も持たないでお邪魔するのは恐縮しますよね。これは一般的なアメリカ人も同様のようです。では何を持参するか?まずは直接ホストに聞く人が多いようです、「何を持って行けばいいでしょうか?」と。特によい答えがない場合は、ワインを1本、飲まない人の場合はスパークリングソーダーを2本、など。あるいは、デザートになるようなお菓子の詰め合わせもいいでしょうね。あまり、しっかりとしたサイドディッシュになるようなお料理一品、は、「ホストから頼まれたら、要望があったら」にした方がいいかもしれません。
■ クリスマス&ハヌカ
クリスマスプレゼントはサンタクロースが持ってくるもの!1人1つでいいの!と何度力説してもアメリカ人には通じません。この日は家族それぞれが、他の家族それぞれにプレゼントするようになっているんです。もしおじいちゃん、おばあちゃんがいて、親戚が来て、お隣りさんも一緒にクリスマスを過ごす、なんて事になったら、全員分のプレゼントを用意しなければいけません。ただ、決して高価なものでなくていいんです。ジョークが好きな叔父さんにはギャグギフトを、アイドル系に熱中している姪っ子には、ジャスティンビーバーのカレンダーを。と、それぞれの性格や年齢にそった物を購入、そしてラッピングして、名札を付けておきましょう。
ユダヤ教の方たちが御祝いするハヌカ、こちらは8日間続きますので、それぞれの日にプレゼント、、、毎日豪勢なプレゼント、でなくていいのですが、それでも8個ずつ用意するのは至難の業。また、“ハヌカゲルト”と呼ばれる、ようは日本のお年玉のよう‘現金のプレゼント’もあります。この時期になるとチョコレートコインが良く売られるのは、このハヌカゲルトを真似ているからです。
■ 洗礼式、バーミツバ、バットミツバ
子供達が宗教的に成人になるお祭りがあります。キリスト教では洗礼式あるいはコンファメーション式、そしてユダヤ教ではバットミツバ(女の子用)、あるいはバーミツバ(男の子用)。どちらも、「これからは1人の大人として神との約束を守って行く」という意味あいがあり、こちらの式に出られるようになるために、それぞれの司祭や牧師、神父と何週間にもおよぶ勉強会をしたり、ユダヤ教の場合はヘブライ語を読めるようにならなければいけなかったり、、、
という訳で、このようなお祝い事に招待された場合は、その式の内容やバックグラウンドの宗教があなたの理解を超えていても、「参加する事が御祝いになる」という気持を忘れずに、どしどし参列してあげたいものです。そして、そこでの御祝いの品、この場合は「カードとお金」が主流のようです。額に関しては、本人との繋がりなども考慮しますが、例えば我が家では知り合いの娘さんのバットミツバに、200ドルの小切手をプレゼントしました。
■ 子供のバースデーバーティー
アメリカのバースデーパーティー産業はすごい!と思いませんか?子供達がたっぷりと楽しめて、親が‘ラク’できるバースデーパーティーを開催できる場所、これらは景気の良いビジネスのようです。チャッキーチーズを筆頭に、トランポリン系、ローラースケート系、プリンセス系、ゴーカート系、ボーリング系、水泳系、など、いわゆる「バースデーパッケージ」を用意しているお店やイベント会場は多々あります。お子様同士のバースデーギフト、これは15ドルくらいが妥当な線かもしれませんね。あまり高くなく、少なくもなく、、、もちろんその「品」は、お友達の好きなキャラクターや興味の対象が一番です。
よく知らないお友達(という時もありますよね?)の場合は「クラフト系」がよろしいようで。普段から欲しかったけど自分ではかわなかった「クレヨン・ペン・マーカーセット100点!」なーんて、男の子でも女の子でも嬉しいものです。そうそう、子供への誕生日プレゼントには「返品できるレシート」をもらうようにしましょう。ひょっとしたら同じプレゼントが2、3集まる、なんて事にもなりますので。これは“邪道”かもしれませんが、仲の良い家族ぐるみのお友達の場合、筆者はお父さん&お母さん用にもプレゼントを持って行くときもあります。ジョークの意味も含めて、テキーラ一本!など(笑)。子供のバースデーパーティーって疲れますからね、はい、家に帰ってのんびり一杯やってください。
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大人のバースデーパーティー
それでは大人のお誕生会にお呼ばれした時はどうしましょう?やはり大人でも誕生日ギフトは嬉しいもの。男性ならワイン、ウィスキーなどのお酒系、葉巻、なんてのもいいかも。女性ならば、かわいいジュエリーやスカーフなど、スパやエステのギフト券、あるいはカップルならば「お二人でゆっくりお楽しみくださいな」という意味を込めて、お気にいりのレストランのギフトサーティフィケートや、映画館のチケット、などもいいですね。
■ バッチェラレット&バッチェラー・パーティー
結婚式の前に行う“独身最後のばか騒ぎ”的なイベント。女性は女性同士、男性は男性同士で集まり、飲んだり食べたり、、、時にはアダルトなエンターテイメントを楽しんだりするようです。バッチェラレット/バッチェラー・パーティーの時にプレゼントを持参、という事はあまり期待されていないようですが、とりあえず、これから結婚する人にお金を払わせない、の暗黙の了解のようです。アルコール類やお食事をみんなでおごってあげる、ホテルに宿泊するならその費用を参加者で折半する、、、など。
■ 結婚式
そして結婚式!にはギフトはつきものですが、実は、何かプレゼントを考えて選ぶよりも、
既にカップルによって選ばれている「ギフト・レジストリー」からそれぞれの予算に見合った物を購入し、そして自宅の方へ送っておく、というパターンが多くなってきているようです。こうする事により、ラッピングをする手間がはぶけ、また、結婚式当日に式場まで大きなプレゼントを持参する必要がなくなる(それじゃなくても、お式やレセプションで大掛かりな荷物ですもんね)と、一石二鳥!
日本とは違って「上司から部下へは、==円、親戚は==円、2で割れる数字はダメ」といったルールはないですので、みなさんの納得の行くご希望の値段でプレゼントを購入すればよし!ちなみに、筆者の場合、あまりよく知らない方の場合は150ドルくらい。親戚や仲の良いお友達の場合は300ドルくらい。仕事がらみの方や部下さんへは200ドルくらい、を目安にしています。どちらにしても、結婚式というスペシャルな日に招待してくださった事に感謝し、お料理やお飲物をたっぷりと楽しませてくれる、それに対するお礼金だという事も考慮してのお値段想定。
■ ベビーシャワー
新しい命が家にやってくる!非常に幸せな事ですが、なにかと物入りとなりますね。ベビーシャワーという機会を通して、少しでもそういった「必要な物」を揃える役にたてれば嬉しいですね。という訳で、こちらベビーシャワーギフトも、結婚の御祝い同様「レジストリー制」がかなり広がって来ています。実際に新米パパ&ママが欲しがっているものをプレゼントしたい、という合理的なご贈答方法。ベビーザウラスやターゲット、あるいはちょっとおしゃれなポッタリーバーン・キッズ、などなど。オンラインでお買い物ができるのも便利。選んでいる時間がない場合は、上記のお店のギフトカードでじゅうぶんでしょう。
ベビーシャワーでよく出てくるのが「オムツタワー」。オムツを丸めたり、赤ちゃん用ソープやブラシなどをひとまとめにして、ウェディング・ケーキのようにみたてたもの。。。これって「きゃぁ!かわいい!」と、見た目はいいんですけど、実際はあまり喜ばれてないような気がします。同じお金をかけるのであれば、新米ママさんが少しでもリラックスできるような「スパ・ネイル用のギフト券」や“忙しい時でも美しくいたい!“方のために「まつげエクステンション券」などもいいかも。そして、パパには、、、そうです、テキーラ!
■ ギフトレシートについて
日本では余り行われないかもしれませんが、こちらでは「欲しくないプレゼントは返品する!」のがあたりまえ。ちょっと信じられないかもしれませんが、あくまで合理的にそして素直に、このような返品作業が行われます。その時に必要になってくるのが“ギフトレシート”の類い。これがあれば、いらない品物を返品し、その分のお値段で違うもの、本当に欲しいもの、を購入できるわけです。
もちろん返品をする時に‘どれだけの金額だったか’というのはばれてしまいます。が、返品をする本人も‘あなたがせっかく選んでくれたものを返品しました’とはよっぽどでない限り伝えて来ませんので、、、大丈夫。このように「もちつもたれつ」の仲を保ちつつ、出会っている時は笑顔で、そして決して“あ、この間あげたネックレスしてくれないのね?”なーんて突っ込みは入れずに、友情を育んで行くアメリカ生活、、、お互い強くならずにはいられません!
■ アメリカ人が好きな日本の物
アメリカ人に『日本的』なプレゼントを施したいとき、何がいいんでしょうか?のれんや風呂敷、屏風をあげても「これはどうやって使うんじゃい?」と、悩んでしまい、結局はクロゼットの中行き、あるいはホワイトエレファント行き(いらないプレゼントなどを持ち寄って横流しするゲーム)、になってしまいそう。
お酒を少々たしなむご家庭ならば「梅酒」や日本の「濁り酒」系は喜ばれます。珍しさ
という意味もありますが、実際においしいですからね。お子さん、特に男の子には‘忍者のコスチューム’が大当たり!でした。ハロウィーンでも使えますし。女の子には、かわいい日本のアートの小物入れや、りかちゃん人形の着物版、など喜ばれました。ティーンネイジャーには、アニメ系のものや、そうそう、普通に日本のスーパーで買えるお菓子系(キノコの山だとか、たけのこの里、駄菓子系)も受けました。
■ 日本へのお土産は?
さて、今度は逆に“里帰り”の時のお土産。これはひっじょーに難しいですよね。最近は日本にもビシバシとアメリカ製品やアメリカのお店が出回っているので、せっかく「どうだ!アメリカっぽいだろう!」と持参しても実はあまり珍しくもない、と。それではせっかくやって来た“アメリカに住んでるおばちゃん”的には納得がいきません!とりあえず、万人受けのいいのは、『配り系キャンディー』、これはコスコやサムズクラブでどっさりいけますし、あるいは、季節的なものであれば、イースターやクリスマス柄にデザインされたものも面白いかも。
他に主婦層に喜ばれるのが『エコバッグ』各種。以前日本に里帰りしたときに、あの“Trader
Joe’s”のエコバッグが1000円(プラス消費税)で売られていたときにはびっくり。Whole
FoodsやNordstrom、などちょっとだけお洒落系なものならきっと喜ばれるはず。小さなお子様がいるご家庭には、英語の絵本もあり!かな。というのも、最近みなさん“英語教育熱”があがってきているようです。ただし、日本国内での洋書値段は高い!特に、子供用のきれいなハードカバー絵本はかなりの額でした(5000円くらいしてました)。アメリカの本屋さんでセール中のものでもよし、あるいは、日本で既にTVキャラクターとして名が知られているものなら、なお喜ばれるかもしれません。
他にも、食べ物では「スモークサーモン」「ゴディバチョコレート(日本では高級品扱い)」「いかにもアメリカっぽい朝食シリアル」「面白&便利&カラフルなキッチングッズ」などが喜ばれました。
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