コーヒーの街、ナイキの街、バラの街、といろいろと頭に浮かんでくるけれど、まだ足を運んだ事のなかったオレゴン州ポートランド。
中西部アメリカとはまたひと味違った「海岸線を感じる」「西部のフロンティアを感じる」そして「ややヒッピー的要素を感じる」都市として有名なポートランドの街を探りに行ってみよう!という
事になりました。シカゴ・オヘア空港から飛行機で約4時間、さぁちょっとしたウィークエンド・ゲータウェイへ出発です。
★『オレゴンから愛』再び
飛行機を降りた先はオレゴン州ポートランド。とってもきれいな空港で、透き通った感じのデザインが近代的。空港の窓から見えるマウント・フッドの姿はフライトの疲れも忘れさせてくれます。
筆者の世代ですと日本で放映してたTV番組『オレゴンから愛』で木の実ナナさんがイチゴを作ってたなぁ、古谷一行さんがアメリカ訛りの日本語をしゃべっていたなぁ、などと思ってしまうのですが、今の若い方達はこのドラマ、知らないのでしょうね?すっごく感動するストーリーと広大な「アメリカ!」という景色が、子供の心にも深く刻まれたのを覚えています。
★嬉しいタックスフリー
空港を降りてからちょっと肌寒く感じたので(そうか、北海道と同じくらいの緯度だったんですね)まずは空港内の売店でスウェットシャツでも、、、と購入しようとした所、あら!タックスフリー!オレゴン州はアメリカ国内でも珍しい「ノータックス」な州。お買い物する時は、みたままのお値段を払えばいいんですね。これは嬉しい限り、今回の旅にはぜひとも「オレゴンでのお買い物時間」も入れなくちゃ!と即座に思い立った筆者でした。
http://www.portofportland.com/PDX_Home.aspx
★バラの都、ポートランド
ちょうど色とりどりのバラが美しい時期の6月。ポートランドの中を走っていると、高速道路の脇でさえバラの花が植えられていて、みているだけで癒されます。なんと交通標識にもちょこん!とバラの絵が書いてある、それもそのはず、このポートランド市は別名City
of Rosesと呼ばれています。ローズガーデンに足を運んでみると、その種類の豊富さ、色の美しさ、バラ1つ1つのゴージャスさ、香りのよさ、全てにびっくり。「インターナショナル・ローズ・テスト・ガーデン」の標識通りにクネクネ道を運転していくと、なんと7000株以上のバラが丁寧に育てられている眺めの良い丘に到着。なんと広いアメリカ国内でも、このようなバラ作りの試験場として作られた場所はここがはじめて、そしてポートランド市公園課が管理しているので入場料は無料!というのも嬉しい限り。
★ローズフェスティバル
6月は特にこの「バラの街」がさらに美しく着飾る時。“ローズ・フェスティバル”と題し、パレードが行われたり、バラの女王が選ばれたり、とそれはそれはフェスティブに街中が盛り上がります。そうそう、ローズ・テスト・ガーデンにはこの歴代の女王さまのサインが残されていたりして、そういった威厳のあるプレートをみながら、このフェスティバルの歴史を感じてみるのもいいですよ。このガーデンのある場所一帯は、実は大きな公園になっていて、動物園があったり、日本庭園があったり、テニスコートがあったり、市民の憩いの場的なエリア。家族連れやデート中のカップルも多い、心のあたたまる雰囲気です。
http://www.rosegardenstore.org/thegardens.cfm
★OMSIに行ってみよう
ウィルメット川沿いを走っていると見えてくるのがOMSIと呼ばれる博物館。これはオレゴン科学産業博物館(Oregon
Museum of Science and Industry)、5階建ての大きな室内には体験型やハンズオンスタイルと呼ばれるたくさんの展示物が列んでおり、観て触って感じて、サイエンスを遊びながら勉強する事ができるような仕組みです。子供達はもちろん、大人達もしっかり楽しめるこのミュージアム、何が一番面白いって、「胎児のホルマリン漬け」です、はい。すごいんです、胎児が大きくなっていく様子がみれちゃうんです。
OMSIのある場所はすぐ横がウィルメット川。ここには博物館の一環としてサブマリン、潜水艦が置いてあり、内部を見学する事ができます。体重制限&身体の大きさ制限があったりするので、妙な緊張感を覚えますが(最近メタボが気になる筆者。。。)無事に高速潜水艦の内部に入った後は、日頃みた事もないような物が列んでいるのでそんな緊張感も忘れて見学。でもやっぱり一番おもしろかったのはキッチン部分、、、食べる事への執着は捨てられません。
http://www.omsi.edu/
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★コロンビア渓谷を眺める
歴史の授業で習った“ルイス&クラーク探検隊”の一行も眺めたかもしれない、
コロンビア渓谷。氷河期最期の頃に、氷河自体が溶けながら山々を削りつつ移動して作られたと言われるこの渓谷の状態、そして渓谷を力強く流れるコロンビア川の流れの様子、せっかくオレゴンまで来たのですから、この壮大な眺めを目にしないわけにはいきません。という事で、ポートランドから東へ、“クラウンポイント・ビスタハウス”へ向かいます。高速84号線からヒストリック・ルートにはいってしばらくいくと、美しい八角形の建物が丘の上にみえてきます。中には資料館やギフトショップ、そして渓谷を眺めるには最高の展望台となっています。しばし、車をとめて、歴史と自然の素晴らしさをひしひしと感じてみるのもいいですね。http://vistahouse.com/
★マルトノマの滝
ビスタハウスからは、いくつもの美しい滝に遭遇。そんな滝の中でもポートランドの中心街から近くまた観光地としても良く整備されているのがこのMultnomah
Falls呼ばれる滝。コロンビア渓谷から国道84号線を走っていくと眼に入っている標識、なんと全米で2位の高さを誇る滝なんですって。じっくりと滝を観察したい方は、階段を登って滝の目の前にかかっている橋を歩いてみることをおすすめします。ここまで行くと霧雨のように滝からの水を感じて、まるでお清めされているような気分。
http://www.oregon.com/attractions/multnomah_falls
★美しく清い伝説の水
滝壺近くにはせせらぎが美しい小川もあって、とっても心が癒される場所。ネイティブアメリカンの方たちの伝説によればこの滝の崖で自らの命を絶って部族を助けた(当時、伝染病が流行っていた)美しい酋長の娘に対し「この犠牲が無駄ではなかった証をサインとしておくってくれ!」と神に祈った所、崖の上から清い水が滝として流れはじめ、人々の身体と心を癒していった、との事。こんな素敵な由来のある滝が高速道路直ぐ横にある(滝上部なんて高速から普通に見えるし!)って、ある意味すごいですよね。
★ダウンタウン・ポートランド
さてさて“消費税がない”とくれば、やっぱりお買い物がしたい!ですよね。というわけで繰り出したのがダウンンタウン・ポートランド。とてつもなく大きい街でもなく、でも百貨店からお洋服屋さん、小物屋さんに雑貨やさん、なんでもそろうのが嬉しい限り。ほとんど徒歩で回れるのも、旅行者には嬉しいですよね。もし足が疲れてしまったらダウンタウン内を無料で走っている路面電車、MAX(マックス)に乗ってみましょう。とても分かりやすい碁版の目になっていますので地図を片手にダウンタウン散策!そうそう、全てが揃っているお買い物しやすい場所、といえばパイオニア・プレイスでしょうか。ここは数々のショップが一気に集まっているショッピングモール。地下にはフードコートもあります。
http://www.carolmendelmaps.com/mapor/or5.html
★パウウェルズ・ブックストア
ダウンタウンの中でぜひとも足を運びたいのがここ、パウウェルズ・ブックストア。オンライン書籍店やキンドルなどのコンピューター化された本が主流な今でも、ポートランダー達から根強い人気を誇るこのお店。一歩中に入ってみると、普通の本屋さんとはひと味も二味も違うのがすぐにわかります。まずその大きさ!これは迷子になってしまいそう、と思いながらうろうろとしてみると、それぞれのフロアがテーマ色で別れていて、セクション毎に担当者さん達が優しく声をかけてくれるので悩む事もなし。いたるところにソファやクッションもあり、まるで「どうぞどうぞ、立ち読みしてってください」という雰囲気が不思議かつ太っ腹!です。文房具類も豊富で、ちょっと“変”なものもたくさんーお土産にはぴったりですよ。そうそう、カフェもあるので勉強や仕事を片付けるのにはもってこい。ダウンタウン内の市民の憩いの場、という感じのPowell’s
Book Storeです。http://www.powells.com/
★ナイキタウン
オレゴン有数の企業として有名なのが、NIKE。そう、スポーツ・アスリート達が格好よく着用しているスニーカーやウェア、このナイキが産まれたのがオレゴン州はユージーンという街。ダウンタウンポートランドには、このナイキのお膝元にある『ナイキタウン』という事で、世界中からお客様がやってくるようです。サッカー、テニス、ランニング、バスケ、とスポーツの種類毎に別れているディスプレイを観ているだけで、15分マラソンするだけで息がゼーゼーする筆者でさえも、まるでスポーツマンになったような気分にさせてくれます。まるでスポーツ博物館、とも言えるような雰囲気、これをチャンスに身体を動かしてみようかな。
★ブードゥー・ドーナッツ
甘いものに目がない筆者が、ポートランド1のドーナッツ屋さんがある!と聞いて見逃せるはずがありません。ということでその名もVooDoo
Donutsという名の地元ドーナッツ屋、そう、ちょっと怖々しいブードゥー教の名前がついているお店なんです。ここの名物のドーナッツは、お店のシグネチャードーナッツとも言える「ブードゥー人形」、え?ベーコンのせちゃうの?という感じの「ベーコンメープルバー」、しっかりレインボーなデザインの「ゲイ・バー」大きいも事はいい事だ、の「テキサス・チャレンジ」、すみません、とにかく形をみて理解してください、の「コックnボールズ」や「ダーティー・スノーボール」など。このブードゥー・ドーナッツなくして、ポートランドは語れません!
http://voodoodoughnut.com/index.php
★スタンプタウン・コーヒー
こちらも地元ポートランダーに勧められて足を運んでみたコーヒーショップ、Stamptown
Coffee(切り株でいっぱいの街、という意味)。なんと、わざわざ農園から独自のお豆を作って行く所から始めるというこだわり型のコーヒーメーカーです。このお店のバリスタさん達はかなりのハードコア。入れ墨いっぱいでもう肌色が見えない人や、映画「コットンクラブ」から飛び出て来たかのようなお洒落な恰好している人、鼻に耳にと、とにかく穴をあけまくってピアスがビンビンな人。まるでアートのような人達がアーティスティックなフォームのラッテやモカを創りだしてくれて、しかも味はぴかいち!なのです。ポートランドのヒッピー文化によくなじんでいる雰囲気もこのカフェの人気の秘密かもしれません。シアトルのスターバックス(今では世界のスタバですけどね)、ポートランドのスタンプタウン、とも言われるほど、ぜひともお立ち寄りください。
http://stumptowncoffee.com/
★サタデーマーケット
毎週土曜&日曜に行われる“サタデーマーケット(日曜でもサタデーマーケット:笑)はスキッドモア噴水近くで行われる楽しい市場。寒くて雨の多いクリスマス後の12月から3月までをのぞき、毎週この同じ場所で開かれるマーケットです。フレッシュな生鮮食料品だけではなく、雑貨類や工芸品、そしておいしそうな屋台がたくさん!インターナショナルなポートランドを象徴するように、インド料理もあればシシカバブのようなものもあり、中華餃子におフランス的なクレープもあり、で、何を食べたらいいのかほんとうに迷っちゃいます。大道芸人さんたちもたくさん出てくるので、ちょっとしたミニ演奏会/ミニパーティー状態。このマーケットに出店するお店は全て「Made
In Oregon」な物を提供する、という事になっていますので、ここでしか買えないレアなお土産をゲットする良いチャンスですよ!
http://www.portlandsaturdaymarket.com/
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★ノブ・ヒル&パールディストリクト
ダウンタウンよりも更に深くポートランドを知るには、この2つのエリアまで足を伸ばすべし!1つは「ノブ・ヒル」と呼ばれる、通称“トレンディ・エリア”。お洒落なギャラリーや小粋なレストランやビストロが並び、またひと味違ったファッションで知られているブティックなども多いというエリアなのです。そういえば、行き交う人達もちょっと違う、まるでアートスクールから出て来たような若者多し。ピープルウォッチングにも最高な場所です。もう1つのおすすめは「パール・ディストリクト」。レインボーなフラッグがはためいているエリアでもあり、とにかくバーやナイトクラブが立ち並ぶ「ポートランドの夜の街」とも言えるエリアです。
★ビールの街、同性愛者歓迎の街
ナイトライフといえば、ビールが好きな人にはたまらないのがこのポートランド、実は別名“ビアバナ(Beervana)”あるいは”ビアトピア(Beertopia)”とも呼ばれるほど、地ビールの生産が高い事で有名。それもそのはず、オレゴン州にあるウェラメット渓谷はアメリカ合衆国内でも有数のホップが栽培地域です。さらに余談ですが、ポートランド市長さんは公に同性愛者だという事を伝えていて、また彼の名前、Sam
Adamsはアメリカでは有名なビールのブランド名。やりますね、ポートランド!
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★オレゴンコースト
オレゴン州を紹介するガイドブックに必ず出てくるのがこの‘オレゴンコースト’、なんだか‘コースト’と聞いただけでワクワクしてしまう筆者(もとサーファー)なのですが、誰に聞いても、どのガイドブックを読んでも「
景色が素晴らしい!」と。それじゃぁ行ってみないといけないな!という訳で、ダウンタウン・ポートランドからひとっ走り、西側の海を目指してコンバーティブルを走らせてみました。アストリア、キャノンビーチ、などはオレゴンコーストの中でもとても観光客の多い場所。ポートランドからもそんなに離れていないからでしょうか。おしゃれなカフェやレストラン、お土産屋さんも立ち並び、また、コテージ系のホテルやタイムシェア・アパートなどがあって、なかなかリゾート感が漂っています。http://visittheoregoncoast.com/
★世界一美しい海岸線
このオレゴンコーストの海岸線は南北全てを含めると約580kmにおよぶらしく、その中に約80の州立公園があるのだそう。海岸線の道路をゆっくり走ってみると、灯台があったり、サーフィンをする人がいたり、ピクニックや砂遊び、凧揚げなどをしている家族がいたり、ちょっと車を停めて散策できるトレッキングコースがあったり、と、とにかく自然を満喫できるコースト・ドライブなのです。そうそう、おいしそうなレストランを車窓からみつけるのも楽しいもの。サーモン・サンドにシュリンプ・カクテル、そうそう、なんだか人が集まってるなぁ、煙が出てるなぁ、と思って車を停めてみたら、大きな駐車場の真ん中で「クラム・ベイク」でした。ようは、大漁のあさりを煮て食べるんです。調理する時にはあさりだけでなく、トウモロコシやジャガイモなんかもいれて、ちょっと塩味とレモンで味付けすれば、これがシンプルでおいしい!そうそう、オレゴニアン達はこれにサワドーブレッド(ヨーグルト菌に似たもので発酵させて作るパン)それと地ビール(やっぱりね)があれば幸せなんだそうです。まさにシンプル・イズ・ベスト、ですね。
★ケイコのいた水族館や大きな岩に感激
「フリー・ウィリー」という映画、ご存知ですか?オルカ(シャチ)のケイコと孤児の男の子の友情と自然と動物のすばらしさを描いた作品でした。この映画の主役とも言える“ケイコ”が住んでいた水族館、『オレゴンコースト・アクエリアム』はニューポートの街にあります。もう他界してしまった(最期はノルウェイの海に返されて自然の中で亡くなったそうです)のですが、それでもまだケイコの事を懐かしがって訪れる人は多いそうです。水族館は家族連れで大にぎわい、館内のお魚やタコ、小動物だけでなく、館外のガーデンや、偉大なるニューポート橋をみながら、オレゴン・コーストらしい雰囲気に思いっきり抱きしめられた気がします。偉大、といえばビーチ沿いに見える“岩”の数々の美しさと偉大さといったら一見の価値あり。ちょっと日本の海岸線を思い浮かべるような雰囲気なんですが、Three
Arch RocksやHaystack RockにBattle Rockなど、大きなものや形の変わった岩にはそれぞれ名前がついているので、それらを比較してみるのもいいですね。
http://aquarium.org/
★ティラモックチーズ工場
乳製品アレルギーでなかったら是非是非訪れてみたいのがTilamock
社の工場。オレゴンコーストのキャノンビーチから約1時間ほど車を走らせた所にあるのですが、「到着したら速攻アイスクリームでしょ」というのがお決まりのごとく、老いも若いもみなさんアイスクリームざんまい。それもそのはず、このティラモック社を有名にしたアイテムはチーズとアイスクリームなんです。牧場からとったばかりの新鮮な牛乳を使って作られチーズやアイスクリームの味はそれはそれは格別。工場内では“セルフガイディング・ツアー”としてチーズの作り方や試食もできます。これは家族揃って楽しめますね。もちろん、豊富な品揃えのお土産やさんもおすすめです。
http://www.tillamook.com/cheesefactory/index.html
★クレーターレイク
オレゴン州唯一の国立公園がここ。中心部ポートランドからは少々離れているけれど、一見の価値はある美しい湖。火山のカルデラ部分が湖となっているこのクレーターレイク、なにが有名かといえばその『色』なんです。深い青さはなんとも言えない魅惑的な色を醸し出していて、言葉をなくしてしまうほど。それもそのはず、一昔前まではこの湖「Deep
Blue Lake」と呼ばれていたそう。アメリカ国内では一番の深さを誇るらしく、水深なんと597メートル。かわいいのは湖の中にぽつんと存在する切り株がある事。この株の名前は”Uncle
Bob”?このボブおじさん、なんと100年以上もこの湖の中に一人寂しく立っているらしく、この株の除去作業をしようとするとなぜか天候に支障が出たりするらしく、、、不思議な切り株なんです。クレーターレイクをこよなく愛している、のでしょうね。夏の間はクレーターレイクを船にのって観光もでき、素敵な公園内のロッジもある、一度は訪れたい国立公園のひとつ。
http://www.nps.gov/crla/index.htm
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★PORTLANDIAというTV番組
最後になりましたが、このオレゴン/ポートランド体験をしよう!と決めたきっかけとなったのがアメリカ全米でIFC(Independent
Film Channel)から放映されている“PORTLANDIA”という番組。アメリカ版『俺たち!ひょうきん族(古いですか?)』とも言える「サタデーナイト・ライブ」に出演しているフレッド・アーミセン主演のコメディ・ドラマ。ポートランドの独特な文化をおもしろおかしく、ある意味非常に真面目に描写している番組。ブラックユーモアたっぷりで、オーガニック崇拝者やエコロジスト達、自転車愛好家などの風刺を導入したり、ポートランド人達の「アンチ・シアトル」的なジョークを表現したり、と、アメリカの今、北西アメリカの様子、を知っていて初めて笑えるような内容ではありますが、、、なかなか面白く興味深い新鋭TV番組です。
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