やってきました大好評、ぷれ〜り〜の座談会シリーズ第4弾、今回はサラリーマンの皆さんを集めて、ランチの美味しいお店や、出張の時のワンポイント・アドバイスや、余暇の過ごし方など、色んなトピックについて情報を提供してもらいました。
今回の座談会会場は、シャンバーグにある日本食料理店『だるま』。今回も住むトコ.COMの編集長が司会役となり、おつまみとビールを楽しみながら沸きあいあいムードで座談会がスタートしました。さあ、どんな話になるのでしょうか?
参加者紹介 |
藤田さん |
メーカー勤務。シカゴ6年目。休日は奥様との買い物デート。趣味は自然散策、旅行、アニメ。現在自主制作アニメを制作中。 |
安藤さん |
不動産関係。シカゴ16年。夏は庭いじりの後のビールが好き。二人のお子さんが巣立った後は奥様と二人ぐらし。昔ファッション業界におられた。 |
村田さん |
自動車関連。シカゴは12年。幼少時は転勤が多く、商社、銀行を経て今のお仕事に。武道と車が大好き。奥様と二人のお子さんの4人家族。 |
杉山さん |
商社勤務。シカゴには5年目。休日は一歳の息子さんを連れて奥様と一緒に買い物。今のお仕事には10年以上。出張が多い。 |
畑中さん |
旅行業界。シカゴには12年、釣りやキャンプなどのアウトドア系アクティビティーをはじめ、ギターや、食べ歩きと多趣味。ずっと旅行業界に身を置きたいそう。奥様と二人暮し。 |
●ランチの話
住む:どうも。今日はお忙しいところ有難うございます。まずはランチの話から始めたいと思うんですけどいかがでしょうか?是非サラリーマンっぽいのをお願いします。
安藤:それは時間の無い時に便利って事ですよね?
住む:そうです。もう手っ取り早くホイホイみたいな(笑)。
安藤:もし私がエルクグローブ
とかアーリントンハイツ 辺りに居て、1人なんだったらやっぱりミツワかテンスケのフードコートに行っちゃいますね。手っ取り早いし、チップもいらないし。
一同:確かに。
住む:でも、フードコートって意外といつも同じものばかり食べちゃいませんか?それで、人に教えてもらって「ああ、そんなのあるんだ」って事も少なくないんですよ。そういう意味では茅場の黒豚とか食べたことあります?
畑中:うまいうまい。あれ美味しいよね。
安藤:へ〜。でも私が茅場でいつも頼むのはえび天ぷらそばです。あれは東京出身の人には懐かしい味なんです。あの濃い汁の天ぷらそばは、何となく浅草とか、あそこら辺で食べるのと同じ感じ。だから私は海老天そば、あればっかり。
畑中:確かに茅場って結構美味しいものがありますよね。多分カツ丼だったらシカゴ1だと思う。あと、おたふく亭のお好み焼きとか焼きそばとかも安いよね。和食の他にも韓国料理とか中華もあるでしょ。真面目に食べ歩くと色々あるんですよね。簡単だし。
住む:山頭火のラーメンならやっぱり塩系かな。
藤田:うんうん、塩系うまい。ちょっと奮発してとろ肉にするのがいい。
安藤: テンスケだと、ちらしです。あそこのちらしは一番。寿司と違って握る必要がないでしょ?出てくるのが早いんだよね。料金も大体8ドルチョットだし、時間が無くて今日は9ドル使っちゃえ!ていう時はテンスケです。
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茅場のえび天ぷらそば |
茅場のカツ丼 |
茅場の黒豚 |
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山頭火のラーメンセット |
テンスケのちらし |
おたふく亭の焼きそば |
畑中:僕の働いているアイタスカとかエルクゴローブの辺りって労働者系の人が多いでしょ?だから安くてボリュームのある店が結構多いんですよ。で、手っ取り早いランチというカテゴリだと、最近チョット凝っているのがMA’Sって言うチャイニーズのエクスプレス。ランチスペシャルがだいたい5ドル位なんです。お持ち帰りの白いコンテナの蓋を閉めても、そこから溢れるちゃう位のね、凄いのよ、量が。普通の日本人じゃまず食えないですよ。ウチの会社の連中に聞いたら、5ドルで腹一杯になれるのはあそこぐらいだって(笑)。
住む:味はどうなんですか?。アメリカの中華?。
畑中:うん、アメリカの中華ですね。チョット濃い系で。でも5ドルってのが凄いんでしょ。二人でシェア出来ちゃう量だから、一人2ドル50セント(笑)。あと同じようなボリューム系なんですけど、Elk
Grove で一番フレンチフライが美味いと評判なのがMunchies。
住む:Elk
Groveって店あんまり無いじゃん(笑)。
畑中:でも見てるとね、ちゃんと二度揚げしてるんだよ。
住む:おお、Munchies?
今思い出したよ。知ってる、知ってる。ピザ屋さんだよね?あそこのフライは確かに美味しいかも。イタリアン・ソーセージなんかもイケルよね。近所のローカルスポーツバーみたいなトコ。
藤田:僕の会社はかなり北なので、バッファローグローブのテリヤキボックスに週一、二回は行きます。一番好きなのはカツカレーライスと焼き鳥丼。カツカレーライスはこの辺では一番好きです。でも気を付けないといけない事があって、メンチカツカレーがあるんだけど、メンチカツカレーにはメンチカツカレーライスとメンチカツカレーうどんがあるんです。でもやっぱりメンチカツカレーはライスの方が美味しい。
住む:ははは。メンチカツカレーうどん、凄いね(笑)でもあの焼き鳥丼は確かに一度食べてみる価値はあるかもね。
藤田:あとは、週末に行く店なんですけど、焼肉食べ放題のシンジャンがあるモールの角のSesame
Grill(閉店)って韓国人がやってるハンバーガー屋。あそこのブルゴギを挟んだハンバーガーはメチャクチャ旨かった。でも最近新しいオーナーに買われて、以前とちょっとソースの味が変わった気がします。それでもいけます。長細いバンにプルコギが5枚くらいとレタスとソースとマヨネーズ。ちょっと高めですが一度トライしてみてください。でもニンニクがきついのでお客さんに会う前にはお勧めできません(笑)。プルコギのコンビネーションプレートもあるみたいです。それからレジに日本語で「コロッケあります」と書いてあったのも気になります。
住む:確かにあのブルゴギバーガーはイケル。美味しかった。コロッケは日本のポテトコロッケみたいな感じでした。よく考えたらお惣菜としてのコロッケって珍しいかもね。
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MA'Sのランチスペシャル
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テリヤキボックスのカレー |
Sesame Grillのバーガー |
村田:僕の会社は南の方なんですけど、バターヒルドの方にあるメキシコ料理でUncle
Julioってのがあるんですけど、ここは本当に美味しいメキシコ料理なんですよ。僕は昔テキサスに住んでたので、メキシコ料理は結構うるさいん方なんですけど、ここのはお勧めです。これぞメキシカンって感じ。でも日本の人はあまりメキシカン食べませんよね。
住む:野菜も多いし僕は結構好きですよ。でも、僕が行くのはメキシカングロッサリーに付いてるような、ミツワのフードコートみたいなやつ。英語全然ダメで、俺達が行くと「何で来たんだ?」みたいな顔されるような所(笑)。とりあえず指差してこれとあれだって言って、そしたら何となく向こうも分かってくれて意外と良くしてくれるんだよね。やっぱり本場の人が食ってる所で食わないとダメよ。激安だし(笑)。あとブリトーならEl
Famous Burrito。週末のランチに行っちゃう。
杉山:そういう意味では、あんまり本物っぽくないですけど僕はChipotleが結構旨いと思う。量多いですけどね。あそこでランチ食べに行くと軽く10ドル越えちゃいます(笑)。あと、会社からだとダルマが近いんでよく来ます。考えるのが面倒なんでいつもスペシャル。でもここのは結構間違いないです。
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El
Famous Britoのブリトー |
Chipotleのブリトーとタコ |
畑中:ランチのお勧めならインド料理。香辛料ダメな人には厳しいかも知れないけど、ランチにはいいよ。バフェはお買い得。
杉山:確かに夜はメニュー見ても良く分からないけど、バフェだと見て選べるし。不味けりゃ残せばいいし。新しい発見があった時、嫁さんに教えてやろうと思うんだけど、直ぐ名前忘れちゃって夜に行ってもダメなんですよね(笑)。
藤田:あと、カレーが色んな種類食べれるってのはいいよね。
住む:僕はインド料理ならバッファローブローブにあるIndia
Houseかな。レイククックとバッファローグローブロードの角。あそこは雰囲気もいいし、カレーの種類も豊富で美味しい。
杉山:やっぱりNew
Delhi?あそこもいい。それにしてもインド系のお店って多いですね。
畑中:この辺りのインド人口高いもんね。プラムグローブとシャンバーグの角にインディアンスクエアがあるぐらいだもの。あそこってグロッサリーショップとかビデオ屋とか全部インディアンだよね。
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New
Delhiのバッフェ |
Indian
Houseのタンドリー |
●出張について
住む:出張の多い方は?杉山さん、村田さん、藤田さん。出張する場合のお勧め情報みたいなのはあります?
杉山:移動中にやっぱり気になるのはメールチェックです。以前はホリデイインなんかだとホテルの駐車場にいけばアクセス出来たんですけど、最近はパスコードみたいなのを聞いてくるようになっちゃったし。ウインゲートとかホリデーインエクスプレスなんかは今でも場所によってはチェック出来ますけど。だから最近は家で入ってるAT&TのDSLサービスにちょっと手数料を払ってWi-Fiサービスを受けてます。安いんですよ。あれだと殆どのマクドナルドでメールチェックできるのがうれしいです。
村田:僕はCINGULARの8125を使ってるんですけど、これは日本語のメールも受取れます。何処に行ってもメールチェックできるので重宝していますね。
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Cingularの8125
ビジネスマンの必需品!? |
杉山:僕は車の出張が多いんですけど、移動の楽しみとしてI-Podを使っています。ポットキャスティングってご存知ですか?あれだと落語なんかをフリーでダウンロード出来るんですよ。他にも日経新聞の朝刊の内容なんかもフリーで。そういうのをダウンロードしておいて、トランスミッターでラジオに飛ばして運転しながらズーっと聞いてます。あと、視覚障害者の方向けにボランティアの方が朗読サービスなんをしてるのもあるんですけど、そんなのもダウンロードできます。太宰の『人間失格』とか。夜走ってる時にそんなの聞いてるとちょっと寂しくなりますけど(笑)。6時間とかズーっと一人で運転じゃないですか、眠くなるんですよね、もうI-Podばっか聞いてます。
畑中:シンシナティーくらいまでなら車で行っちゃう人は多いよね。
安藤:私も最近シンシナティー出張が多くなったんですよ。いつも考えるんですよね、飛行機で行くか、それとも車で行くか。飛行機で行けば随分待ち時間はあるけど座ってリラックスできる。車だとやっぱり4時間なり5時間なり運転しなきゃならないんでしょ?
杉山:でも、飛行機だと逆に帰る時間が決まってるから、ケツが分かんない出張だとやっぱり車で行こうかなと思いますよね。デトロイトに行った時も帰る飛行機が無くなっちゃって、車で来ればよかったなって後悔した事がありましたね。
安藤:ミシガンなら車ですね。冬場は特に。
●趣味について
住む:では趣味についてですが、やっぱり皆さんもゴルフですか?
一同:し〜ん。
住む:最近結構増えてますねゴルフやらない方。
藤田:あえてしてないかも。
畑中:僕もゴルフはやらないな。僕はフィッシングです。結構色んな所に出掛けるんですけど、最近見つけたシルバーレイクってところ、モレビーって言う町だったかな、ネイパービルの下くらいの所なんですけど、あそこは虹鱒が釣れるんですよ。
杉山:たべれるの?
畑中:勿論!10月と4月に虹鱒を放流するんですけど、それから約2週間ほど禁漁の期間があって、その次くらいから釣れるんですよ。水が凄い綺麗なところなんですよ。
住む:池なんですか?
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清流だけに生息するマス |
畑中:池です。放流するからね。こないだは結局3匹釣れて、1匹50cm位もあるの。身も凄く美味しかった。釣具はレンタルがないので、持って行かなきゃだめですけど面白いですよ。あと、免許も要ります。トラウトを釣る時はトラウトのライセンスが必要です。
杉山:それはフィッシングライセンスとは別ですか?
畑中:フィッシングライセンスと両方必要です。でも釣りって安上がりだし、家族みんなで楽しめるんですよ。
藤田:いくら位になの?
畑中:全部で19.5ドル。最近子供を連れている人を良く見かけるけど、子供と奥さんを連れて行けるところが釣りの良さですよね。
住む:何時間やって3匹?
畑中:その時は3時間
杉山:芦ノ湖とか行くと一日やっても1匹とかだよ。朝4時日の入りまでずっとやってだよ。
畑中:野生化したマスを釣るのは難しいんです。でも鱒釣り場に行ったらよく釣れる。バスとかパイクも釣れるんですよ。
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自然の中でジョギングもいい |
藤田:僕は今走ってます、ずっと。色んな所にフォレストプリザーブがあるんでアメリカで走る事に目覚めました。良いコースが沢山あるんですよ。例えばバッシーとか一周で7.8マイルかな。あとダルマの直ぐ西側にもフォレストプリザーブがあるんですが、そこも多分同じくらいで12〜3キロくらい。あとずっと北に上がってパラタインのダンディとヒックスの角にもフォレストリザーブがあります。そこも結構良く走る。
住む:アーリントンレイクは?
藤田:アーリントンレイクは初心者には良いコースです綺麗だし。本当に色んな所を走れるのが嬉しい。
安藤:夏冬両方?
藤田:冬は大雪になると走らないですけど(笑)。それ以外は走ってますよ。
住む:冬は、ショッピングモールに朝行ったら走らせてくれるよ。
藤田:そう、朝オープンする前に走れます。まあ、走るというよりパワーウオークですけどね。
村田:私の趣味は剣道です。大学の時に合気道もやったんですけど、とにかく武道ばっかり。武道大好きです。
住む:日本人のクラブか何かに入ってるんですか?
村田:剣道の道場はシカゴに4件あるんですけど、そのうちのひとつです。
畑中:結構入門者が居るんだね。
村田:ええ。今年はアジア大会でアメリカが日本を破ったんですよ。中西部はその全米大会で優勝したサザンカリフォルニアに大将戦で敗けちゃいましたが、それくらいレベル高いんですよ。
住む:前に聞いたんですけど、こっちの人は直ぐに竹刀を持たせてくれるんだそうです。僕も子供の頃にやってたんですけど、最初の2年くらいは殆ど正座とすり足でしたね(笑)。心とか精神的なところから教えられたんだけど。。。
村田:アメリカは違いますね。まず最初は楽しませる。そして多少上手くなってから初めて精神的な修行をするんですよ。そうじゃないとダメなんですよね。
安藤:日本とはやり方が違うんだね。
村田:面白いのは、アメリカの場合はスターウオーズとかラストサムライなんかが上映されると剣道人口が一時的に凄く増えるんです。勿論考え方が甘いので、辞める人も多いんですけどね。でも一瞬だけは滅茶苦茶増えます(笑)。
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ブルズもここ数年好調 |
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井口が活躍するWソックス |
杉山:僕は土日はかみさんと買い物に行ったり、後はスポーツ観戦が好きなのでブルズとかホワイトソックスを見に行ったりですね。
住む:最近シカゴはどのスポーツも強いからね。
安藤:ブルズも最初の1月はどうなるかと思ったけどね。調子良いね。
住む:奥様とはどこに買い物いくんですか?
杉山:さっきお話にも出てましたけどBurlington
Coat FactoryとかMarshall’sやTJ Maxxなんかはよく行きますね。あのごちゃごちゃっとした所から探すのが僕も好きです。別に目的があるというよりは暫く行ってないから行って見るかみたいな。。。
安藤:私はこれはって言う趣味は無いんですけど、昔から模型は好きですね。特に自動車。1960年代初期の車のプラモデルなんかにはまってますね。
住む:それは何処に買いにいくんですか?
安藤:僕はアイタスカのアービンパークとローリングの角にあるAmerica's Best
Train & Hobbyによく行きます。あそこは結構色んな物が揃ってるんですよ。
住む:あそこは面白い店ですよね。特に電車ものの品揃えには驚かされます。お店の中にはNゲージのジオラマなんかもあるし。マニアなら溜飲ものですよ。何よりトーマス好きなお子さんが大喜びするほどのトーマス・グッズの豊富さなので、小さいお子さんがいるお父さんお母さんは必見ですね。
安藤:後は年に1回10月にローズモントのコンベンションセンターでiHobbyショーというトレードショーがあるんですけど、それに行くとかなり色んなモデルが入手できるので必ず覗きにいきますね。
住む:ウイーリングにもVenture
Hobbiesっていうホビーショップがありますけど、あそこはどちらかというとラジコン飛行機のメッカって感じですね。でも車のプラモも沢山ありますよ。
藤田:パラタインよりももっと北に
Voloって言う町があるんですけど、そこってアンティークのお店がいっぱい集まっているような所なんですね。その一角にクラシックカーのミュージアムもあるんですけど、そこに日本のタミヤとか色んな物が一杯積んであるんですよね。僕は車のプラモデルならあそこが好きです。
杉山:やっぱりプラモデルは日本のメーカーが良いんですか?
安藤:展示会に行くと日本のメーカーが随分大きなブースを出してますよ。やっぱり精密なので人気が高いですね。あと私はHome
Depotなんかで安い材木を買ってきて行灯作ったりとか、団扇を飾れる掛け軸みたいなものを作ったりとか、刀置きの台を作ったとか最近はそういう日本的な物を木で作ったりしています。
畑中:凄い趣味ですね。結構趣味多いじゃないですか(笑)
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iHobbyショーの飛行機模型
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子供と一緒に楽しめる |
味があるVolvoのアンティークミニカー |
●車の話
住む:車はどうですか?村田さんは業界にいるくらいだからかなり好きなんでしょ?
村田:大好きです。今はBMWの330とアウディのTTに乗ってます。子供が2人居るんですけど無理やり押し込んでます(笑)。いずれはポルシェが欲しい(笑)。
住む:へえ〜。村田さんならあれやったことあるんじゃないですか?パラタインでスポーツカーをレンタル出来るExotic
Car Share。
村田:剣道の後輩がそこでフェラーリをレンタルしました。何かの賞で当たったらしくて。お前チョット来いって言って、乗りまくりましたよね。フェラーリ348。
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ドリームカーのフェラーリもレンタルなら
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バイパーもレンタルできてしまう |
住む:いいなあ。僕はまだあれトライした事ないんですけど、あそこにはバイパーとかポルシェとか色んなスポーツカーがありますよね。ところで、最近の車についてはどう思われますか?
村田:こないだ出たムスタング、あれは凄いと思うんですよ。1960年代の雰囲気が色々出てるし。やっぱり売れてます。値段も手ごろだし。確かに内装はちゃっちいですけど、あの『アメリカの車』という感じがいい。
畑中:あのフィールは日本車には無いものだね。
村田:アメ車はアメ車っぽい車を作らないとダメですよ。ヨーロッパ車の真似して失敗して、日本車の真似して失敗して。やっと原点に戻ってきたという感じ。アメ車はやっぱりアメ車を作って欲しい。
安藤:仰る事は分かるんですが、どうでしょう?確かにガソリンも安かった古き良き時代には大排気量のアメ車も売れたんでしょうけど、やっぱり今はトヨタが一番になるっていう時代じゃないですか。やっぱりアメリカ人も『必要である車』を作らないといけないんではないでしょうか?これだけ燃料費が上がってしまって、子供の学費も高くなって、やっぱり家計を考えると買える車も限られてきますよね。だから趣味で走る場合と実際に自分達の地道な生活を考えた場合に何を買うのかは、色々考えなくてはなりませんよね。
藤田:僕の場合は、趣味も兼ねてミニバンが好きなんです。旅行に行くのに自転車を積んで、荷物も積んで、アレ積んでコレ積んでみたいなだとやっぱりミニバン。SUVじゃなくてミニバンです。周りにはサッカーマムとか言われちゃいますけど(笑)。特にこっちは車検とか緩いじゃないですか。自分でアレコレいじれるし。その辺も楽しいよね。ちょこっといじるのが。
住む:カッコイイミニバンていうのが出てくれたらいいんですけどね。日本ならあるじゃん、種類も多いし。アメリカでは一番カッコイイのがオデッセイでしょ。確かにいい車だけどもっとミニバン業界もセレクションが欲しい。
藤田:マツダの新しいのはどうですか?CX-9。あれカッコイイって思うんですけど。
安藤:あれはミニバンというよりはクロスオーバーって感じじゃないですか?確かに7人乗りというところが魅力的ですけど。
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アメリカ車の代表の一つムスタング |
ベストミニバンのオデッセイ |
マツダのCX-9もイケル! |
住む:僕はアメリカのメーカーさんだとクライスラーにもうチョット頑張って欲しいかな。アメリカのメーカーでは一番面白い車を作って来た会社ですよね。マツダみたいな(笑)。
村田:300は良かったですね。
住む:うん。ベントレーを思わせるような。とっても安いベントレー(笑)。HEMIのフェイスはカッコいい。
村田:日本車メーカーって、どうして人が車を買うのかって言う部分を、燃費やら色んな事を見て研究するでしょ。その点300ってのはとにかく速さと人気の出そうなスタイルに徹底的にこだわった。そのコンセプトは悪くないと思うんですけどね。
住む:でも、これからは燃費を無視するわけにはいかないね。そういう意味ではプリウスは凄い。実はチョット馬鹿にしてたんですよ。プリウスって言うのはエコカーで、『エコカー=何かを我慢して乗る車』みたいな。でも実際に乗ってみると全然違う。乗ってる人達が『私はチョイスでこれに乗ってる』って意思表示をできる車。ああいう設定の仕方がトヨタさんの強みなんだろうね。それをやるんだったら取り合えずそこのNo1になるんだぞっていう作り方。
村田:ハリウッドの女優さんとか俳優さんも今プリウスに乗ってますもんね。
住む:今エコはファッションだから。
安藤:特にカリフォルニアは昔から環境とかエネルギー問題に敏感だったでしょ。それがある意味で逆にトレンディーな方向にきたって感じですよね。自分はそういう車に乗って気にしてるんですよっていう。
杉山:確かにプリウスは上手でした。例えばホンダ・シビックのハイブリットとかカムリのハイブリットは見た目同じじゃないですか、でもプリウスって、見て直ぐにハイブリットカーだって分かるじゃないですか。そこがいいんですよ。乗ってますよっていうのを見てもらいたい。シビックだとロゴを見ないとハイブリットって分からない。
畑中:それにカリファルニアのハイブリットの優遇され方ってのも凄いよね。
安藤:私も4年暮らしていたけど、やっぱりカリフォルニア州っての環境問題や政治も含めて、どんどん新しい物を取り込んでいこうって言う意識がありますからね。やっぱり早い。
杉山:タバコも早かったですもんね(笑)。
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特殊なスタイルのクライスラー300 |
日本でも人気のエコカー、ウリウス |
カムリのハイブリットも出た! |
●奥さんと上手くやっていく方法
住む:サラリーマンにとってやっぱり家族は大事でしょ。最近は熟年離婚なんかも話題になるし、家庭を顧みないわけにはいかない時代。皆さん、プロフィールでは『愛妻家』だって仰ってますけど(笑)、その辺についてアドバイスをお願いします。
安藤:まずあんまり色んな事を奥さんに細かくワーワー言わない事。適当にあしらっておいた方が良い(笑)。あんまり細かい所まで入り込んじゃうと、かえってややこしくなる。だからもう適当に自分で我慢する事は我慢する。そうやって行くとね、多少何かあってもあまり気にならなくなる。
住む:シビアな、でも現実的な意見ですね(笑)。畑中さんはどうですか?確か新婚さんでしたよね。
畑中:犬を扱う感じですかね。似てるんですよ。かまい過ぎると噛み付くじゃないですか。
住む:ヤバイよ、その例え(笑)。新婚らしくない。
畑中:うちはね、よく散歩に行くんです。何かやる事が無くて、こりゃヤバイなってなった時に。じゃあ散歩行こうかって言って周りの公園だとかその辺を軽く歩く。
住む:それはとっても素敵じゃないですか。普通そんなことしない人も多いと思うよ。でも例えが悪い(笑)。
藤田:僕も、お互いに干渉はしないで、自分の趣味だとかを持ち続けるようにしています。こっちは向こうが何をしていようが気にしない。それで自分はこれをするけどという時も、相手にはそれを押し付けない。関係ないんだよっていう気持ちをお互いに持っておく。
住む:なるほど。皆さん相手にも独立して自分の世界を持ち続けて欲しいという感じですね。
安藤:やっぱり年数が上がってくると、お互い興味を抱く部分て言うのが違ってくるじゃないですか。相手の興味の対象に自分を合わせるのもいいのかも知れないけど、無理にやると絶対に歪んでくる。そうすると長くは続かないと思います。
村田:僕も似てるんですけど、彼女の時間を作ってあげるようにはしてます。例えば今週末の土曜日、彼女がこの日は頂戴って言ったら、その日は僕が子供を見て彼女がその時間カラオケに行こうが、朝2時に帰ろうが何も文句を言わずに楽しませてあげる。お互いがお互いの友達と遊んで何処へ行こうが朝2時や4時に帰ってこようが文句は言わない。
住む:村田さんの所は奥さんが外に出てくれるんですね。でも、時間をあげても家から出ない奥さんも結構いるでしょ。もうホテルでもスパでも行ってくればいいじゃないって言うのに家にいる。子供がいるとしょうがないんだけど。でもそうすると自分は出にくいよね(笑)。だから無理やり放り出さないといけないね。
杉山:うちは最初来たばっかりの時、かみさんも友達はいないし、家でずっと一人でいたんですよね。だから無理やりにハーパーに通わせました。最初は嫌だ嫌だって行きたがらなかったんだけど、あそこっておなじような境遇の人が多いじゃないですか、色々誘ってもらったりして。。。そしたら奥さんのネットワークの方が広がっちゃって(笑)。今ではパーティーは殆ど家内の友達関係ですよ。
藤田:ありがち、ありがち。でもハーパーからネットワークが始まる人って多いよね。ああいう施設が近くにあるというのは助かるね。
如何でしたか?最近は昔のように『サラリーマンは気楽な稼業♪』なんて歌ってる場合じゃなくなっちゃいましたが、余暇の過ごし方や、奥様との接し方にも少しづつ違いが出てきたようです。後半は、接待にお勧めのレストランや、バケーションに行ってよかったところ、そして奥さんにお願いしたい本音など、まだまだ面白いトピックが満載です。後半は4月号。是非お見逃しなく!
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