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シカゴのエンターテイメント雑誌としてお馴染みのぷれ〜り〜誌を発行しいるMGAのご好意で住むトコ.COMにぷれ〜り〜誌のバックナンバーを掲載させて頂く事になりました。
2003年12月鍋&日本酒特集その2

シカゴの長い冬。それを楽しいものに変えてくれるのはやっぱり鍋。そして鍋といえば日本酒。今回は鴨鍋、寄せ鍋、鱈ちり鍋、牡蠣の土手鍋にしゃぶしゃぶなどシカゴのお鍋を一挙に特集!おまけにミツワで買える日本酒の飲み比べまでやっちゃいました!

桜マンプロの寄せ鍋
平野の鴨鍋
車屋の牡蠣土手鍋
一統寿司のちり鍋
桜ウッドフィールドのしゃぶしゃぶ
シカゴエリア・鍋全集
日本酒テイスティング

シカゴには美味しい鍋を食べさせる店が意外と沢山あります。しかも殆どの店が一人前から出してくれるというサービスぶり。折角の冬です。お鍋とお酒を堪能しましょ!

三河の八丁味噌でつくる車屋の牡蠣土手鍋

水を一切使わず、素材の持った風味をかもし出す
愛知名物みそかつに使われている八丁味噌を使った牡蠣の土手鍋
鍋が終わったらうどんを入れてちょっとモダンな「シメ」

豊田市の一品料理屋で修業した若尾さんの自慢の鍋料理は本場名古屋の味噌カツに使われているのと同じ八丁味噌を使ったちょっと甘いコクのある牡蠣の土手鍋($10.95)だ。『真似をしない』のがモットーと仰る若尾さん自らがテーブルの横に立って作ってくださるので、一度に沢山は出来ないそうだが、トヨタ自動車の舌の肥えた幹部社員達にも大評判だったというだけあって、風味といい、中に入っている食材といい、細部までよく気が配られているのが嬉しい。

オーダーすると材料の入った土鍋がテーブルに運ばれてくる。固形燃料に火が点けられると、驚いた事にお鍋には全くダシ汁が入っていない。若尾さんの話では、まず土鍋の底に彼女の秘伝の隠し味を使った八丁味噌を塗り、あとは材料から染み出してくる水分だけで煮るのだそうだ。中に入っているのは豆腐、大きな牡蠣、里芋、ゴボウ、ゆず、ねぎ、それから精進料理にもよく使われる蓬麩(よもぎふ)に小松菜(時期によってはせりに変わる)。ダシ汁を使わないので最初のうちは材料が焦げないように頻繁に動かしたり、ひっくり返したりするのだが、このタイミングが大切なので他の人には任せられないのだそうだ。またしばらく煮ると、また更に燃料を足して火力を増し、食べごろになったところで若尾さんがお皿にとってくださる。

ダシ汁を使わない事で、風味が全てそれぞれの食材に染み込んでいる。特に牡蠣は旨みが凝縮されておりとてもコクのある仕上がりだ。愛知の味というだけあって、味噌カツを思わせる甘さが自慢の土手鍋だが、香りはお味噌の匂いというよりはだんだんデミグラソースのような香りに変わってくる。ゆずの清涼感と大きな牡蠣の味のバランスは良く、ちょっと贅沢な気分にしてくれるお鍋だ。全ての食材を食べつくしてしまうと、若尾さんが鍋にうどんを入れてくれるのだが、これが味噌と絡めるとデミグラソースのスパゲティーのようになる。これに京都祇園の黒七味をパラリとかけると甘さと辛さの面白い調和が楽しめるちょっとモダンな感じの「シメ」となる。この牡蠣鍋は10月の終わりから3月ごろまで食べられるそうだ。

ところで、車屋に行ったら白子を練りこんだ木目の細かい白子豆腐があるかどうかを絶対チェックしよう。もしあったら是非食べてみて欲しい。イクラとわさびの乗った手造り豆腐の美味しさはまるでデザートのようで感動的だ。

あのイチローも来店した一統寿司の鱈ちり鍋に舌づつみを打つ

大きな銀鱈が4キレも入ってこの値段は嬉しいよね
女将さんご自慢の手作り抹茶ババロアは餡子もお手製

I-90をFULLERTONで降り、HALSTEDを北に半マイルほど行った所にある一統寿司は1982年以来オーナーシェフの樹興(じゅこう)さんが切り盛りしてきたシカゴの老舗レストランだ。このご時世に日本人の職人さんが3人もカウンターに入っているところなどシティーでは他に無いだろう。『ポリシーの無いところがポリシー』と仰る樹興さんに勧められて最初に食べたのは関東風のもつ煮込み。大根、豆腐、ゴボウに生姜、そしてモツの入った真心タップリのもつ煮は味噌味ベースの懐かしいお袋の味。秘訣はお酒をたっぷり使うところというだけあって、モツの臭みが全く無くじっくりと煮込まれているので柔らかい。

とってもお酒のすすむ前菜に気を良くしていると、お待ちかねの鱈ちり鍋($11.95)が登場。大きな銀鱈が所狭しと入っている。他の食材はねぎや白菜に豆腐が山盛りと極めてシンプルだが、銀鱈の数量を考えてもこの値段は破格。テーブルに来た時には既に出来上がっているので直ぐに食べる事が出来る。モミジおろしと大根おろし、そしてねぎの入ったポン酢のタレが付いてくるのでそれで頂く。昆布でとったダシはとってもあっさりしているので、生酒や本醸造酒が合うだろう。この美味しい鱈ちりは年中食べられるのだそうで、その他にも一統寿司では冬の間は「おでん」がほぼ毎日あるそうだ。

ところで、樹興さんの奥さんの手作り抹茶ババロアはなんとあんこも手作り。甘さが控えめで、後味もとっても美味。手作りと言えば、最初に出てきた白菜の漬物や野菜コロッケなども全て自家製だそうで、本当に真心のこもったお店なのだ。実はこの一統寿司はあのイチロー選手も来店している。長谷川投手と一緒に来店したイチローは鉄火丼を食べたのだそうだが、彼らも遠征先での思わぬ家庭的なもてなしには驚いた事だろう。夜は12時まで開いているというし、無料のバレー・パーキングもあり、駐車場にも困らないので、郊外の人たちにも是非足をのばしていただきたい。

有名ステーキ専門店と同じ肉を使った桜(ウッドフィールド)のしゃぶしゃぶ

有名ステーキ店と同じ肉を使ったしゃぶしゃぶは量も凄い!
殆どレアで食べれます。あぁぁぁ〜幸せ。。。

53号をアルゴンキン沿いで降りたところにある桜ウッドフィールド店を知らない人はいないだろうが、意外と知られていないのはオーナーシェフの金内さんが『お肉』にこだわっていて、フィレミニヨンやしゃぶしゃぶに使うお肉はLAWRY’SやCHICAGO PRIMEといったステーキの大御所が使っているのと同じものを仕入れているという事。その為、ここのしゃぶしゃぶ($18.95/一人(二人分から))の柔らかさと肉の美味さは常連客の間では昔から定評がある。オーダーすると昆布でとった出汁の入ったお鍋がコンロと一緒に登場。お湯が沸いてきた頃に大盛りの野菜とお肉が運ばれてくる。用意されている食材はえのき、青ねぎ、人参、春菊、わかめ、椎茸、タケノコ、白菜、そしてうどん。お肉の方は高級肉なのにも関わらずお皿いっぱい出てくるのにはビックリ。金内さんの話では殆ど生で食べても大丈夫なので、お湯をくぐらせるのはほんの数回でOK。ちょっと辛めのポン酢につけて食べると、これが本当に柔らかくってウマミがあって美味しい。勿論ごまだれも用意されているので、好みに合わせて食べ分けられる。しゃぶしゃぶは、お肉をゆでる事で脂肪が最高30%ほど落ちるらしく、とってもヘルシー。だから最近流行の低炭水化物ダイエットをやっている人にもいいかもね。

今回は誌面の都合で5店しか紹介できなかったが、冬の長いシカゴにはこの他にも沢山の「鍋どころ」が存在する。こちらにリストを掲載しておくのでそちらも是非ご覧頂きたい。

 
     
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