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8-2017

ダルビッシュ投手から目が離せない

メジャーリーグではトレード期限の7月31日が各チームにとって大きな分岐点となる。

およそ60試合を残し、ポストシーズンに向けて選手を補強しようとするチームと、プレーオフ争いが厳しいと判断して来季を見据えて主力級の選手を放出するチーム。今季のシカゴの2球団で言えば、カブスは前者でホワイトソックスは後者だ。

とりわけ、7月以降のホワイトソックスの動きは激しく、先発の柱だったキンタナ投手をカブスへ、フレイジャー三塁手と抑えのロバートソン投手をヤンキースへ、カブレラ外野手をロイヤルズへ放出するなどして、数多くのマイナー選手を獲得した。ここまであからさまな姿勢は逆に気持ち良いほどだった。

そんな中、最も注目された選手がレンジャーズのダルビッシュ有投手だ。トレード期限が近づくにつれ、連日のようにテレビやネットのスポーツニュースでトップ級の扱いを受け、移籍先が予想された。

ドジャース、ヤンキース、アストロズ、ナショナルズ、インディアンス、カブス…。日ごとに報道はヒートアップした。

理由は大きく3つあった。

1つ目は先に書いたようにレンジャーズがプレーオフ争いで厳しい位置にいたこと。今季よりも来季以降を見据えたチームづくりをする必要性が高まっていた。

2つ目はダルビッシュ投手の契約が今季で満了になること。2011年オフに日本ハムからポスティングシステムを使ってレンジャーズと6年5600万ドルで合意した同投手は今季終了後にフリーエージェント(FA)の権利を有し、他球団との交渉が可能となる。

労使協定により、定められた条件をクリアした選手がFAで移籍した場合は、選手を失った球団は移籍先の球団から来季のドラフト指名権を得ることができるが、分配金を必要としない経済状況にあるレンジャーズは1巡目の指名権を得られない。つまり、全体で70番目あたりのアマチュア選手しかドラフトできないということになるのだ。

3つ目は来季以降の契約延長交渉が進められていなかったこと。これは、ダルビッシュ投手に元々、残留意思がなかったのか、要求金額が高すぎたのか。それとも球団の評価が低かったのか、その理由はいろいろ考えられるが、あるあると思われていた契約延長交渉がなかったことで今オフの移籍の可能性があると見られていた。

そして、トレード期限前日の7月30日、レンジャーズは正捕手のジョナサン・ルクロイ選手をロッキーズへトレードに出したことでダルビッシュ投手の周辺はさらに騒がしくなる。レンジャーズの関係者が一部の米メディアに「ダルビッシュに関して質の高いトレードを成立させる自信はある」ともコメント。ドジャースと別の1球団が絡んだ三角トレードになるのではとの情報が流れるなど、移籍はますます現実味を帯びていた。

ところが、球団からの正式発表がなかなかない。

その間にヤンキースはアスレチックスからエース格、グレイ投手を獲得。アストロズとナショナルズは先発投手よりも中継ぎ投手の補強に重点を置いた。カブスとインディアンスはどちらもダルビッシュ投手がトレード拒否権をもつ球団だったことが判明していた。

消去法から残ったのはドジャースのみ。にもかかわらず、合意の発表がない。締切り時間が刻一刻と近づくなか、午後2時50分、ダルビッシュ投手はツイッターで「あと10分!」のメッセージとともに、レンジャーズの帽子をかぶった自撮り写真を投稿。一部の米メディアがツイッターで「交渉難航」と残留の可能性を示唆したことから一転、『破談』の空気が流れた。

結局、レンジャーズからドジャースとのトレード成立の正式発表があったのは午後3時すぎ。エースとの引き換えに獲得したマイナー選手は3人だったが、当初、レンジャーズが求めていたとされる2人の有望マイナー選手は含まれておらず、「質の高いトレード」と評価できるものではなかった。そこにレンジャーズ側の焦りが垣間見えた。

トレードが成立した時点のダルビッシュ投手の成績は6勝9敗、防御率4・01。とてもエースと呼べる数字でない。一方のドジャースは7月を終えた時点で74勝31敗。メジャー最高勝率を誇り、早くも29年ぶりのワールドチャンピオンの気運が高まっている。

残り2カ月。順調に行けば、ダルビッシュ投手は10〜12試合に先発する。先発陣が豊富なチームでどれだけ存在感を示せるか、どれだけチームの勝利に貢献できるのか。FAになれば、総額2億ドルを手にできるとも言われており、オフの自身の契約交渉にも大きく影響する。トレード期限を前に最も注目を集めた日本選手に熱い視線が注がれる。


 
     
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