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5-2010

監督解任第1号はこの人だ!?

悲壮感が漂っていた。ぐるりと取り囲む取材陣を前にしたメジャーリーグ、ボルティモア・オリオールズのデーブ・トレンブリー監督の顔は強張っていた。

4月21日、シアトル・マリナーズとの試合前の三塁側ベンチ。時折見せるその笑顔もどこかぎこちない。それもそのはず。チームは開幕15試合で2勝13敗と大きく負け越し。勝率・133は、所属するアメリカン・リーグ東地区どころか、メジャー全30球団の中でも最低の数字だ。シカゴの2チーム、カブスとホワイトソックスも苦戦を強いられ、地元メディアは大騒ぎしているが、オリオールズに比べればかわいいものだった。

ベンチに現れる前にはシーズン初の全体ミーティングを召集した。およそ10分間、選手の奮起を促すためにメジャーリーガーのあるべき姿などを熱弁。その興奮も冷めやらぬまま取材に応じた指揮官は一つ深呼吸してから一気にまくし立てた。

「全くもって大丈夫ではない。選手たちをかばうのにはほとほと疲れてしまった。言うべきことを言えない大統領報道官の気持ちがよく分かった。これからは物事をうやむやにするようなことはもうしない」

あえてメディアの前で嘆いたのは、これらの言葉を目にしたり、耳にした選手たちが発奮することを期待してのことにほかならないのだが、そこまで言わなければならないほど、オリオールズの今季の戦いぶりはひどいものだった。

敵地で迎えたレイズとの開幕3連戦を1勝2敗で終えた後、本拠地に戻ってからは6戦全敗。その後も敗戦を重ね、連敗記録は9まで伸びてしまった。とりわけ、サッカーやバスケットボールほどではないにしろ、“ホームフィールド・アドバンテージ”がある本拠地での連敗のショックは大きい。今もその後遺症を引きずっている感は否めなかった。

敗因は挙げればキリがないが、最大の誤算はオフに2年1200万j(約11億4000万円)もの大枚をはたいてクローザーとして迎えたマイケル・ゴンザレス投手だ。シーズン開幕戦となった6日のレイズ戦、9日のブルージェイズ戦で1点のリードを守り切れずに決勝点を許した。挙句の果てには、3試合を投げたところで左肩痛を訴えて故障者リスト入り。「負の連鎖」とはよく言ったもので、ゴンザレスの代役に抜てきされたジム・ジョンソン投手も13日のレイズ戦、さらに17日のアスレチックス戦で9回を抑えられずに敗戦を重ねた。

計算違いは野手にもあった。ベテランのブライアン・ロバーツ二塁手とミゲル・テハダ三塁手が相次いで負傷。本来の打順はそれぞれ1番、4番。得点源となる中核選手の離脱は大きすぎた。開幕8試合で打率.400とチームで最も当たっていたフェリックス・ピエ外野手も肩の手術を要する大けが。昨季は打率.277、19本塁打、70打点とブレークしたアダム・ジョーンズ外野手は打率が.200を越えるのがやっとという状態の不振に陥った。

投打の歯車がかみ合わないとはよく言ったもので、ゲームの展開を左右する先発投手陣もぴりっとしない。メジャー1年目の昨季は7勝を挙げ、さらなる飛躍が期待されるブラッド・バーグセン投手が3試合を投げて0勝2敗、防御率12.19という内容で早々とマイナー降格を言い渡された。希望の光は無傷の2連勝を挙げている超有望新人のブライアン・マティス投手ぐらいしか見当たらない。

4月25日現在、オリオールズの戦績は3勝16敗、勝率.158。全体ミーティングの後も状況は好転していない。こうなってくると球団が決まって使う次の手は、首脳陣の首切りだ。監督やコーチを入れ替えて再スタートを切る。実際にフィールドで戦うのは選手なのだから、その効果は知れたものだが、球団は常套手段として使う。今季解任第1号となる監督がだれなのかは今さら予想するまでもない。この原稿が読者の皆さんの目に触れる頃には監督代行がオリオールズを指揮している可能性は十分にある。

I think we can do it!

メディアの前でそう言い放ったトレンブリー監督の言葉が今も耳から離れない。





 
     
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