3月から長男と合気道を始めました。毎回、体中がアザだらけになっているのですが、腕を軽くひねっただけで相手を倒せる合気道。先生の組み手を間近で見ると、まるで、マジックを見ているようで、ワクワクします。30代半ばからの習い事ですが、学生時代に戻ったかのように、力みなぎる日々を送っています。さて、今回の料理、リエット(Rillettes)とは、ポークやダックなどで作ったペーストで、パンやクラッカーに塗って食べます。本来は冷たいまま食べるのですが、我が家では、10秒ほどレンジでチンしてから食べます。これに、美味しいパン、チーズ、ワインがあれば、夏バテ無用!
豚肉は肩肉がおすすめです。脂身のある固まりを買って来て、1センチ角に切ってください。 冷たくして食べるので塩はやや多めですが、チキンブロス(チキンスープ)の塩分が高いものであれば、塩の量を1/2T少なくするなど調節してください。
材料(約8ozの容器4つ分)
表示 (C)カップ、(T)テーブルスプーン、(t)ティースプーン、
- 豚肉(肩肉) 2lb
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チキンブロス 1C
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塩 1 と1/2/T
- タマネギ 半個
- クローブ(スパイス) 2個
- ニンニク(皮を剥いたもの) 1かけ
- 乾燥バジル 1/4 t
- ローリエ 1枚
1. オーブンを270Fに設定する。
2. 豚肉を、脂身の部分と肉の部分にわけて、それぞれ1センチ角程度に切る。
3. 皮を剥いたタマネギにクローブを刺しこんでおく。(クローブは小さいので、肉にまぎれてわからなくなる為)
4. オーブン調理が可能な鍋に、脂身をいれて、中火できつね色になるまで炒める。炒めた脂も脂身もそのまま残す。
5. 4の鍋にすべての豚肉、チキンブロス、クローブ付きのタマネギ、にんにく、乾燥バジル、ローリエを加えて、強火でストックを沸騰させてから、フタをしてオーブン下段にいれて3時間半煮こむ。
6. 豚肉がフォークで崩れるほど柔らかくなったら、クローブ付きのタマネギ、にんにく、ローリエを取り出し、2つの容器に、豚肉とチキンブロスの液体とをわける。
7. 豚肉をフードプロセッサー、もしくは、ハンドミキサーで肉の繊維をほぐしながらペーストを作る。塩を加えて味を調節する。パサつくようであれば、チキンブロスを少しずつ加えて、好みの柔らかさにする。
8. 1カップ程度の大きさの容器に7.のペーストを詰めて、上にスプーンで豚肉からでた脂をすくいかけて膜をつくる。
9. 冷蔵庫で固めてできあがり。2週間ほど冷蔵庫で保存できます。