一番好きなケーキは?と聞かれたら、シュークリーム。それも、銀座コージーコーナーの100円シュー! もうね、日本に帰る度に、いろんなケーキ屋で買って行くのですが、やたらと高いくせに美味しくなくて、原点に戻るパターン。ところが、アメリカでは、なぜこんな味に?というシューばかりで、これだったら自分で作るわ、と思ったのが発端です。長く楽しめるように、アイスシューにしました。
ホイップクリームを混ぜる前のカスタードは、冷蔵庫で1日置くと味がよくなります。シュー皮を作った後で、クリームとカスタードを混ぜると、その後の作業がしやくすなります。
材料 (シュークリーム8個分)
(C)カップ、(T)テーブルスプーン、(t)ティースプーン
(カスタード)
- ハーフ&ハーフ 1C
- 卵黄 3個
- 砂糖 1/3C
- オールパーパス小麦粉 4T (0.9 oz)
- 無塩バター 1T
- バニラエッセンス 1t
- ヘビークリーム 1/2C
(シュー皮生地)
- 無塩バター 4T + 1/2t
- 水 1/3C
- 塩 ひとつまみ
- オールパーパス小麦粉1/3c +2T (2.2oz)
- 卵 (L) 3個 (合わせてよく溶きほぐしておく)
作り方:
( カスタード)
1. 1/3Cの砂糖の半分と小麦粉を容器にいれてダマがなくまるまでよく混ぜる。ボウルに残り半分の砂糖と卵黄を加えて白っぽくなるまで泡立て器でかき混ぜる。卵がよく混ざったら、小麦粉と砂糖を合わせたものを加えて、粉が見えなくなるまでかき混ぜる。
2. 牛乳を沸騰直前まで温めて、1.のボウルに牛乳を少しずつ加え、泡立て器でよく混ぜる。
3. 2. の液体をこし器を通して鍋に入れたら、中火にかけ、木べらで鍋底からかき混ぜる。焦がさないように常にかき混ぜ、とろりと滑らかになったら、火からおろしてバターとバニラエッセンスを加え、耐熱容器などに移し替えて、ラップをぴったりとかぶせる。あら熱が取れたら、冷蔵庫で1晩おく。
4. 翌日、ボウルにへビークリームと2Tの砂糖を混ぜて、7分だて程度の柔らかい角ができるまで泡立て器で混ぜる。できたクリームを3.
のカスタードとよく混ぜて、アイスシュー用のカスタードのできあがり。絞り袋に詰めて、シュー皮の中に詰めます。カスタードは冷凍して食べた時に口当たりの良いように、かなり緩めです。普通のカスタードを作るのであれば、4.
の工程を省いて作ってください。
(シュー生地)
1. パーチメント紙を天板に敷いておく。絞り袋に直径1センチ程度の丸口金を袋にいれて先端を出し、シュー生地を入れてすぐ絞れる状態にしておく。
2. 小麦粉はよくふるってダマのないようにしておく。
3. 中型の鍋に水を入れ中火で沸騰させて、バターと塩を加えて木ベラでよくかきまぜる。バターが完全に溶けたら、?の小麦粉を加えてよく練る。生地がまとまってきて、鍋の底にうっすらと生地がくっつくようになったら、火から下ろす。そして、生地が熱いうちに、溶きほぐした卵を少量ずつ加えて木べらでよく混ぜる。なめらかになったら、また卵を少量ずつ加えて混ぜるを繰り返し、木ベラで生地をすくってみて、ゆっくりと落ちる程度の固さになったら生地を絞り袋にいれる。
4. 絞り袋をまっすぐに立て、直径5センチぐらいに生地を絞り出す。
5. 425度Fに設定したオーブンの中段で10分焼き、375度Fに温度を落として黄金色がついて乾燥するまで5分ほど焼く。途中でオーブンを開けたりすると縮むので注意。焼き上がったら冷ましておく。
6. シュー皮の底に穴を開け、絞り袋にいれたカスタードを空洞一杯に絞り入れる。
7. カスタードが緩めなので、そのまま、底を上にしたまま、皿などの上に置き、冷凍庫で固めてできあがり。