アメリカでいう「ショートケーキ」は日本のとは違います。ショートブレッドというサクサクした生地に、ホイップクリームや苺などを挟んだものがアメリカ版です。柔らかいスポンジケーキに慣れている私には、最初慣れない食感でしたが、自分で作ってみると美味しいものです。作り方もいたって簡単。果物が美味しい夏の季節に、どうぞお試しください。
ショートブレッドに甘みがほとんどないので、トッピングが甘い方が味のバランスがとれます。ベリー類に砂糖(分量外)を混ぜておくと、汁気がでてくるので、即席ソースとしても使えます。
材料(ショートケーキ約4個分)
(C)カップ、(T)テーブルスプーン、(t)ティースプーン
( ショートブレッド)
作り方
1. ショートブレッドを作る。ボウルに小麦粉、塩、砂糖、ベーキングパウダー、レモンの皮を加えてよく混ぜる。小さく切ったバターを加え、両手でバターと粉とを混ざり合わせるように、よく摺り合わせる。
2. 1のボウルにヘビークリームを加え、手で混ぜ合わせる。この時に過度に練らないように、ざっと粉がヘビークリームと混ざりあう程度に混ぜる。
3. 出来上がった生地を4つに分け、スプレー油をふりかけたマフィン型か、なければ、パーチメント紙を敷いた天板に、生地の形を整えてのせ、300度のオーブンで15〜20分焼く。出来上がりは、竹串で刺してみて、ドロリとした生地がついてこなければできあがり。オーブンから取り出して、マフィン型から出さずにそのままあら熱をとる。
4. 冷めたショートブレッドを型から取り出し、横に2つに切り、アイスクリーム、ホイップクリーム、ベリー類などで飾る。ショートブレッドに粉砂糖を振りかけてできあがり。