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ぷれ〜り〜に好評連載中のなんでもイミグレ相談所のバックナンバー
(記事提供:ぷれ〜り〜/Immigration Law Associates, PC)

4/2012

米国政府の移民法制度見直しの動向−米国経済活性化のための努力


米国移民局の審査姿勢の硬化が喧伝されて久しい昨今ですが、米国は多くの移民を迎え入れることにより、他国に対する技術的・経済的優位を保持してきたことも歴史的な事実です。優れた移民を米国に迎え入れることのメリットは、今日においてもホワイトハウスをはじめとする米国政府において深く認識されており、いかにして多くの優秀な移民を米国に呼び込むかは、米国政府のトップレベルにおいて真剣に模索されています。今年2月22日の「米国在住企業家イニシアチブ(Entrepreneurs in Residence Initiative)」立ち上げに伴い移民局長官により主催された情報サミットの開催と、それに先立つ米国国土安全保障省(U.S. Department of Homeland Security; DHS)による移民法規則改正案の発表は、政府の移民受け入れに対する積極的な姿勢を反映する一例といえましょう。今回は、米国経済活性化を目的とする移民局による移民法改正案を、かいつまんでご紹介します。

(1) 17ヶ月のOPTを利用できるF-1学生の範囲の拡大

現行規則の下においては、特定の理系分野を専攻とするF-1学生には、通常の12ヶ月ではなく、17ヶ月のOptional Practical Training (OPT)期間が認められています。この17ヶ月のOPTが認められる理系分野は、DHSが指定する分野である必要がありますが、DHSより指定分野の拡大が提案されました。この提案により、現状ではカバーされていない新理系分野がカバーされることが期待されます。さらに、F-1学生がカバーされる分野の学位を修得した場合、17ヶ月のOPTを利用するうえで、その学位が直近学位であることは要求されないとされていることも注目すべき点といえます。

(2) F-1学生の配偶者が履修できるパートタイム科目の範囲の拡大

現行規則の下でも、F-1学生の配偶者はパートタイムで一定の科目を履修することは可能ですが、その科目は職業訓練又はレクリエーションを目的とするものに限られています。DHSは、F-1学生の配偶者が履修できる科目に関するこの制限を緩和し、F-1学生の配偶者が一定のアカデミックな科目も履修できるよう移民法規則を改正することを提案しました。

(3) H-4配偶者に対する就労承認

現時点においてH-1B専門職者の配偶者(H-4配偶者)の米国での就労は認められていません。しかしながら、DHSは、一定のH-4配偶者については就労を認めることを提案しました。DHS提案によれば、H-1B専門職者が一定期間米国において就労し、その後にそのH-1B専門職者につき雇用ベースの永住権申請手続きが開始された場合、そのH-1B専門職の配偶者に対し、米国における就労許可が認められるのが適当であるとされています。移民局は、この規則改正により、米国雇用者により価値が認められたH-1B専門職者で、将来においても米国経済への貢献が期待される者を、米国に引き止める効果があるものと見ています。

(4) 卓越した大学教授・研究者による永住権申請を容易に

卓越した能力を有する大学教授や研究者は、第一優先枠による雇用ベースの永住権申請(EB-1)が可能です。このような大学教授や研究者がEB-1を利用して永住権を申請する場合、自らの卓越性を証明する必要がありますが、この証明に利用できる証拠の種類は、移民局規則により制限されています。DHSは、このEB-1のために利用できる証拠に関する規制を、緩和することを提案しました。これにより、米国に留まる優秀な大学教授・研究者が増加することが期待されますが、それと同時に、卓越した能力を有する外国人に適用される他の証拠に関するルール(卓越した能力を有する大学教授や研究者に適用されるルールよりも緩やかです)との整合性も向上することとなります。

以上、DHSにより提案された移民法規則改正点のうち重要なものを概観しましたが、これらはあくまでDHSによる「提案」に過ぎず、現時点においてはまだ有効な規則とはされていない点にご注意ください。

 

 

(注意)この資料は当社が情報伝達の目的の為だけに用意したもので、法的助言を提供するものではありません。当資料及び関連ページ、書類、コメント、返答、Email、記事などは特定の個人に法的助言をするものでもありません。


会社名 Immigration Law Associates, P.C.
担当者

Ms. Walder

住所 8930 Gross Point Rd, Suite #500, Skokie, IL 60077
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ファックス 847-581-0635
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