シカゴについて 住宅情報 各種手続き 食べる 遊ぶ 買い物 医療・妊娠 観光・旅行 仲間・グループ 学校・お稽古 働く 電話帳 フリマ・掲示板 イベント・カレンダー ぷれ〜り〜バックナンバー
求人情報 賃貸住宅情報 レストランガイド 日本料理店情報 同窓会 同好会・クラブ 習い事 ゴルフ 旅行代理店お勧めパッケージ 郊外の見所 ベーカリー チョコレート屋さん 試してみよう
ぷれ〜り〜バックナンバー』のホーム 『住むトコ.COM』 | シカゴ版ホーム | 連絡先 |
住むトコ内検索
電話帳
医者・病院
歯医者
保険
弁護士
不動産会社
銀行・投資
人材派遣
会計事務所
引越し/運送
クルマ
商工不動産
翻訳・通訳
広告・印刷
宅配
旅行代理店
航空会社
レンタカー
ホテル
ツアコン
食料品店
日本料理
レストラン
ベーカリー・クレープ
ショップ
書店/音楽
美容院
ビデオ屋
カラオケ
コンピューター・ネットワーク
新聞
ゴルフ場
英会話・ESL
習い事
同窓会・同好会
協会
巻頭特集
チョッといいトコ
試してみよう!
健康911番
スタイリングTIPS
なんでもイミグレ相談所
知っ得 なっとく 行っとく?
ホクのほくほく情報
Miko's Kitchen
トラベルFAN+FUN
ぷれスポ
その他
   
サイト内検索
生活を開始する為の手続き
観光
医療・病院
エンターテイメント
学校
ショッピング
レストラン
   
賃貸物件リスト
求人情報
フリマ
掲示板
ぷれ〜り〜・バックナンバー
カレンダー
リンク
     
  ホクのほくほく情報

日頃目にする興味深いアメリカ的商品、ちょっと不思議なアメリカ文化などをご紹介!!

6-2017

アメリカの卒業式

アメリカの5月&6月は、卒業シーズンまっただ中。”Class Of 2017”をお祝いしたグッズやデコレーションをよく目にしますよね。日本の卒業式は3月、桜の花がちらほらと咲き始める春めいてきた気候、ピシッと着た制服に、仰げば尊し(え?最近は違うんですか?)の合唱、そして、大好きだった先輩の、第2ボタンをもらうために、ドキドキする(時代遅れですかね?)のが、筆者的な思い出。ところ変われば文化も違うわけで、アメリカの卒業式といえば、初夏の青空のもと、レガリア(ローブと角帽のセット)とタッセル(Tassel)と呼ばれる房のようなものをぶらさげた学生たちが、団体行動を思いっきり無視しながらフィールドやイベントホールを歩く、、、そんな風景が想像されますね。

さて、卒業式という言葉、Graduationと言うより、Commencementと呼ぶ学校が多いようです。このコメンスメントという言葉には“はじまり”という意味があり、ようは“門出をお祝いしよう!”という事なんですね。日本だと、もちろんはじまり=入学式。そしてどちらかというと、受験戦争などで勝ち残った“勇者”たちとその家族が誇らしげに参加するのが入学式のようなイメージです。米国では逆に「入学は簡単、ちゃんと卒業できるようにしっかりと勉強して生き残らねば」という風潮があるのかも。落第はなく退学、例をあげればアメリカの大学では6年以内に卒業できる割合が50%などと言われているシビアな世界。それだけに『晴れて卒業』できることは素晴らしい門出になるのです!

高校でも大学でも、このレガリアは自分で購入するか、あるいはレンタルが基本。基本、各学校&大学で決められたスタイル&色のものがあるので、それを自己責任で準備するわけです。はい、出費バリバリ(そして、誰かが儲けているの)です。大学ではそれぞれの学部で決まったフードと呼ばれる、背中の方にひろがる“魚のエラ”のようなものもありますが、これはタッセル同様、専攻分野によって色分けされ、このデザインを見れば「あ、私の分野と一緒だ!」「あ、そろそろ名前が呼ばれるから席つかないと!」あるいは「そろそろうちの息子がステージに上がるね!」と心と体とカメラの準備ができるわけです。

タッセルに関しては賛否両論、最初に左に垂らしておいて、証書をもらえたら右にする?という派が多いようですが、これもちょっと微妙。だって、実際はステージ上でいただくのは証書ではなく「証書を入れるケース」ですし(ほとんどの場合。サインと印鑑の入ったモノホン卒業証書は後ほど郵送されてくるパターンが多い。)“左は学問の世界、右は現実社会”なんて定義も、“じゃあ仕事しながら大学行った人はどうすんねん?左利きの人に失礼とちゃう?(なぜか大阪弁)”で突っ込めちゃいます。ちなみに、最近の流行り(?)はこの角帽に個性たっぷりなデザインを施すこと。ビーズやペンで可愛くあしらったり、写真を貼ったり、あるいは、高校生なら、進学していく大学のロゴを付けたり。。。

親バカ、孫バカ、彼氏&彼女バカ、従兄弟バカ、甥っ子&姪っ子バカ、、、オーディエンスにはたっくさんの愛情たっぷり家族&友人達が卒業式をイベント化していますので、まるでお祭り状態。バルーンを持ってくるは、名前を書いた看板を作ったり、お花でレイを作っていたり、もう大変。自分の知り合いが呼ばれた時には立ち上がって、「きゃー!I love you! I am so proud of you !」と大騒ぎ。まして、じぶんの子供がHonor Studentと呼ばれる‘成績優秀者’のリストに入っていた場合、その内容が名前と一緒にアナウンスされることがありますが(本人は特別な紐のようなものを肩から下げることができます)そんな時はもう大変、「He is my son! I raised him! He is so smart!」などと、まぁ非常に微笑ましい一瞬です。ちなみに、大きな大学になると、この卒業式に参加するのにも、チケット制が取られていまして、参加したい家族の人数分の席を確保する。まるでどこかのコンサート並みです。

こちらの卒業式では、エドワード・エルガー作曲の『威風堂々(英語名:Pomp and Circumstance)』に合わせた入場から始まり、国歌斉唱から始まり、学長のあいさつ、有名な大学になると著名なゲストスピーカー(政治家、企業家、博士、などなど。ニュースになりますよね)がやってきたり。式の最中、必ず手話をする方がいるのもいいし、まるで映画の一シーンのように、帽子をサーッと空に投げるのも絵になります。最後に、そんな『アメリカの卒業式』の様子を垣間見れる映画を幾つか挙げておきましょう。家族や友人サークルに卒業生がいない貴方もこれらを見て、目に涙?しちゃうかも。

『LEGALLY BLONDE』『SAY ANYTHING』『INTO THE WILD』『HIGH SCHOOL MUSICAL 3: SENIOR YEAR』『FERRIS BUELLER'S DAY OFF』『DEAD POETS SOCIETY』『THE TWILIGHT SAGA: ECLIPSE』

 

 
     
Copyright: 2001-Present:SUMUTOKO.COM.
All rights reserved. Email: info@sumutoko.com
当サイトに関するお問い合わせはシステム統括部webmaster@sumutoko.comまでお願いします。
このサイトに掲載している情報の無断転載を禁止します。著作権は『住むトコ.COM』またはその情報提供者に帰属します。
No reproduction, distribution, or transmission of the copyrighted materials at this site is permitted without the written permission of SUMUTOKO.COM., unless otherwise specified. Using this site means you agree to our Terms of Use and Privacy Policy.