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小腹がすいたのでちょっとお茶漬けさらさら〜としていた所、がが〜ん!なんとも異物が口の中に。「なんだろう」と思って調べてみると・・・「歯」でした。それはそれは悲しい一瞬、歯の部分は普通なんですが、それが歯茎に入っていた部分は見事に錆びていて、汚れていて、とにかく見苦しい。「こんな物が入っていたんだぁ」と夜11時の静けさのなか、かなりビビっておりました。それは良いとして、この歯は15年前に日本で作ってもらったクラウンの歯、神経も抜いてあったので幸い痛くも痒くもなかったんですが、寿命だったようですね。応急処置(まさにセメダインのような物でくっつけなおすだけ)をしてもらいに次の日に歯医者さんに行った所「15年ももったらラッキーよ」と言われ・・・とほほ。
さてさて、この応急処置だけではもちろん足りる事はなくオプションとしては1)入れ歯にする、2)インプラントにする、でした。コストもだいたい同じ(保険にもよるかと思いますが)、将来的にはインプラントの方が手入れなどラクだし見た目も普通の歯と変わらないし、というわけでもちろんインプラントを選んだホク。歯科医は「はい、じゃぁオーラルサージョン(歯科外科さん)の所に行ってきてね、この紹介状とレントゲン持ってって」と。その紙面には「Hopeless
Tooth」と書かれておりまして・・・ホクの歯医者さんはお友達でもあるリサさん、彼女とっても切れて恰好良くって、とにかく素敵なんですが、「絶望的な歯」っていうののはちょっと辛いなぁ、と思っていた所「あはは、これはあなたの’歯’がホープレスであって、あなた自身の事じゃないわよ」だって。・・・苦笑い。
”インプラント”と聞いてまず思い出したのが「松田聖子チャンの記者会見」だったミーハーな私。彼女は神田正輝氏と別れてから、某歯科医と再婚しました。彼との出会いから聖子ちゃんの歯並びがみょーにきれいになったと評判になり「インプラントをしたのでは?」と話題になりました(知ってる方います?)。結局彼女は「審美歯科」の方で矯正をしていたようでして、インプラントではなかったようですが、その頃初めてインプラントという歯の治療方法がある事を知りました。芸能ニュースもなかなか役にたつものですね。
「歯は命」とは良く言ったもの、特にアメリカ社会ではきれいにそろったピカピカの白い歯は”美しさ””健康の良さ”のひとつとして考えられているため、ティンネイジャー(大学に行く前など)が歯科矯正をしたりするのはあたりまえ。歯医者さんへ足を運んでせっせとクリーニングをし、家でも電動歯ブラシで歯磨き(ちなみに古くなった電動歯ブラシはお風呂場やキッチンの水回りの掃除に最適ですよ〜)、フロスで歯間のお手入れもわすれずに・・・と。デビュー曲「裸足の季節」の頃の聖子チャンといえば、一重まぶたで八重歯がきらり。1980年代のアイドルちゃん達はけっこうこの八重歯がトレードマークで「かわいい」とされていましたが、アメリカデビューなどを期にこの「八重歯=かわいい
in Japan」は「八重歯=怖い(ドラキュラみたい)in USA」に変更、今ではまっすぐ&真っ白な歯並びの良さは、ママドル聖子チャンのチャームポイントとなっていますね。
娘と息子も歯医者さんに年に2回かよっております。彼らはPediatric Dentistという子供専用の所へ通わせていますが、そこはもうキッズには天国!おもちゃがたくさん、診療中にビデオゲームをさせてくれるわ、DVDは見せてくれるし、終了してからのおまけはロンパールームなみ、とにかく喜んで歯医者さんに行ってくれるので母はおお助かりです。クリーニング、フッ素をしてもらっているおかげか虫歯ゼロでございます。2歳の頃から「フロスをするように」と言われ「どうやってこの小さい口の中をフロスするんじゃい」と思っていたところ、巷には子供用のフロスも売っている事を発見。かわいい色の動物の形になっていてなかなかキュート。日本のお友達へのお土産などにもよいかもしれませんね。
歯の話ついでに、ホクが最近行ったのはWhiteningというもの。コーヒーやお茶、そして若気の至りで吸っていた煙草の後などでちょっと黄色くなっていた歯をこの薄いシートを使って白く戻そう、というもの。2週間毎日この透明のストリップを上下の歯に貼りつけ待つ事30分。その間は食べれない、飲めない、笑えない(笑ってもいいんですが、なんだか見た目が気持ち悪い)。妙な味と、そうそう歯茎が少々痛くなったりもしました。で、効果はといいます・・・「う〜ん、白くなったような気がするけど・・・」程度でした。いろんな会社から歯を白くするキットが出ていますし、歯医者さんでもやってもらえるそうですが、確実に白くしたい場合はやはり自分の歯にあった方法でプロにやってもらうのが一番かと思います。
無事にインプラント手術を終え(ほんの30分でした)、イケメンの外科医とも仲良くなり、特に問題なく新しい歯を迎えられそうです。保険を使ってもトータルで2000ドルくらい、となかなか厳しい出費になりますが、まぁこれを機会にさらに「歯を大切に」して行こうと思います。
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