|
今年も4月15日が迫ってきましたね。税金の申告の日、いくら戻ってくるのかなぁ、と楽しみな反面、その書類の量と数字の陳列に頭を悩ましております。専門家に頼む手もありますが、我が家はいたって「ホームメイド」なタックス・リターン作業。こうする事により、いったい自分たちのファイナンシャル状況がどういう物なのか、これから更に賢くお金を使っていくにはどうしたらいいのか、また、自分たちのガバメントの経済的方針なども勉強できるわけです。ホクの一番の興味はと言いますと「趣味にいくらお金をかけていいものか」。いつも悩んでおります。子供の学費にモーゲージに、そうそう多大なる食費も、、、これは必要経費ですから(食費は特に)削れません。それ以外の出費の上限は?どうやってお金をセーブするか?趣味がなくては生きていけないホクにとって、これはなかなかの問題なのです。
読者のみなさん、英語を習いたての頃、きっと「what is your hobby?」というセンテンスを耳にしませんでしたか?ちなみにホクの今現在の趣味はオペラ鑑賞とゴルフ!でございます。はい、どちらもお金かかります。と言っても、日本でオペラ鑑賞したりゴルフしたりするよりもお安いですが。旦那がゴルフ大好き、息子もゴルフ大好き、なもので、「それじゃぁかーちゃんもやりましょうかね」と重い腰を動かしたのですが、これがなかなかおもしろーい!ドライビングレンジでカーンっとボールが弓なりに飛んだ時の快感は、何にも変えられないのですよ。そして、スィングした後の冷たいビールの一杯が、もう、、、たまらなーい。あ、かなりオヤジ化してますね。日本では若いゴルファー達が大人気だそうで、ハニカミ王子だの、上田桃子さんだの、結構ホクも「流行」に乗ってるのかしら。
ゴルフセットは中古のレディース物を旦那からプレゼントされました。まだまだ始めたばかりなので、アイロンやらウッドやら、使い分けができない状態ですが、まぁこれから学んでいくとしましょう。4回ほど、プロが教えてくれる個人レッスンを受けたのですが、これが大当たり!旦那が教えてくれる、というオファーは思いっきり遠慮させていただきました。思い起こせば15年前、はじめて車を運転(アメリカ)でしなければ行けなくなった時、旦那のコーチングによってたっくさんの涙を流しましたよ。厳しいんです、そして、コーチではなく”旦那”なんですね、やっぱり。「そんなに強く言わないでよ!今朝のコーヒーメーカーをセットしなかったのを根に持ってるんでしょ!」と、喧嘩になる種が山ほどあるので、精神衛生上良くない、とその時学びました。
その点、プロのレッスンを高いお金を出してまで取ろう、という意気込みがあれば、こちらもやる気満々、あちらもそりゃぁ「プロ」ですからね、しっかりみっちり教えてくれます。グリップの握り方から、目線の高さ、肩の動かし方にボールの選び方などなど。友達と一緒にプライベートレッスンをしていたのですが、彼女はとーっても上手。ホクが打ちっぱなしの屋根やら柱やらにボールをあてて「やべぇ!」と叫んでいる横で、「フォーー!」とボールが100ヤードも150ヤードも飛んで行く。プロも大喜びで「上手いねぇ、その調子、その調子」と彼女に。ホクには、、、「なかなかいい帽子だね」と。褒められたのは帽子、でした。いいんです。帽子は大切です。
さて、もう1つの趣味「オペラ鑑賞」ですが、これは息子が地元オペラの子役に選ばれたのがきっかけで、車の中でCDを聞いたりしているうちに、その感情的な声とメロディに魅せられていったという訳です。特にオペラに興味がない方でも「Luciano
Pavarotti」というオペラ歌手の名前を耳にした事があるかもしれません。イタリアの太陽を想像させる歌声の持ち主だった彼、残念ながら去年亡くなってしまいました。今でも彼が歌うオペラのCDなどは大変な人気だそうで、例えばスターバックスでパバロッティ氏の「Greatest
Hits」が販売されてますが、オペラ初心者の方にもフレンドリーな内容になっていますよ。
さて、やはりオペラの醍醐味は、実際に生で聞くことなんですが、チケットはお安くない、、、でもやっぱり会場内に広がる歌声、シンフォニーの音色はたまらないもの、ついつい涙、なんてのもよくあります。オペラの題材はほとんどが「恋愛」「人生」など、そう、まさに昼間の奥様番組「ソープオペラ」に通じるものあり!オペラを聴きに行く前に、簡単なあらすじとメインメロディを頭に入れておくと、楽しみ方が倍増するかも。予習する時間がない?大丈夫、会場には英語の字幕がでる場所もありますので、きっとストーリーを理解できます。オペラグラスを忘れずに!
というわけで、ちょっとしたホクの一面を見せてしまいましたが、趣味を持つ事は人生に花を咲かせてくれます。みなさんもお金がかかる趣味、かからない趣味、に関わらず、毎日の生活を楽しめるような素敵な趣味をお持ちくださいね。
|