5月の第2日曜日は母の日。どの文化でも、どのお国でも、とにかく偉大で大きな存在である”おかあさん達”を讃える祝日です。日本ですと、カーネーションが送られ、いつもは家事で忙しいお母さんをねぎらって、どこかに食事に連れていってあげたり、変わりに洗濯や掃除をしてあげたりしますよね。こちらアメリカではどうでしょうか？やはり多いのが「母の日ブランチ」や「母の日ディナー」など、ちょっとおめかししたお母さんを家族が囲んでお食事したり、といった所でしょうか。遠く離れて住むお母さんにも電話をしたりカードを送ったり、母の日の御祝いの仕方は日米そんなに変わらないようです。

肝っ玉母さんもたくさんいるアメリカ。いかにも強くたくましく、そしてPTAや地域の児童活動にも積極的に参加するマミー達。そうそう、『Soccer Mom』という言葉、ご存知ですか？イメージ的には、緑の茂った郊外の一軒家（入り口にはアメリカっぽい旗とか子供が学校で作った庭用オブジェなどがあり・・・）に住み、子供は2人以上、ミニバンやSUVを乗り回して、子供達（時には近所やお友達の子供達も何人も乗せて移動）の学校や習い事の送迎、そしてアクティビティ場所へと運転し続けるお母さん。車の中には必需品とも言える、1）水のボトル（子供が急に喉が乾いても大丈夫）2）スナック（サッカーの練習の後はお腹がすきますので、コスコなどでまとめ買い）3）濡れティッシュ（手足汚れますから）4）携帯用アダプター（いつもOn The Goですので、お稽古事の待ち時間に電話やフェイスブックをチェックします）が点在し、まぁこの車の中で1泊くらいはできる、といった感じですね。

この“サッカーマム”が日本語でいる“肝っ玉母さん”に直訳できるかどうかはわかりませんが、とにかく愛すべき女性、“子供のため、家族のために全てを捧げるおかぁさん”な事には違いありません。という訳で、今回のヨンダでは、『母の日を祝おう、マザーへのクォート』の数々を見て行きましょう。