仕事場、PTA、ヨガクラス、ナイトクラブ、喫茶店、、、アメリカ生活の毎日ではもちろん英語を使うのが当たり前なのですが、それにしてもこちらの人って喋り好き、そしてなんだかいつも楽しそうに、リズム感たっぷりにハキハキと話しますよね。言葉のキャッチボールと言いますが、まさにその超特急なボールを毎日耳にしている私たち”外国人”、時には「え?今の表現はなに?」と思っても、みんなの会話を止めてまで質問するには恥ずかしい、いや、本当は聞き間違えのかな?なんて感じる事はないでしょうか。今回のヨンダは、引用句ではないにしても、普段の生活で良く聞く表現、イディオムをいくつか”超特急”でご紹介したいと思います。
My
Two Cents |
なにか自分の意見や情報を付け足した後付け加える言葉。"That's
my two cents." もともとはイギリス式に"My
two pennies" だったそうです。1ドルや20ドルではなく、2セントな所に謙虚さが感じられますね。 |
Play
By Ear |
友達や同僚とランチのプランがあるけれど、「ひょっとしたら急な仕事が入るかも、、、だめだったらごめんね」といったシチュエーションの時に「いいよ、play
by earで」つまり、適当に、臨機応変に、という意味。 |
Win-Win
Situation |
日本語で言う『一石二鳥』のようなもの。良い事が連鎖反応で起きた時に使います。 |
Tip
Of My Tongue |
何か言いたいんだけど、ど忘れしてしまったら?"do
you remember that fantastic Greek restaurant's
name?(あのおいしいギリシャ料理レストランの名前覚えてる?)"
"hmmm, it's tip of my tongue...(なんだっけ?あー、喉まででかかってるんだけど...)" |
Old
School - New School |
ここでの意味は「学校」ではなく「スタイル」といった感じ。ようは古いスタイル(Old
Style Rock n'Roll など)、新しいスタイル。 |
Piece
Of Cake (Easy As Pie) |
「そんなの朝飯前だよ」の意味で使われるPiece
of Cake。ケーキではなくパイになるとEasy as pieに早変わり。 |
Ring
A Bell |
クイズ番組で回答者がつかう「チンッ」というベル、あれを思い出してください。つまり「ハッと気づかせる」という意味。 |
Keep
My Fingers Crossed |
人差し指と中指をクロスしたジェスチャーは「幸運を呼ぶサイン」、というわけで”you
are going to take a college exam tomorrow
right? I will keep my fingers crossed
for you! (明日大学受験よね、上手くいくように応援してるわ!)"
|
Rain
Check |
「延期」の意味。せっかくのディナーのオファー、でも用事があって行けない時などに"thank
you, but I will take a rain check."
などと使います。お店の棚に広告に載っていた商品が売り切れで手に入れられない時、在庫がある時にはこの”rain
check"が配られ「商品が入った時に引き換えね」という事に。
|
You
Can Say That Again! |
「すっごく楽しいショーだったね」の相づちに”You
can say that again!" と、特に"that"
の部分を強調しながら言ってみましょう。「ホントに!」「同感、同感!」というノリ。 |
It's
Up In The Air |
"Where are you going
for honeymoon (新婚旅行はどこに行くの)?" "It's
up in the air...(まだわからないなぁ)” プランは未定、まだ空の彼方にあるのです。 |
You
Don't Look A Day Over ... |
誕生日の人(特に女性に)使う事の多いフレーズ。40歳の誕生日を迎えた人に「ぜんぜん40に見えないわ(あなたは若い)!」の意味を込めて"You
don't look a day over 40!" と。 |
Get
Out From The Wrong Side Of Bed |
朝目覚めてみると寝起きが悪い、機嫌が悪い、、、そんな日はありませんか?きっと「ベッドの間違ったサイドから起きた」のかも。 |
Enough
Is Enough! |
直訳してそのまま「もうたくさんだ!」の意味。 |
というわけで、今回のコラムもこのへんでThe End。
|