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このコラムに登場する引用句の日本語訳は、作者のオリジナルかつ大胆な意訳になっております。 |
今月もえいごでYONDA?では、引き続きアメリカ50州にちなんだクォートをご紹介します。
★NEW
MEXICO (NM) - ニューメキシコ |
ニックネーム:Land of Enchantment 魅惑の国州 |
州都:Santa Fe サンタフェ |
モットー:"It grows as
it goes" |
州の土地85%以上が高地、砂漠あり渓谷あり、と自然の豊かさでも有名。日光に恵まれ、年間約350日は陽があたる(という事は15日間だけ曇り?)とも言われています。ネイティブ・アメリカンの文化が根強く広がるニューメキシコ、ちなみにナバホ族の言語は米ソの冷戦時代にアメリカ軍が「暗号」として利用されました。ヒルトン・ホテルチェーン、そしてあのパリス・ヒルトンの曾おじいちゃんにあたるコンラッド・ヒルトン、女優デミ・ムーア、そして一度みたら忘れられない絵、アーティストのジョージア・オキーフなどもニューメキシコ出身。この州にはなんと「州公式クエスチョン」というものがあり、それは州民の愛するチリペッパーにちなんだものだそう。 |
"Red
or Green?" - the Official State
Question |
『赤がいい?緑がいい?』ー ニューメキシコ州公式質問 |
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★NEW
YORK (NY) - ニューヨーク |
ニックネーム:Empire State
帝国州
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州都:Albany アルバニー |
モットー:"Excelsior" |
なく子もだまる大都市ニューヨーク。その昔はヨーロッパからの移民が船に乗ってやってきては、ニューヨークのシンボル「自由の女神」を目にし、新しい生活への夢と希望を抱いたとか。ビッグアップルと呼ばれるニューヨーク市、ウォール街にブロードウェイ、5番街やイーストビレッジ、とにかく名の知れた地区の多い事でも有名です。しかしニューヨーク州はこの摩天楼だけではなく、ナイアガラの滝や州中心部の田園風景などの自然がたくさん、という顔もあります。州内で発行される新聞の数は全米第一で69部にも及ぶそう。イエローキャブと呼ばれるニューヨーク・タクシーのいそがしさは、ビッグアップルを舞台にした映画やテレビの作品(たくさんありますね)でいつも目にしているかと思います。
”New
York Taxi Rules : 1. Driver Speaks no
Eglish 2. Driver just got here two days
ago from some place like Segal 3. Driver
Hates you." - Dave Barry |
『ニューヨークタクシーのルール:1)運転手は英語を喋らない 2)運転手はどこか遠い国(シーガル?)2日前にアメリカにやってきた 3)運転手は乗客を嫌っている"
』ー デイブ・ベリー |
"
It is ridiculous to set a detective
story in New York City - New York City
is itself a detective story." -
Agatha Christie |
『探偵小説の舞台をニューヨークに設定するなんてふざけてるわ。だって、ニューヨークそのものが探偵小説なんですもの』ーアガサ・クリスティー |
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★NEVADA
(NV) - ネバダ |
ニックネーム: The Silver State
銀の州 |
州都:Carson City カーソンシティ |
モットー:"All for our
country" |
ネバダ、イコール、ラスベガス。Sin City、不夜城、などと呼ばれるこの街を有名にした産業はいわずと知れた”ギャンブル”です。ラスベガスのストリップに近いマッカラン空港ではターミナル内にもスロットマシーンを設置。砂漠地帯で人もまばらだったこの地で1931年に州議会がギャンブルを合法化、タイミング良くフーバーダム建設などの関係者が娯楽をもとめてラスベガスまで足を運ぶようになり、この土地のカジノ産業が発展していったという訳です。現在では,大人も子供も楽しめるショーやエンターテイメントで人気を得るようにもなってきているとか。べガスで結婚するカップルが多いのはその手続きが簡単(そして24時間あいてます)な事から、ちなみに「離婚手続き」もかなり簡単だそうです。このクォートはラス・べガスの観光PRに使われたもの。んー、Sin
Cityですねぇ。
"What
happens in Vegas, stays in Veags"
- Unknown |
『べガスで起こった事は、べガスに残る(日常生活には持ち込まない)』ー作者不明 |
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