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シカゴの医療・健康

妊娠・出産


妊娠期間

a) 初診

アメリカの場合は妊娠検査薬による自己判定で『妊娠』と確認が出来ても、何か特別な異常(痛み、出血など)が見られる場合や、持病があったり、ハイリスク妊娠でない限り、「妊娠8週目以降に来てください」と言われる事が多いようです。8週以降であれば初診の際に超音波で胎嚢を確認し、心拍を確認することが出来るからという理由もあるようです。基本的には産婦人科で行われる妊娠検査も、市販の検査薬を使いますので、市販の検査薬の確率はほぼ100%に近いと言っても過言ではないでしょう。中には検査薬による自己検査でプラスと出ていれば、初診で尿検査を省く産婦人科もあるほどです。初めて妊娠された方は1回目の検診までとても不安でしょうが、受診前でも気になることや、何か不安なことがあればすぐに医師や看護婦に相談しましょう。初診では超音波検診をしないクリニックもありますし、クリニックには超音波の機械を置いていなくて病院にて検査を受けるように検査依頼書をもらって所定の場所に行く場合もあります。

問診

問診表を元に色々な質問を受けます。本人や家族だけでなく、親族などについても幅広い情報を聞かれます。その他にも最後の月経の始まった日、妊娠検査薬の使用有無、本人の病歴、術歴、妊娠経験、出産経験、健康体質などを質問されます。

診察:

体重測定、尿検査、血圧測定もあり、また初診の時に毎年の定期検診が済んでいない場合はPap Smear や触診によるBreast Exam (乳がん検診)とPelvic Exam、女性の生殖器官<vagina(膣)、cervix(子宮頸官)、uterus(子宮), fallopian tube(卵管)、ovary(卵巣)>の検査もほとんどのクリニックでは行われます。流産の傾向がないかについてもこの時に分かります。この時点で何か心配なことや、気になることがあれば必ずドクターに相談しておきましょう。

殆どのクリニックでは、初診の際に日本の母子手帳に似たPregnancy Planner というのをもらうはずです。

クリニックによっては膣内よりウルトラサウンド(超音波)スティックを挿入しての検査などを行うところもあり、胎嚢が確認され妊娠認定を受けます。初診の際にまだPrenatal Vitamin(出生前用ビタミン補助薬)を飲み始めていない場合は先生が処方箋をくれます。またアルコールやタバコ、カフェイン摂取についてのアドバイスもあります。

b) Prenatal Visit <定期検診>

毎回行われる検査

妊婦の身長・体重測定、当日の尿検査(毎回検診の際に容器をもらって帰り、検診の朝一番にとった尿を次の受診の際に持参します。)、血圧測定など

何回か行われる検査

胎児心拍確認、腹囲測定、子宮底測定、超音波検査、貧血・糖検査・血液検査(RH型、ヘモグロビン、風疹抗体、梅毒感染、B型肝炎など。。)

検診で使われる用語集については、こちらのリンク先の情報をご覧下さい。

First Trimester 妊娠初期(1〜12週):

妊娠初期3ヶ月は、『First Trimester』と呼ばれ、4週間に1回検診があります。検診の際には尿検査、体重測定、血圧測定などが行われます。 血液検査も初期と後期に1回ずつ行われます。血液検査では血液型検査、特にRh型の血液型、ヘモグロビン、風疹抗体地、梅毒感染やB型肝炎への感染の有無を調べます。妊娠初期中に必要に応じて行われるテストとしてHIV検査、そしてトキソプラズマ検査などがあります。トソプラズマ検査というのは猫の排泄物や生肉の摂取などから感染する伝染病の有無を調べる検査です。

病院によって違いますが、この時期に超音波検査を行う場合もあります。超音波検査はUltrasoundと言って、超音波画像で子宮内の胎児を見ることができます。小さいなりに手足、頭、指なども確認できるので妊娠していることを実感できます。大抵は、超音波写真を数枚もらうことができます。胎児の体長、腹囲、頭囲などを計り、出産予定日を改めて確認、胎児の心拍動の動きをチェックしたりもします。

また、多くのクリニックでは検診の度にドップラーと呼ばれる小さな機械をお腹にあてて胎児の脈拍を聞かせてくれます。胎児の心拍数はとっても早く、1分間120〜160拍が正常です。この時期に希望すれば栄養士とのミーティングも受ける事もでき、妊娠中の体重管理について、母体・胎児が必要な栄養素、また妊娠中食べない方がいいものなどを指導してくれます。つわりのひどい人にはつわりを軽減するための食生活についてのアドバイスもあります。

Second Trimester妊娠中期(13〜28週):

つわりも徐々におさまり、安定してくるこの時期をSecond Trimesterといいます。この時期も初期と同じように4週毎に検診があります。尿検査、体重測定、血圧測定を行ったあと、ドップラーで胎児心拍を確認、特に異常がなければその後の経過について簡単に説明があります。初期同様、何か不安事項がある場合は質問することを忘れずに。前もって質問事項を書き出しておけば、聞き忘れもありません。またこの時期に栄養士との面談も薦められます。体重管理のためのアドバイスや妊娠中食べない方が良い食物などを詳しく教えてくれます。

35才以上の妊婦さんの場合、16週目に羊水検査を受けるかどうか聞かれます。これはダウン症などの先天性(染色体)異常を調べるために行うものです。超音波画像を見ながら、お腹の上から針を刺して羊水をとり、検査をします。この検査をした後24〜48時間は安静にしていなければなりません。結果がでるまでにだいたい3週間かかります。


妊婦が希望すると、15〜18週目AFP(Alpha-Fetoprotein)を受ける事も出来ます。胎児の異常、脳や神経官欠損症、それからダウン症の可能性が分かります。結果が出るまでにだいたい一週間かかり、その結果次第ではさらに詳しく調べる検査をすすめられることがあります。妊娠15週から18週の間に行うのが一般的です。また2014年より妊婦の血液中に存在する胎児由来DNAに基づく検査“Non-Invasive Prenatal Test(無侵襲的出生前検査; NIST)”が受けられるようになりました。これはリスクの少ない母体血液検査で、より精密な胎児の染色体異常の割合と性別判断が出来るもので、通常は妊娠15週から20週の間に行われます。結果は約10日〜2週間かかります。

20週目から30週目にかけて、2回目の超音波検査を受けます。胎児が順調に育っているかを確認すると共に性別が確認できるのもこの頃です。妊婦さんのいままでの病歴、遺伝、妊娠歴によっては20週目頃にLevel II Ultrasound を受けるように指示される場合もあります。Level II Ultrasound では更に詳しく胎児の臓器などを見て先天性な異常がないかどうかを調べます。

24週から30週中にGestational Diabetes Screening Testを行います。(病院によってはオプション)これは妊娠に伴って糖尿病を併発してしまう場合が多いため、血糖値を調べその恐れがないかをテストするものです。砂糖をたっぷり含んだソーダのような液体を飲み、一時間後に採血します。もしこのテストで異常が見られた場合は再度Glucose Tolerance Testというテストを後日行う必要があります。

26週から28週の間に胎動のパターンがだいたい決まってくるので 28週頃からFetal Movement Counts (胎動カウント)をするように薦められる場合があります。健康な胎児は1時間以内に10回は何らかの動きをすると言われていますので、胎動がいつもより少なく感じられた場合は医師に相談しましょう。

Third Trimester妊娠後期(29週〜40週):

妊娠後期に入ると検診が2週に一度になります。検診では、体重測定、血圧測定、尿検査、胎児心拍の確認、子宮底長測定などが行われます。特に異常がない限り内診はなく、主に問診が中心です。32週目頃(後期に一度)には血液を採って貧血検査が行われます。貧血がひどいと胎児の発育の遅れや分娩時の出血に影響が出るそうです。(受ける検査は病院や個人によって違いますのでご注意ください。)ほとんどのクリニックでは妊娠35-37週にGroup B Strep −GBS Screening(B群連鎖球菌検査)という膣内・直腸内のB群レンサ球菌の有無を調べる培養検査が行われます。出産時にこのB群連鎖球菌が膣内に存在すると、生まれる新生児に敗血症、髄膜炎、肺炎など重症のB群連鎖球菌感染症を起こす可能性があるためで、B群連鎖球菌が認められた場合には母親から赤ちゃんへのB群連鎖球菌の感染を防ぐために、分娩時に母親への抗生物質の点滴投与が予防的に行われることになります。

臨月に入ると検診は1週に一度になり、胎児の状態や母体の異常などがないかこまめにチェックするようになります。内診で胎児の頭が下がってきているかどうか、子宮口が柔らかくなってきているか、または子宮口が開いてきているかなどを確認します。また検診の結果によってはNon Stress Test といって胎児の心拍と胎動をモニターするもので胎児の状態をチェックすることもあります。

c) 検査の種類

<一般的な検査>
 AFP(Alpha-Fetoprotein) 血液検査―胎児の異常、脳や神経官欠損症、それからダウン症の可能性が分かります。(リスクのない血液検査です。)
■ Gestational Diabetes Screening Test 妊娠中に糖尿病になっていないかどうかを確認するテスト (リスクのない血液検査です。)
■ Prenatal blood work 貧血、血液型、Rh(+)(-)検査、抗体検査など (リスクのない血液検査です。)
 OB/GYN 産婦人科・産婦人科医(オービー・ジーワイエヌとそのまま発音する。アメリカでは良く使われている言葉)
■ Rubella  風疹検査 (リスクのない検査です。)
■ Infections  感染症検査、B型肝炎、梅毒、HIV(エイズウイルス感染有無)、膀胱感染症など (リスクのない検査です。)
■ PAP smear  成人細胞ガン検査 (リスクのない検査です。)
 Group B Strep − GBS Screening B群連鎖球菌検査 (リスクのない検査です。)
<オプショナル検査>
■ 1st trimester ultrasound 妊娠初期(3ヶ月目まで)に流産の可能性のある方や、他に何か問題の有る場合に受ける超音波検査 (リスクのない検査です。)
 Infections 血液型とRH型水疱瘡、トキソプラズマ症、クラミジア感染、淋病などの検査 (リスクのない検査です。)
■ CVS (chorionic villus sampling) 絨毛膜サンプル採取による胎児の先天性異常や性別判断のための検査。羊水検査より早い時期に検査することができます。(検査をすることによって流産するリスクがありますので、担当医と良く話し合ってから受けるとよいでしょう。)
■ NIST(Non-Invasive Prenatal Test) 妊婦の血液検査から浮遊している赤ちゃんのDNA断片を分析し、胎児の染色体異常の割合と性別判断が出来るテスト。(血液採取だけの検査ですのでリスクはほどんとありません。)
■ NT (nuchal translucency) 胎児の頸椎で確認する検査でダウンシンドロームなど問題を見つけるための検査。 (超音波で調べるNTはリスクはありません。)
*Amniocentesis 羊水検査
 Amniocentesis 羊水検査。これはダウン症などの先天性(染色体)異常を調べるために行うものです。超音波画像を見ながら、おかなの上から針を刺して羊水をとり、検査をします。この検査をした後24〜48時間は安静にしていなければなりません。
(検査をすることによって流産するリスクがありますので、担当医と良く話し合ってから受けるとよいでしょう。)
 Glucose Tolerance Test  Gestational Diabetes Screening Testの結果によっては更に糖尿病の可能性を確認するために行う検査です。(リスクのない検査です。)

d) 両親学級&ツアー

病院が主催してくれる両親学級に行く事は、出産を控える妊婦にとって同じような不安や悩みを抱えている他の妊婦仲間達との交流が出来る場となりえます。両親学校の内容は、痛みから気をそらすためのラマーズ呼吸法のクラスや、お父さんのための育児入門クラス、赤ちゃんのためのCPRクラスなど様々です。(注:クラスの内容は病院によってちがいます。)著者の参加したマラーズ法のクラスでは、妊娠から出産までの流れの基礎知識、実際の呼吸法の実践、それから病院の施設見学などを受けました。無痛分娩の長所、短所も勉強しますので、ご自分にあったお産スタイルを決める良い機会ともいえます。またこれらのクラスは夫婦で参加することが勧められているため、旦那さんに出産に対する認識を高めてもらうという意味でも良い機会ですし、 旦那さんが分娩に立ち会うかどうかなどの話し合いをする機会にもなります。是非参加される事をお勧めします。

<参考資料>

下記のクラスはCentral Dupage Hospital のプログラムです。参考にしてください。

*産前プログラム*
Maternal Fitness 安全で妊婦に優しい運動。スタミナ増加、筋肉運動、出産時に役立つ運動の数々があります。バランスボール運動、ヨガ、ティラピス、水泳など。
Moms in Waiting 両親共のクラスで病院での陣痛、出産、分娩後、新生児室、小児科についての説明の後、それについて質疑応答があります。
Great Expectations Prenatal Course 妊婦の陣痛、出産、分娩後を身体的、精神的な面でどうリラックスさせるとよいかを受講します。
Infant Care 新生児の入浴、着替え、安全性、栄養面、感染予防などを受講します。
Breastfeeding : Mastering The Art 初めての母乳を始めるにあたり、さまざまな役に立つ情報を受講します。
Little Buddies Tour 4歳以下の子供達向けのツアーで、赤ちゃんが産まれて兄・姉になるための準備プログラムです。実際に病室階を見学したりします。
Babies Need Buddies 4から10歳の子供達向けのツアーで、赤ちゃんが産まれて兄・姉になるための準備プログラムです。実際に病室階を見学したりします。
Child Car Seat Safety カーシート、ブースターなどの正しい使い方、間違った使用方での危険性など説明を受講します。
* 産後プログラム*
FYI Moms コミュニティーのサポートグループが行うクラスで、毎回ゲストを迎えて母乳、新生児マッサージなどについて話を聞くことができます。また母子一緒に参加するこのプログラムでは先輩ママよりのさまざまな経験談を聞き意見交換などもできます。
Postpartum Depression Support Group 出産後のマタニティーブルーや育児ノイローゼについてうつ病サポートグループがアドバイスをしたり相談にのってくれるプログラムです。

e) 医療用語

医療用語集については、こちらのリンク先の情報をご覧下さい。

f) 出産準備

 出産前に準備をしておきたいもの。

ベビー寝具一式(クリブシーツ、防水マットレス、ベビー布団、シーツの下に敷く防水パッド等も含めて)
ベビーベッド
ベビー靴下
ミトン
帽子
オムツ
お尻拭き
肌着 ベビーウェア ブランケット
(おくるみ用)
ベビーケア用品(綿棒、石鹸、シャンプー、ローション、爪切り、ハナ吸引器、くしなど)
粉ミルク(一缶)
哺乳瓶
ヨダレかけ
ベビーカー
チャイルドシート
体温計
ガーゼ
授乳用クッション
ベビーバス

 出産後購入(あると便利なもの、必要に応じて購入すればよいもの。)

マザーズバッグ、オムツ処理バケツ、ベビーチェアー、おむつ交換台、おんぶ&だっこ紐、哺乳瓶洗浄ブラシ、哺乳瓶ばさみ、哺乳瓶ケース、粉ミルクケース、哺乳瓶洗剤、哺乳瓶消毒器、調乳ポット(ワーマー)、ベビー体重計、搾乳器、母乳バッグ、母乳パット、など

<出産準備用語集については、こちらのリンク先の情報をご覧下さい。>

g) 小児科の先生を決める

出産後も新生児に関する色んな質問や問題について相談できるのが小児科の先生です。産婦人科と提携している小児科、出産病院より紹介してもらった小児科、家の近くの小児科、知人より紹介された小児科など、必ず出産前の時間のあるうちにキッチリと情報を収集し、インタビューをして誰にするか決めておきましょう。担当の小児科医が決まっていると、出産した時に病院に来てくれて産まれたばかり赤ちゃんの様子を診てくれます。(担当の先生の都合が悪くて病院に来ることができない場合や、決まっていない場合は病院の当直の先生が診てくれます。)その赤ちゃんの状態によっても違いますが、黄疸がでてしまった場合など退院後2日後とかに小児科医のところに行かなければならないケースもあり、結構直ぐに小児科に連れて行く可能性を考えて事前に決めておいた方が何かと便利です。

h) 日本の母子手帳

日本に住民票を残したままの方はその地域の区市町村役所に連絡を取り交付してもらえますが、色々な事件・事故が想定されるため最近では手続きが困難な場合がありますので事前に連絡をして確認して下さい。日本に住民票がない方は海外出産時の母子手帳として市販の物を購入する事が可能です。詳しい情報はこれらのサイトをご覧下さい。

http://www.mcfh.co.jp/kyouzai/
http://allabout.co.jp/children/ikujinow/closeup/CU20030228A/index2.htm

i) ベビーシャワーベビーシャワー・レジスターについてはこちらをご覧下さい

アメリカでは、出産前に友達や親類などが集まってお茶を飲んだり食事をしながらこれから産まれてくる赤ちゃんと妊婦さんをお祝いするパーティをベビーシャワーといいます。沢山の方にお祝いを頂く様子はまさに“シャワーが降りそそぐ”という感じです。また“シャワー”には事の始まりをお祝いする意味もあるそうです。

以前は一人目の赤ちゃんの時のみにベビーシャワーが行われていましたが、最近のトレンドでは一人目以降や、養子として家族になった赤ちゃんにもベビーシャワーを行うようです。一般的には出産予定日の1ヶ月、もしくは2ヶ月前の行われますが、中には出産後に赤ちゃんのお披露目を兼ねてベビーシャワーをする人もいます。また、女の人たちだけの集まりというのが基本ですが、男の人を呼ぶ場合もあるようです。ベビーシャワーは妊婦さんの親友や家族がホストをするのが一般的で、たくさんの友達が一緒にホスト役をすることもあります。ゲストはこれから産まれてくる赤ちゃんのためや妊婦さんにプレゼントを贈るのが習慣です。パーティーでは離乳食あてゲームや、おむつあて競争などをしたりして、楽しい時間を過ごします。お祝いされた妊婦さんがギフトを皆の前で一つ一つ開けながら参加者がこれから産まれてくる赤ちゃんの話に花をさかせます。

合理的なアメリカではベビーシャワーでもらうギフトは事前に妊婦さんがベビーザラスなどのベビー用品専門店で、自分の欲しいものを登録(これをレジスターと言います)しておきます。贈る側も妊婦さんが欲しいものを贈ることができます。ホストから送られてくる招待状にどのお店でレジスターされているのかが書かれています。

<ベビー用品専門店・妊婦さんが良く登録するお店>

http://www.babiesrus.com
http://www.target.com
https://www.buybuybaby.com/

j) その他

<注意事項>

 食事について

魚は水銀を含む場合があるのでメカジキ、サメ、サバ、アマダイ、スズキ、その他の青魚、近所の川、湖でとれた魚は控え、食べるとしても週に12ozを目安にしましょう。

 ペットについて

動物の糞を通してトキソプラズマや有害寄生虫などが人間に感染する場合があります。妊娠中は汚物などの処理をすることを成るべく避け、どうしてしなければならない場合には必ず園芸用のゴム手袋や、皮手袋などを使用して慎重に行い、終了後には必ず手を洗いうがいを心掛けましょう。

 高温入浴やサウナについて

過度の高温は母子にとって良くありませんが適温の場合はリラックスを促進し、身体を休め、安らぎになります。適温や入浴時間などについては担当医に指示を仰ぎましょう。

 ハーブについて

ブラックコホッシュ、センナ、ジンセン、ナツメグ、セージ、タイムなどは赤ちゃんには余りお勧めしませんし、妊婦さんには陣痛作用を促す場合があります。ハーブを使用したり飲用する場合は担当医やハーバリストの指示を仰ぎましょう。

 食べ物について

大腸菌、リステリア、サルモネラ、トキソプラズマなどが以下の食品に見つかる事があります。これらに感染すると中毒症状が起こりかねませんので気をつけましょう。低温殺菌未終了ジュース、生肉、生魚、生貝、ソフトチーズ(ブリエ、フェタ、ブルー、ゴート、ゴルゴンゾーラ、メキシカンソフトチーズなど)、惣菜(サラミ、レバーソーセージ、 未完全加熱処理ホットドッグソーセージなど)。

 臍帯血バンク

産まれたての赤ちゃんのへその緒に含まれている臍帯血の中に白血病などの治療に役に立つ造血幹細胞が含まれています。臍帯血の造血幹細胞も骨髄のものと同じ性質の細胞であることが明らかになり、現在では臍帯血移植で多くの人々の命が救われています。
臍帯血は産まれた子供が将来病気にかかった時のために保存しておく場合と、病気の人の臍帯血移に使ってもらうためのドネーションという形の両方があます。アメリカでは自分の子供のために保存することを選ぶ人が多いようです。病院では臍帯血保存ができないため、一度保存しておくと決めたら出産前に臍帯血バンクに登録します。登録したバンクから臍帯血を入れるキットが送られてきて、出産の際にそれを病院へ持っていって採血します。
詳しくは臍帯血バンクについてのサイトをご覧ください。また一度臍帯血を保存すると決めた場合、担当医にその旨を伝えておいた方が良いと思います。

臍帯血バンクについてのサイト

https://www.j-cord.gr.jp/
https://www.familycord.com/
https://www.cordblood.com/

k) 役立つサイト

役立つサイトについては、こちらのリンク先の情報をご覧下さい。

編集部からの注意:住むトコ.COMに掲載されている情報には細心の注意を払っていますが、医学技術の向上などで、編集部のリサーチ時と状況の異なっている場合もあります。ですからここに書かれている事は単なる情報としてのみ受け入れ、詳しい事はかかりつけの医師に相談してください。また、ここで紹介されているテストの中には、胎児に影響を及ぼすテストなどもあり、全てのテストを受ける事を住むトコ.COMが推奨しているわけでは決してありません。その点についても医師と相談し、指示に従ってください。

 
     
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