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シカゴの学校・教育・お稽古・英会話:教育座談会

■ お母さんたちの教育座談会:第三回高校編

第三回目のお母さんたちの教育座談会が2019年2月27日にシャンバーグ図書館で開催されました。今回は高校についてお話をお伺いしました。


高校編
学校紹介
  211学区 William Fremd High School(パラタイン)
  125学区 Adlai E. Stevenson High School(リンカンシャイア)
学校の仕組みや選び方
 必須科目を取得する単位制。成績はポイント制。カウンセラーとはどんな人?
ESLとELLについて
 
言語能力が重要視。早く抜けた方がいい? ACCESSテスト

学校での勉強方法や宿題について
 
家庭教師はつけるべき?SAT(大学受験のための試験)とPSAT(SATの予備試験)

学校のイベントやクラブ活動について
 
サマープログラムは参加すべき。バーシティーチーム(学校代表)の利点。
ボランティア活動について
 
ボランティア活動はやるべき?オーナーズソサエティー

学校の流れ
 
一年を通した行事、テストなど。ファイナル、プロム

■ お母さんたちの教育座談会:第一回小学校編はこちら!

■ お母さんたちの教育座談会:第二回小学校編はこちら!

MC: 第三回目、高校編の座談会へご参加いただき、ありがとうございます。
本日は、2名のお母さまからお話を伺います。それでは、さっそく自己紹介からお願いします。

パネラーA: おはようございます。 Fremd高校シニアに娘がおります。息子は今度フレッシュマンになります。娘は去年からESLの先生のアシスタントや自宅で家庭教師もやっております。本日の内容は、ほぼ娘に聞いて私が代わりに答えさせていただく形になっています。宜しくお願いします。

パネラーB: おはようございます。うちはStevenson高校のジュニアに次男が通っています。長男はStevenson高校を卒業し、現在はアメリカの大学2年生です。我が家は約6年前に日本から参りました。当時は長男が中学3年生、次男が小学校6年生でした。それまでは、完全に日本で生活をしていましたので、大変苦労しました。ですので、ELLに関してはお答えできることも多いかと思います。宜しくお願いします。

MC: 今回の座談会につきましては、大学進学も気になるところではあると思いますが、進学となりますと日本やアメリカなど進む方向も変わってきますので、ここではそこまでの話にはならないと思います。ただ、それに付随する形で関係する内容は含まれていると思いますが、進路や大学受験に関しての内容につきましては、学校や塾といった詳しい方にお問い合わせいただきますようお願いします。 

それでは、まず最初のトピックです。学校の仕組みや選び方について、選択科目、カリキュラム、スタディーホール、などについてお話いただきます。

パネラーA: 皆さんご存知だと思いますが、高校は4年間通います。 現在2月ですが、次に入学される方には学校からすでにお手紙や情報が届いていることと思います。まず、卒業するにあたっての必修科目と大学に進学にするにあたっての必修科目というのが2通りありまして、それに沿って授業を選択します。1科目もしくは2科目は自分の好きな科目を選びクラスの設定をします。来年のクラス分けはすでに学校から連絡がきていると思います。8時間トータルある中で、2時間の一つがランチ、1つがスタディーホール(自習時間)というもので、フレッシュマンの生徒さんには全員組み込まれています。ランチはもちろんお昼の時間で、最初のクオーターを使って、ランチの半分の時間をVAMPというプログラムがあって、それは必須で行かなければなりません。VAMPという時間は、学校になじめるためのソーシャル時間と言いますか、学校がみっちりお勉強ですので、お友達を作る場であったり、宿題のやり方や同じ悩みを抱える生徒たちのために、質問形式で上級生たちがこのようなプログラムを進めてくれているのではないかと思います。それに行かないと大変なことになるらしく、忘れずに行くようにした方がいいようです。その後、4,50分のランチタイムがとれるということです。スタディーホールという時間は、自習時間で、宿題をしたりする時間ですが、その時間に何かを教えてくださる方はいらっしゃいません。ですが、学校が始まる前や授業が終わってからはすべての先生は図書館などに残っていらっしゃるらしく、そこで分からなかったことは聞けるようです。ご存知のように中学から授業は何分刻みで移動するという忙しいスケジュールですので、そこでは、聞く時間はないようです。またリセス(昼休み)という時間もありませんので、その代わりに体育に関連した遊びのようなクラスをとって楽しむようです。娘はヨガのクラスをとっていますが、クラスの半分の時間は皆で寝るということになっているようです。そういった時間もあるので、高校生活が辛いというようなことはないようです。Fremd高校は大変学習熱心な学校ですので、上級になってくるとランチタイムをとらない子供達も出てきます。親も学習熱心でそれがいいところではあるのですが、子供にはとてもプレッシャーな場合もあるようです。ランチは1年生はとらなければならないですが、2年生からはとらなくてもいいので、子供によってはランチタイムも授業を入れてしまう子供もいるようです。子供達の中でどれだけクラスをとれるかという競い合いをしている子供もいるようですが、うちの娘はランチはとったほうがいいよ、と言っていました。

ESLの生徒は、レギュラークラスの生徒とは比べ物にならないほど宿題が少ないようです。途中からレギュラークラスに入る生徒はとても頑張らなければならないと思います。 また、宿題の提出が遅れることがあっても、先生に理由を話せば、例えば体がつらかったとか家でこんなことがあったとかいうと必ずフルクレジットがもらえなくてもポイントはもらえるそうです。提出物を忘れてそのままでいいということにしてしまうとどんどん成績が落ちて行ってしまうので、そのままにせず、初めのうちはお声掛けをしてあげたりするといいかと思います。

パネラーB: いろいろ内容が重なっていることもありますが、基本的な所からご説明します。高校は4年間あります。1年生をフレッシュマン2年生をソフモア3年生をジュニア4年生をシニアと呼びます。高校は決められた単位をとって卒業するという大学のような形になっています。授業の選択は親は出る幕はほとんどなく、学校で子供がカウンセラーと相談して決めます。決めるにあたっては、ジュニアハイスクールからの成績を考慮していくようです。まずフレッシュマンから話しますと、今までは、ジュニアハイスクールからフレッシュマンにあがる時にPlacementテストを受け、そのテストとジュニアハイスクールの成績をもとにクラス決めをするということだったのですが、今年からはPlacementテストはなくなったそうです。ジュニアハイスクールの先生と高校のカウンセラーと、もしESLのクラスをとっていれば、ESLの先生との三人でクラスのレベルを決め、その後子供と相談してクラス決めをするようです。

カリキュラムですが、Stevenson高校は4年間で45クレジットをとるということになっています。必修科目の内訳は、数学が6クレジット、イングリッシュが8クレジットなどあり、バイオロジー、フィジカルサイエンス、USヒストリー、ワールドヒストリー、ガバメント、エコノミックかパーソナルファイナンス、ヘルス(保健)、ドライバーズライセンスです。ドライバーズライセンスは免許をとるというよりは、授業を受け単位を取るということです。Stevenson高校では、卒業するのに免許をとる必要はありませんが、その授業はとらなければならないようです。

それから選択科目は、第二外国語や、アート、ジャーナリズム、ミュージック、劇場のデコレーション、グラフィックなどで、興味のある選択科目を取りながら大学への方向性を決めていくようです。1年間に2セメスター(学期)あり、セメスターごとに成績が出ます。

授業については高校になるとレベルが分かれています。始めは3つのレベルに分かれており、レギュラークラス(普通のクラス)Accerarated(少し上のレベルのクラス)オーナーまたはAPクラス(大学と同じレベルのクラス)です。APクラスを取ると年度末に有料のAPテストを受けることができ、そのテストで一定のレベルをとれば、大学に行ってその授業をとらなくていいという利点があります。このAPクラスを高校でとれば大学で免除されるとはどういうことかというと、大学に行ったときに本当は4年行かなければいけないところを3年で終わらせたりすることができるということになり、親としてはその分お金がかからないというメリットもあります。このクラス分けの仕組みは非常に大切な部分かと思います。ただしAPテストの結果が全米すべての大学に有効とは限りません。さて、高校での授業の選択肢は学年が上がるともっと広がっていき、ビジネスに興味があれば、ビジネスに関係のある数学といったようなものをとることも出来ます。これは子供が選んで決めていくのですが、子供に言われた時に全く分からないというよりは、親も少しは分かっていた方が子供も安心するかもしれません。

先ほど話しましたクラス分けでの成績のつき方ですが、レギュラークラスをとり成績でAを取ると、グレードポイントが4.0ポイントもらえます。これはABCDFのAをとると4.0ポイントBだと3.5ポイントというように付いていきます。各科目の成績のポイントを合計して科目数で割ったものがGPAとなります。詳しくは、学校のコースブックやホームページにに書いてあると思います。はじめは何のことかわからないかと思いますが、こういう情報があると少しは内容が分かってくるかと思います。 Acceraratedは成績がAで4.5ポイント オーナーまたはAPクラスが5.0ポイントです。とにかく5.0をたくさんためていきたいお子さんもいますし、レギュラークラスで確実に4.0ポイントをとるお子さんもいます。アジア系の両親は特に厳しい、Bを取ると怒る、といったことをよく聞きますが、あまり頑張りすぎてAPクラスのクラスでCやDをとるのであれば、1つクラスを落としてでもAをとってもいいんじゃない?と言ってあげられれば、お子さんにはその方がいいかもしれません。ここは高校によって違いますが、あまり無理をするところではない、と私の経験からは思いました。学年があがるにつれてAPクラスがたくさん出てきます。特に日本人は数学が得意なので、ELLクラスでもAPクラスをとることは出来ますので、そこはカウンセラーと先生に相談して進めていけばと思います。息子がアメリカに来たときは、とにかく英語が出来ないので、計算問題は出来るけれど文章問題が解けませんでした。数学が得意だったのに好きな授業が取れず悩んでいた時にいろいろ相談して、ELLクラスにいるけれど理系のクラスは希望のクラスをとらせていただきました。それも交渉次第なので、何か思うところがあれば、一番いいのは、子供本人がカウンセラーに相談することですし、親も手紙やメールで変えたいという希望を伝えることは可能かと思います。うちの場合は、その後学校のディーン(Dean)に面接をして、挑戦したいクラスに行けることになりました。

MC:ディーンというのは、教頭先生のようなものですね。

パネラーB: そうですね。基本的にはフレッシュマンでこの科目をとったら、翌年はこのクラス、その翌年はこのクラス、というようにコースが決まっているのですが、それ以外のところに移りたい場合は、ディーンと話すということになるかと思います。分からないとそのまま既定のコースに進んでしまいます。ですが、もし英語は苦手だけれど理数系なら、というようなお子さんがいらっしゃいましたら、そういうことも出来るということをお伝えしておきたいです。 それから、学年によって取る授業が違う、ということもあります。フレッシュマンでとれる授業、ソフモアでとれる授業というのが決まっています。 Early Graduate(早期卒業)というのを考えていらっしゃいましたら、こちらも相談する必要があると思います。

MC: Early Graduateというのは、どういったものでしょうか?

パネラーB: そうですね、ご主人のお仕事の関係で日本に戻られる、日本の学年に合わせるといったような場合に、4年で卒業するところを、3年で卒業することが出来ます。その場合は、4年間でとる授業をもっと早い段階でとることになります。それはカウンセラーと相談して許可をもらう必要があります。そして、0時間目(朝の時間)または9時間目(学校が終わった後)に授業を入れたり、サマーコースをとったりします。バスは出ませんので、親が朝と夕方に送り迎えをしたりして、とても大変だと思います。

パネラーA: Fremd高校で聞いた話ではアーリーを希望する場合は、一番初めのフレッシュマンの時に申し出なければいけないと聞いたのですが、Stevenson高校ではいかがですか?

パネラーB: 学校によると思いますが、Stevenson高校は大丈夫だと思います。クレジットがしっかり取れていればソフモアの終わりぐらいに申し出ることも可能だと思いますが、方針も変わりますので、学校に問い合わせされたほうがいいと思います。

パネラーA: Fremd高校の場合は、願書を出す時期には伝えておいた方がいいと思います。それは、フレッシュマンになる年の前年の10月とか、もっと言いますとその前の夏からとれるコースもありますので、分かっていれば早いほうがいいと思います。

Fremd高校もコースカタログというのが毎年出まして、内容は先ほどのStevenson高校の場合とほぼ同じです。図形式になっており、このコースをとれば翌年はこのコースですよ、といったようなものになっています。Fremd高校でしたら、カリキュラムガイドというものを211学区のオフィスでいただけます。次に入学する子供がいなくても誰でもいただけると思います。ただ、これから入学される方には郵送で届きます。うちの場合は、子供がジュニアハイスクールの時に学校で配られました。

MC: カウンセラーという言葉が出てきましたが、具体的にどういった方なのでしょうか?

パネラーA: カウンセラーというのは、実際の授業内容を面倒みてくれる方、日本の大学に進みたいですとか、アート関係の大学に進みたいですとか、将来の方向性やクラスの選択を一緒になって考えてくれる、相談できる方で、もちろんコースを変えたり、例えば実際に数日授業をとってみて、このクラスは難しいと思った場合に、こっちのクラスの方がよかったのかな、というようなことも含めて、何でも相談できる方です。高校はすごい人数で大学のような形なのですが、全員を把握できるように大勢いらっしゃいますので、そのお子さんが会いにいけば親身になってくださいますし、親が連絡して時間をあけてくださいとお願いすればすぐに返事をくださって会っていただけます。遠い存在ではなく、マンツーマンで見てくださる方です。学校の担任の先生のようなかんじですね。学校のすべての面、例えば辛い、起きられない、精神的なことがあったとしても、まずカウンセラーに相談すれば、その先に精神科医の先生なんかもいらっしゃいますし、本当に辛ければ、ちょっとお昼寝できる場所などもありますので、とにかくまずはカウンセラーに相談してみるのがいいと思います。

パネラーB: Stevenson高校も同じような形で、4年間同じカウンセラーです。新年度始めにとったコースは6週間以内であれば変えることが出来ます。ですので、先週のテストは難しかったのでコースを下げたい、別のクラスをとりたい、この先生苦手、などいろんな理由があると思いますが、そういったことも相談できると思います。まずは信用してみる、仲良くなってみるというのは大事だと思います。もちろんきめ細かではないカウンセラーの方もいらっしゃるかもしれませんが、日本人はあまり話してくれない、何を考えているのか分からないと思われがちなのですが、こちらは知らないことだらけでサポートしてほしいということを伝えておけば、向こうもこれはどう?というように問いかけてアドバイスをくれるのではないかと思います。

MC: フレッシュマンに入る前にフレッシュマンナイト、と言いますか、クラブ活動を紹介したり宣伝したりする場があると聞きましたが、そういったことはいかがでしょうか?

パネラーA: そうですね、Fremd高校については、すでに12月の時点でIncoming Freshman Nightというのがありまして、その時に校長先生の話から始まり、授業の取り方、私たちが移動して授業の説明を聞くお部屋があったり、在校生がクラブ活動の呼び込みや説明をしてくださったり、大学のような形ですね。あとは、選択授業エレクティブは各ブースが作ってあって、僕たちはこんなことをやっているよ、というような説明があって子供達がどんなクラスかが分かるようになっていたりしました。

参加者: カウンセラーさんはどうやって選ぶんですか?

パネラーA: 自分から選ぶというよりは割り振られますが、在校生のお兄ちゃんやお姉ちゃんがいれば、だいたい同じカウンセラーになります。カウンセラーを変えるというオプションは絶対にありますので、変えることも可能だと思います。ご存知のようにアメリカ社会は、何かを気を遣って言ってくれるというこはほぼなく、自分から発信すればいくらでも助けてくださるシステムになっていますので、とにかく困っていることがあればカウンセラーに聞いてみてください。こんなこと聞いていいのかな?と思うことでも聞いてみれば、なんでも答えてくれたり、分かる人を紹介してくれたりはしますが、分からなくて困っていることを黙っていると、黙っていることは気づいてくれるというシステムにはなっていませんので、どんどん仲良くなって聞いてみるといいと思います。先ほどのIncoming Freshman Nightや学校が始まってから9月頃にオープンハウスという日、これは親が子供と同じスケジュールで一つのクラスを15分単位で回り、先生が説明してくださる日というのがあります。その時は先生も手慣れたもので、短い時間でわーっと説明し、最近では大抵のことはウェブサイトを見てください、といった内容でプリントの配布物もほとんどありません。そして、その日のランチタイムの部分でカウンセラーにお会いすることになります。その時に、その方に私は息子の母ですというような自己紹介をしておけば、カウンセラーの方の認識度もあがり、覚えてもらえます。カウンセラーもたくさんの生徒を持っていますが、親を知っているかどうかでやはり対応も変わってくると思います。だいたいアメリカ人の方はご夫婦でいらしていますね。

パネラーB: Stevenson高校ではペアレンツオープンハウスと呼ばれるもので、親向けに夜7時ぐらいから子どもが受けている授業を体験するという日があります。子どものスケジュールを参考に10分単位でかけまわって各授業を体験し、終わるのは9時ごろになります。そうすると全部の科目の先生に会えます。熱心な方ですと、先生の所に行って自己紹介をしたりしているので気後れしてしまうかもしれませんが、もし先生の方から何か言われた場合は、いつもありがとうございます、ぐらいのことを伝えられるといいかもしれません。カウンセラーにつきましては、ランチタイムにフレッシュマン向けのアドバイザリーという時間があり、カウンセラーや上級生を囲んでランチをしたりする日々が半年間続きます。ですので、子供たちは毎週1回はカウンセラーに会う機会があります。親はペアレンツオープンハウスのランチの時間にお会いできますので、その時に雰囲気を把握しておくと、後で何かあった場合に連絡が取りやすいと思います。

MC: カンファレンスの日というのは学校によって違うと聞きましたがいかがですか?

パネラーA: Fremd高校ではカンファレンスの日というのはないと思います。ただ、先生もカウンセラーもいつでもオープンですよ、という体制ですので、親も子供も何かあった場合は、会いたいんですが、という一言で個別に会うことは出来るし、先生は授業の前や後に時間を調節してくださったり、常に会ってくれるという理解です。

パネラーB: Stevensonも私は聞いたことはありませんが、成績が悪いと子供にはメール、親にもメールや手紙がきて、子供が先生に会いに行かなければならないようです。その手紙やメールにはいつまでに連絡してくださいということが書かれているようです。そして、そこで修正出来れば、例えば提出物を出すとか、テストを受けなおすとか何か対応すれば成績があがるということもあるようですので、気を付けておいた方がいいと思います。

参加者:先ほど朝早く来て4年間の所を3年間で卒業する、もしくは上のクラスをとるということをおっしゃっていましたが、例えば入ってみて成績がよかった子がギフテッドプログラムのように一か所に集めてマグネットスクールというような仕組みはハイスクールにもあるのでしょうか?小学校や中学校ではそのような子を集めるというのを聞いたことがあるのですが。

パネラーA: 高校ではそのようなことは聞いたことがありません。ですが、高校では数学1つにしましても、レギュラークラスという年齢相応のクラスから、上はかなり上の数学者に近いようなクラスもあって、Fremd高校でしたら、ハーパーカレッジ(コミュニティー大学)とも提携していますので、高校でもかなりカバーしていますが、それ以上ということでしたら、バスが出てハーパーカレッジで授業を受けさせてもらえるというオプションもあります。高校ですがほぼ大学のような形で、1つの学科に対して驚くほどたくさんのクラスが用意されています。

パネラーB: Stevenson高校もAPプログラムが充実しているのですが、それ以上に他のこともしたいという場合には、高校が提携している大学、もしくはもっと別の大学に行きたいという場合は、カウンセラーディーンに許可をとったうえでクラスをとれば、それが大学でのクレジットに換算してもらえるということもあるようです。

MC: 次のトピックは、ESLクラスについてお願いします。

パネラーA: Fremd高校では、ESLクラスは1〜6までのクラスに分かれているようです。(訂正:1〜5まで)一年を2学期制で行きますが、次から上に行く、または下がるというのはテストの結果で決まります。ですが、同時に発言力が問われます。レギュラークラスに行ったときに周りとコミュニケーションがとれるか、先生の言っていることが分かるか、といった言語能力が重要視されます。日本の方は英語を随分勉強されているので、書いたり読んだりは得意だけれど、反対にあまり話せない。テストでいい点をとっていても発言がなければ、という理由で上のクラスにあがれない、と聞いています。基本的には、小学校、中学校でもありますが、年に一回ACCESSテストという州が定めた英語を第二外国語とする家庭の子供用のテストがありますので、それを受けてその基準でクラス分けがされていくようです。その他にアートや体育、VAMPのプログラムなどは、レギュラークラスの子たちと一緒にとるようです。スタディーホールもレギュラークラスの子たちと同じですが、リソースクラスというのがESLの子たちには設けられていて、その時間を使って個別にESL向けの家庭教師をしてくれるサービスがあるようです。(訂正:リソースクラスは自習時間のみで家庭教師のサービスはありません)だいたい1クラスに10人から15人ぐらいの生徒がいて、ESLの英語のクラスは2時間を使って行われます。先生方はとても熱心で、少しでも早くレギュラークラスへ移してあげようと、必要に応じては個別の対応もしてくださるそうです。はじめは、なかなかシステムが分からなく、時間に遅れてきてしまったりすることもあるようですが、特にESLの子供達にはそういったことが大変なようです。

パネラーB: Stevenson高校では、ELLと呼びますが、うちが6年前に来た時より日本人が随分増えました。当時は6-7人でしたが、現在は15名近くいるようです。4つにレベル分けされており、ビギニングのクラス(初級)インターミディエート(中級)クラスが2クラス、そしてアドバンスクラス(上級)が2クラスです。そしてレギュラークラスとほぼ変わらないアメリカンリテラチャーというクラスが1クラスあります。1クラスはだいたい13-15人程度の構成になっています。授業の内容としましては、アドバンスクラスでは、フレッシュマンのレギュラークラスと同じ教科書を使います。ですので学ぶことは同じですが、それをELLの子供達に分かりやすく教えてくださっているようです。一番上のクラスになりますと、ソフモアと同じ教科書を使って授業が行われます。そこにリスニングやライティングも入ってくるようです。当時息子がELLに入っていた時、グレート・ギャッツビーが教科書のひとつだったのですが、全然分からず、お手上げ状態でした。そこでレオナルドデカプリオ主演の映画を借りて観たら、その後授業がわかりやすくなったなったということがありました。年齢的にあまり干渉されたくない年頃ですが、教科書に載っている内容によっては、さりげなく声掛けをしてあげたり、家族で映画をみたり、日本語訳のものがあれば取り寄せてあげたりすると、気分的にもとても楽になるかもしれません。

MC: ESLクラスについて、早く出た方がいいのか、なるべくそのクラスにいた方がいいのか、いかがでしょうか?

パネラーB: これはそれぞれのご家庭で全く違うと思いますが、例えばご主人の任期であと1年ぐらいしかいないというような場合は、Early Graduate(早期卒業)にして、ELLのままいた方がいいと考える場合もあると思います。というのは、ELLクラスは言葉の壁は仕方がないので大目にみてもらえるという利点があります。お子さんの性格次第ではあると思いますが、せっかくアメリカにいるのだからアメリカの生活をしてみたい、と思うお子さんであれば、早くに出てレギュラークラスに移行するのもいいのではないかと思います。 Stevenson高校でも早いお子さんであれば1-2年ほどでレギュラークラスに移る例もあります。ただ、レギュラークラスはそれなりについていくのが大変です。 ジュニアハイスクールやミドルスクールでELLを出るのと高校でELLを出るのとではクラスの環境も全く違います。高校はレギュラークラスもレベル別になっているので、やっとの思いでELLを出てレギュラークラスの一番下のクラスに入ると、義務教育ですのでいろいろな人種や性格のお子さんがいて、日本人は比較的まじめで勉強を一生懸命する方だと思いますが、全く勉強をしないようなお子さんが多くいらっしゃるクラスに行ってしまう場合もあります。コースブックをご覧になれば分かると思いますし、何年生で出るかによっても異なりますが、必ずしもレギュラークラスに移ると良い選択ばかりではない場合もあります。カウンセラーに任せていると、すぐにレギュラークラスね、ということになってしまうかもしれませんので、そこは親御さんが注意をされるといいかもしれません。例えばシニアでメディア関係の授業をとれたりするんですが、それはEnglishに換算されます。こういうことは、知っているのと知らないのとでは大分違うと思います。 レギュラークラスによっては、英語でない言語を話す子供たちが集まっていて、子供が委縮してしまうことがあるかもしれません。そういった場合もセメスターが始まって6週間以内であればクラス替えについて相談ができますので、新しい授業が始まって少しの時期は親御さんが気を付けてみてあげれたら良いのではと思います。

MC: これは最近私が経験した話ですが、補習校に通っていらっしゃる方がほとんどだと思いますが、9年生(中2)の成績を事務所に行って書類をもらい、現地校に提出すると、日本語を第二外国語のクレジットとして換算していただける学校があります。学校によって違いますが、うちの学校はたまたま出来ました。ただ、成績はA以上でないと考慮していただけないとは思いますが、そういったシステムもあるようなので、学校が始まってからカウンセラーの方にお聞きしてもいいかと思います。

パネラーB: 先ほど、Early Graduate(早期卒業)の話がありましたが、バンドやオーケストラ、ダンスの授業をとっている場合は、PE(体育)の授業の振替にすることが出来ます。それを知っていると、その部分に他の授業を入れられますので、Early Graduate(早期卒業)に繋がるという利点もあるようです。ジュニア以上になってくると、アスレチック(部活動)に参加していて、Varsity(学校代表チーム)に入っていたりすると、PE(体育)が免除される場合もあります。

MC: では次に、学校での勉強方法や宿題についてお伺いしたいと思います。

パネラーA: 何か質問があった場合ですが、授業中はなかなか個別に聞くことは出来ず、授業と授業の間は数分の移動の時間しかありません。先生はそれをよく承知ですので、ぼくはいつなら対応できるよ、E-mailで質問を受け付けるよ、というように常に生徒には伝えてくれるようです。先生はあらゆる対応をしてくださるので、ヘルプが受けたいのに受けられないという状況はあまりないようです。あとはスタディーホール(自習)の時間に宿題を済ませる、もしくは授業後に図書館に先生もしくは上級生の聞ける方がいらっしゃるので、そこで聞いてくるようです。

パネラーB: ほぼ同じですが、授業の時間について言うと、例えばStevenson高校は普通の授業が47分ですが、APフィジックスにはその1.5倍の時間が使われます。ですので、そういったクラスをとるとランチの時間が短くなってしまいランチを買う時間がないので、お弁当が必要となったりします。宿題や予習復習のサイトの活用方法ですが、カーンアカデミーというサイトがありまして、先生によっては、授業がここまでしかできなかったので後はサイトを見ておいて、と言われる場合もあるようです。また、パワースクールというサイトを使って宿題が出たり、そこで、宿題を提出したりします。夜の9時に宿題が来て、明日提出してください、と言われる場合もあったりします。連休で遊べる!と思っていたら日曜日の朝に宿題が来たこともありました。ですので、子供はそのサイトをよくチェックしています。宿題の出し方は先生によって違うようです。親はどうしても子供が高校生になると子供任せになってしまうと思いますが、一週間ごとに成績がついていき、親が見れるサイトもあります。私は見ると怖いので見ないようにしているのですが。何か心配事があったとき、例えば先生から宿題が出てないという手紙が来た場合などは、出したのに先生の手違いで出していないことになっている場合もあるのでチェックされるといいと思います。あと、出席していたのに欠席扱いになっている、など。そういった場合は、子供より親から先生にメールや連絡を取り合った方がいい場合もあると思います。それが考慮されれば、あとで成績が上がったりすることもあるようです。あと、学校を休んでテストが受けられなかったり、テストの点数があまりよくなかった場合にリテイク(再試験)といってもう一度試験を受けることが出来ます。それを知っていると、もう一回受けると成績があがったりしますので、お子さんにリテイクを受けたら?と言ってあげてもよいかもしません。

MC: アメリカでは日本に比べて塾に行くというのをあまり聞きませんが、高校生でに行ったりチューターを付けている方はいらっしゃるんでしょうか?

パネラーA: Fremd高校はアジア人人口が多いので、家庭教師をつけている、というのはよく聞きます。やはり大学受験に向けた個別指導をしていただいているようです。APクラスをどれだけとるか、というのを頑張っていらっしゃる熱心な方をよくお見掛けします。ただ、日本の塾のようなものはあまり名前は聞きませんが、個別の家庭教師はよく耳にします。図書館で行われていたり、自宅に来ていただいたりするんだと思います。

MC: 今図書館とおっしゃいましたが、各図書館で冊子をよくみると、無料のチューター宿題をみてくれるというプログラムがあったりもするようですので、そういうのを活用するのもいいかもしれませんね。

パネラーA: 学校での場を活用するのもいいと思います。Fremd高校ではSATのスコアを上げるためのクラスというのもあります。学校の始まる前や後のそういったクラスに参加するのもいいかもしれません。

パネラーB: SATというのは大学受験のための試験ですが、Stevenson高校ではPSAT(SATの予備試験)という試験を、フレッシュマン、ソフモア、ジュニアの秋に学校の授業中に受けさせられます。そのスコアによって、もう少しこの子は授業が必要と判断されれば、特別授業をやっていただけるようです。PSATはリーディング、ライティング、数学とエッセイに分かれています。Stevenson高校では、3年前まではACTというテストを高校で受ける方針だったのですが、SATに変わりました。ですので、学校でSATテストが受けられる機会がありますが、何度も受けたい場合は外部に行ってテストを受けなければなりません。アメリカ人の場合は、だいたい2回ぐらい受けて大学受験に使うのが一般的と聞いていますが、すごく熱心なアジア人の家庭ではフレッシュマンから何回も受けたりしている方もいらっしゃるようです。SATを何点とれたかで、だいたいどの大学に行けるかというボーダーラインが見えてくると思います。統一テストですので、やはり基本になる数字だと思います。

MC: 日本でいうセンター試験のようなものですね?

パネラーB: そうですね、日本も今まではセンター試験を1回しか受けられませんでしたが、2020年から何回でも受けられる形に変わるようですね。あれはアメリカ式に変わるのかな、という印象です。

MC:では 、学校のイベントやクラブ活動について教えてください。

パネラーB: 秋、冬、春という3つのシーズンで分かれています。例えば、秋にはアメフトやサッカー、ゴルフ、冬はなぜか水泳、フェンシング、春はバレーボールなど。これにはフレッシュマンチーム、ソフモアチーム、ジュニアバーシティーチーム、バーシティーチーム(学校代表)というのがありまして、このバーシティーチーム(学校代表)に入ればジュニアからはPE(体育)は免除になります。アメリカでは子供たちに小さいときからアメフト、サッカー、バスケなどいろいろなスポーツをやらせて、どれが一番優れているかを見極め、高校でバーシティーチーム(学校代表)に入って大学の受験の時に使うという目標があるようです。ですが、子供が好きなスポーツをして、そこでチームに入っていろんな経験をするのが大切だと思います。ボーリングやフェンシングといったものであれば、初めてでも入ることができる可能性があります。アメフトやバスケット、サッカーなどは、トライアウトがありますので、ジュニアハイスクールから始めていないと入れないかもしれません。他にクラブというのもStevenson高校にはたくさんあります。スポーツ系からお勉強系まで、例えば漫画クラブや数学オリンピッククラブといったものもあります。仲間と大会に参加したりして、その結果を大学受験の時に使う子もいるようですし、ただ楽しみたくてお料理をして食べるというクッキングクラブなどもをやっている子もいるようです。これは学校の単位とはまったく関係ありませんが、このクラブのメンバーでボランティア活動をやったりもできますので、それを大学受験に活用する人もいます。

参加者: 高校でスポーツをする場合、親はどれぐらい参加しなければなりませんか?

パネラーB:
 それは部活動によってさまざまだと思います。基本的に練習は学校で行われ、試合の場合は、学校からスクールバスが出ますので、そこまで送っていくというようなことになると思います。シニアになれば自分の車で行く子もいます。熱心な親御さんですと毎回試合を見に行かれるようです。Stevenson高校のサッカーの場合はいろんな役割が回ってきました。お水係、チョコレートミルク係やパスタパーティーなどもありました。試合の前日の夜は必ずみんなでパスタを食べるというような。それはだいたい自宅でやるんですね。高校生の男の子20人ぐらい分を用意しなければなりません。自宅でなくレストランでパーティーを主催し費用を支払ったりするご家庭もあります。これはバーシティーチーム(学校代表)だけですが。ジュニアバーシティーまでのチームでは頻繁なパーティーはありませんが、バーシティー(学校代表)になると親はいつもスケジュールをあけた状態にしておかなければならないので大変です。大変ですが、みんなで一つの目標に向かって頑張るので、一緒に楽しもうと思えたらいいと思います。親の役割はスポーツによって全く違います。すべてをコーチやボランティアがやってくれる部活もあると聞いていますし、入ってみないとわからないと思います。以前女子のバレーボールの話を聞いたことがありますが、ジュニアバーシティーの時からサンドイッチ当番というのがあり、その場合は20名分ぐらいのサンドイッチを作ってもっていかなければならなかったようです。

パネラーA: だいたい同じです。Fremd高校については、だいたいフレッシュマンでは、どのクラブ活動も希望者は全員は入れると聞いています。必要であればチーム数を増やしたりするようです。ただ、サッカーですとか人気スポーツになるともしかすると落とされる場合があるかもしれません。初めてスポーツをするというのは、結構厳しいかと思いますが、夏のサマープログラムにアスレチックというのがあります。それは有料ですが、100ドル以下で2-3週間毎日やっていますので、事前にそこで経験してみるのもいいかもしれません。通常のサマーキャンプに入れると何百ドルもしますが、このプログラムは割安でしっかりした施設を使ってやってくれるのでお勧めです。だいたい高校のコーチが教えてくださっているので、そこからトライアウトの情報がもらえたりしますし、顔見知りになっておくといいかと思います。それは、フレッシュマンになる前の夏から受けられると思います。

MC: 逆にサマープログラムに入っていないとトライアウトの情報が入ってこなかったりする場合もあるので、やはり行った方がいいですよね。

パネラーB: だいたい、こういった部活動は大学へのアプライに繋がっていきます。各シーズンの部活動が終わった後に学校でアワードナイトという行事が体育館で行われますが、チームで表彰されたり、エリアで何位、州で何位という結果発表の場でもありますし、個人でどれだけチームに貢献したか、勉強の成績GPAで何点以上とっていて、しかもスポーツでも活躍したという子には賞が与えられたりします。そうすると高校にその名前や写真が張り出され、その結果は大学受験にも使えるということになります。逆にテストや週の成績がふるわなかった場合はその子だけ部活停止になることもあります。その場合は、先生から直接コーチに練習をさせないでくれ、という連絡が入り、その子は練習が出来ず、結果、チームのメンバーにも伝わってしまうということになるようです。文武両道となるよう学校側も後押しをしているということでしょう。余談ですが、先ほどお話ししたパスタパーティーの時にチームのキャプテンが”成績順に並んで”と言いました。そうするとみんな自分のGPAを言うんですね。低い子もみんな平気で言って、”じゃー高い子からパスタとって”と言われたり、そうすると低い子が”今度は低い子からとることにしてよ”と言ったり、そういったこともざっくばらんに言っていました。

MC: きっとそれはアメリカだからですね〜。

全員: 笑 

MC: バンドはジュニアハイスクールから始めていますが、やはり高校でも人気ですね。 バンドはアメフトの試合に行って演奏したり、地元のパレードに参加したりといった活動もあるようです。 高校ではボランティアという言葉をよく耳にしますが、やらなければいけないのか、どういったボランティアがあるのかお聞きしたいところです。

パネラーA: やはり成績は大学に行くのにもちろん重要だとは思うのですが、最近は大学は総合的に子供を判断するということで、上の大学であればあるほど、成績がいいのは当たり前、成績にプラスアルファとして何を持っている?という部分を見ています。逆に言えば勉強が少しできなくても、クラブ活動に入っている。クラブ活動というのは日本のイメージとは少し違いまして、1つのステータスになります。 クラブ活動は学校の成績が悪ければやらせてもらえませんので、まずクラブ活動をしているイコールそこそこの成績があるのだな、とみなされます。そしてクラブ活動は、高校では絶対に休むというオプションはありませんので、毎日きちんと自分の時間を使って練習に行っているんだな、タイムマネージメントが出来ているんだな、という判断になります。それは、ボランティア活動も同じで、進んで参加している子ほど大学は評価してくれます。高校もそこはよくわかっていますので、学校内でもよくボランティアを募集しています。高校のアメフトはどこも力を入れた大きいイベントですので、その時のコンセッションスタンド(売店)のボランティアだったり、学校の売店での募集、ランチタイムの募集など。Fremd高校については、近くに老人ホームがありますので、そこでボランティアをしませんか?ですとか図書館ですとかあらゆるものがあります。そしてそれが、リーダシップがとれる、人をマネージメント出来る能力があるという評価になり、学校の中でもオーナーズソサエティーといった特別の部活がありまして、それは、ある程度の成績とボランティア活動の実績がないと入れないクラブですが、それに入ることが出来ます。そしてそれに入っていることが大学に一目置かれることになり、他の子と比べたときに有利に立てます。とにかく高校ではどんどんそういった大学に進むにあたっての活動が増えていますので、その中ではボランティア活動は大切なことだと思います。

MC: ナショナルオーナーズソサエティーNational Honor Society (NHS) というのがありまして、全米優等生協会という日本語訳になりますが、アメリカの歴代の大統領も数名そのメンバーに入っています。何が有利かといいますと、学業、リーダーシップ、奉仕活動、人格の4つを総合してレベルに達している子には、学校からオファーが来て、エッセイを書いたりしてパスすればその協会に入れるというものです。もしそのようなオファーが来たら、お子さんによっては受けたくないという子もいらっしゃるかもしれませんが、誰にでも来るチャンスではないので、是非挑戦されることをお勧めましす。

参加者: 学校で何人とかいう狭き門なんですか?

MC: そうですね〜。学校によりますね。GPAが何点以上の子には手紙を出すという学校もあるでしょうし、学校によってGPAの基準点が違ったりもしているようです。

パネラーB: それに入りたいために何かをするというのではなく、日々の積み重ねで選ばれるという感じですね。

パネラーB: 1年を通しての学校の全体の流れをご説明します。8月頃に学校のオリエンテーションがあります。学年ごとに日程が設けられていて子供だけが行きます。そこで、新しいiPadを配られたり、点検があったりします。8月の中旬から新学期が始まり、5月の中旬ぐらいに終わります。始まって2週間ぐらいしてからペアレンツオープンハウスという、親が子供の授業を一緒に回って体験する日があります。秋にホームカミングウィークというのがありまして、最後ダンスパーティーがあります。これはチケットを購入して参加します。高校生になるとさすがに、誰と行くといったことが話題になり、女の子はドレスアップしていく一大イベントです。12月中旬に始めのセメスターが終わり、1月からセカンドセメスターが始まります。2月にウィンターフェスティバルというのがありまして、これは女の子の方から誘うダンスパーティーのようです。春休み明けはテストが多くなります。フレッシュマンソフモアではそれほどではありませんが、APクラスをとっている場合、有料のAPテストというのがあります。これは5月の前半にあります。そして、ファイナルというテストが5月の下旬に続きます。ですので、高学年になると忙しくなります。その間にSATを受けたりとかもしますので、子供達はよくやっているな、と思います。

MC: ファイナルというのを説明いただけますか?

パネラーB: ファイナルというのは期末テストですね。各セメスターが終わった後にある試験です。授業によっては期末テスト前に終わっているものもあります。Stevenson高校の場合は3日間午前中に行われます。 そしてシニアの場合は、4月の終わりにプロムという卒業パーティーがあります。5月終わりにグラデュエーションです。卒業前にはミシガン湖のクルーズパーティーがあります。プロムはいろんな学年の子を誘うことが出来るのですが、クルーズはシニアの生徒のみと聞いています。

参加者: アメリカでは住民税を払うことで公立学校は無料になっていると思いますが、そのクルーズですとかどういったところでお金がかかるんでしょうか?

パネラーB: 参加は自由なので、参加する場合は費用がかかるということです。いろんなイベントがありますが、チケットを買って参加ということですので、行かない子達もいます。チケットは数十ドルだと思います。

MC: プロムの場合は、女の子はドレス代に結構かかったりしますよね。 ですが、何百ドル単位でかかることはあまりありませんよね〜。

パネラーB: Stevensonの場合ですが、プロムは食事もつきます。夕方学校に集合して、予約されたバスで会場となるホテルに行きます。それでも100ドルはいかないぐらいだったと思います。男女ペアで一緒の色のお花をつけたりして、男の子はお花を胸につけ、女の子はブーケを持ったり腕につけたりするようです。 集合前にグループで写真をとったり家族も交えたり、華やかなイベントです。寒い時期ですが女の子は結構ノースリーブのドレスの子が多いですね。

MC: 学校で修学旅行というようなものはないんですね?

パネラーB: 修学旅行はありませんが、学校でフランス語やイタリア語といった第二外国語をとっていたりすると、夏休みにそのクラスのメンバーで自由参加で研修旅行に行ったりします。お金はかかりますが、先生が引率をしてくださって、ソフモアやジュニアの時に行くことが多いようです。あとは、バンドやオーケストラでニューヨークやディズニーランドに行ったりすることもあるようです。スポーツチームでナショナル全国大会などに出場すれば、それが旅行になりますよね。

パネラーB: シーズンスポーツの部活動とは別のクラブ活動は、週一回や一か月に一回集合するようなゆるい感じのもあって、何個も入っている子もいたります。

MC: でもクラブによっては大会に参加したりすると部活と変わらないほど忙しかったりするものもありますよね〜。劇団のプレイというのも結構見ごたえありますよね。 あとタレントショーなんかも結構本格的で、スカウトが入ったりする場合もあるようですので、特技のあるお子さんはそういったところで発揮するのもいいかもしません。

パネラーB: プレイの話ですが、実際に演技をする子達がいて、音楽を専門にしている子達がいて、舞台芸術を専門にしている子達がいて、というように、それぞれが将来を見据えた本格的な活動が出来ることが素晴らしいですよね。 そして、)学校とは別の本格的な劇団に幼少期から入っていて全米を回っているような子がいたりします。劇団でも学校でもアピールし、パフォーマンスもとてもハイレベルです。

MC: 15歳までですと学校からワークパーミットをもらってアルバイトをするお子さんもいますよね。16歳以上はパーミットがなくても働けますしね。ですので、社会的ないろいろいなことも学べたりしますね。それでは、最後に何かお伝えしておきたいことはありますか?

パネラーA: アメリカですので、自主性が求められます。アメリカに長くいらっしゃるお子さんは、すでにジュニアハイスクールからこのような生活が始まっていますので、今お話した内容をすべて理解して管理していくということは、高校のスタンスとして求められています。ですので、日本から来たお子さんは、家族の協力を得ながら一緒に頑張っていかれることだと思います。なるべくわからないことをわからないままにしないように、お友達でも学校でも常に聞けるような状態にして、何を聞いてはいけないんじゃないか、というのではなく、早め早めに周りの人の力をかりるといいと思います。そしてそういった行動が他の人を助ける力になったりすることもあると思うので自分が思っている質問は他の人も思っているんだと思ってどんどん発信したらいいと思います。

パネラーB: Stevenson高校の話ですが、自宅で英語以外の言語を話す家庭は約4割ぐらいだそうです。それほどの多くの家庭が家の中ではいろんな言語を話しているんですね。日本人はシャイで少し気後れしたりしてしまいますが、アメリカではたくさんの人が他の言語を話しているんだなぁと思うと少し気が楽になるのではないかと思います。

MC: 本日はありがとうございました。

このページの内容は、2019年2月現在の情報提供者の体験談です。毎年内容が変わってくる情報もありますので、参考程度にご活用ください。不明な点は学校区に直接問い合わせされることをお勧めします。何か問題があっても住むトコ.COMは責任を負いかねます。


 

 
     
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