風情のあるBarringtonの街中に、しっとりと落ち着いた素敵なイタリアンレストラン「Neoteca」を見つけました。オーナーのソレンティーノ氏は自身が幼少時代を過ごしたイタリア、ナポリのピザが忘れられず、わざわざイタリアに戻って、ナポリピザの世界チャンピオンに輝いたピザ職人の下でその技術を学んだそうです。そんな本場の技にこだわったソレンティーノ氏のナポリピザを、世界各国から取り寄せた厳選ワインとともに味わえるとあって、同店は高い評価を得ています。店内はバーエリアとダイニングに分かれており、今回は広々としたテーブル席でゆったりと食事とワインを楽しみました。
まずは素晴らしいセレクションのワインリストからイタリアのピエモンテ州産の甘口スパークリングワイン”Moscato,
Borgo Maragliano”と、イタリアで最高品質のワインを醸造している南チロル地方アルト・アディジェの白ワイン”Pinot
Grigio, Cantino Bolzano”でスタート。どちらもスッキリとした飲み口で、エレガントな香りが口に残ります。Interesting
Italian Redsという赤ワインのセクションからは、ワイン通の取材員もお勧めするピエモンテ産の”Barbera
d’Alba, Giovanni Rosso”と、トスカーナ産”Super Tuscan,
Rocca Delle Macie, Sasyr”をグラスでオーダーしました。ワインリストには通常のボトルワインとグラスワインの他に、色んなワインを少量ずつ楽しめるテイスティングリストもありますので、迷ったらそちらで吟味してから気に入ったものをボトルをオーダーするのも良さそうです。
ワインに合うアペタイザーには熟成したプロシュートやフレッシュモッツアレラをたっぷりのせたProsciutto
Carpaccioというサラダと、Arrancini Con Carneという揚げたライスボールを注文。プロシュートは舌触りがとても滑らかで、上にちりばめたドライドトマトの酸味がなんとも良いアクセントになっています。Arrancini
Con Carneはカリッと良い感じに揚がっており、中に詰まっている牛肉やリコッタチーズのバランスも絶妙です。
シグネチャーのナポリタンピザのメニューからMargherita
Pizzaを選んだところ、ウッドオーブンで焼いたピザ生地は外側がカリッと香ばしく、中のモッチリとした食感と味わいに感動。生地の水と粉の配合を大切にしているというだけあって、噛むたびに格別の美味しさが広がります。また、生地の上に薄く広げたさっぱりとしたトマトソースとトロトロのチーズが見事に絡みあっていて、あっという間に完食してしまいました。パルメジャーノチーズをベースにしたToscan
Porchettaは、ボルケッタというイタリア風焼き豚とピスタチオをトッピングしたピザで、ナッツのまろやかで軽やかな味わいがシンプルな生地にベストマッチ。こちらも「最後のひと口まで美味しい!」と、取材班に好評でした。
デザートにはDolce di Boccaというベーコンやゴートチーズがのったユニークなジェラートを頼みました。異色のコンビネーションに好き嫌いは分かれそうですが、ベリーコンポートやカラメルの甘さがベーコンやチーズの塩気を引き立てていて、斬新なハーモニーが体験できます。
「Neoteca」ではシグネチャーのナポリピザだけでなく、温製&冷製の具材をのせた色々な種類のブルスケッタメニューも面白いので、是非チェックしてみてください。黒を基調にしたモダンな店内は、しっとりと落ち着いた大人っぽい雰囲気なので、ロマンチックなデートや洒落たパーティーには特にお勧めの場所です。バーエリアのみになりますが、3時から6時の間はアペタイザやワインを気軽に楽しめるパッピーアワーもやっています。
(03/25/2019)
HOUR: |
月
: |
定休日 |
火−木: |
11:30 am - 9:00 pm |
金&土: |
11:30 am - 10:00 pm |
日 : |
11:30 am - 9:00 pm |
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お勧めのシチュエーション: |
ファミリー、会食、デート、ランチ、パーティー |
服装: |
カジュアル |
お値段: |
$$$$ |
(¢=$10以下、$=$10~$20、$$=$20〜$30、$$$=$30〜45、$$$$=$45+(ドリンク含まず)) |