※取材した際にはチェーン店の一部でしたが、こちらのアーリントンハイツ店は今は独立したレストランとして再オープンしています。
シカゴには数多くのステーキ屋さんがあり、どこが一番かと聞かれても、答えるのはなかなか難しい。でも、20ドル以下でという限定付ならJAMESON'Sほど美味しいリブアイを食べさせてくれるお店は少ないだろう。平日でもいつも混んでいるJAMESON'Sはミツワの近くにあるMount
Prospect店と、53号とDundeeの角にあるArlington Heights店の2店舗あり、オーナーがギリシャ人という事もあって、メニューにはギリシャチックなアイテムが少しある。暖炉もあって、全体的にカントリー調の落ち着いた店内は、ちょっと暗めの照明にしているので雰囲気も良い。ただし、混んでいると結構騒々しいお店でもある。
お腹のすき具合にもよるが、人数が多いのならばアペタイザには絶対フライド・カラマリ(超大盛り)がオススメだ。カラリと揚がった肉厚なイカにギュッとレモンを絞って食べよう。ただしカラマリ自体も塩味が効いているし、つけて食べるカクテルソースもちょっと辛目なのでビール飲みには良いが、お酒を飲まない人にはちょっとしょっぱいかも。キューブドトマトののったクラブケーキはハラペーニョが入っているのでなかなかスパイシー。蟹の味もしっかりしており、美味しいのだが、こちらもビールのおつまみといった感じかな。
全てのディナーエントリーにはサラダとスープが付いて来るが、今回はあえてオニオンスープにチャレンジしてみた。チーズのカリカリ度にはちょっと不満が残ったが、オニオンスープ自体の味付けはちょっと濃い目だが決して悪くない。及第点。
さて、お待ちかねのメインだが、今回は本命であるリブアイの他にはフイレミニヨンもオーダーしてみた。焼き方はどちらもミディアム・レア。炭火焼のお店では表面の焼き方が鍵になるが、ここは上手なのでチャーコール臭くなってしまわない。美味しい肉汁がたっぷり出ているジューシーで柔らかいリブアイは相変わらず味付けもバッチリで一同大満足。サイズも大きいのにこれで19ドルしないのだからやっぱりお買い得だ。その点23ドルのフィレミニヨンは焼き具合も柔らかさもいいのだが、ちょっとドライなように感じた。今回初めてチャレンジしたシュリンプのカバブはプリプリとした大きな海老がなかなかいける。照り焼きソースで仕上げているので甘めになってしまう点は否めないが、海老好きにはオススメしたい一品だ。今回はアラスカ産のHalibut(オヒョウ)のギリシャスタイルというのも頼んでみた。このオヒョウは世界で一番大きなカレイの事で、大きなものは120cmほどにもなる。そんな大きな魚なので出てきたHALIBUTもとっても肉厚。淡白だが決してドライさがなく、アクセントになっているオレガノなどのハーブ達が風味を引き立てている。
メイン・ディッシュのサイズが大きいのでデザートはパスしたい気分だったが、取材なのでアイスクリームサンデーを食べてみた。チョコレートコーティングされたバニラアイスはこちらもトンでもなくビッグサイズ。きっと甘ったるいんだろうな〜と思ったが、意外や意外。アイスクリームの部分はボーデンアイスのような感じの程よい甘さでコーヒーに良く合う。シンプルな良さというところかな?
いつ来ても思うことだが、このお店はサーバーの教育が行き届いているように思う。今回ついてくれたウエイトレスもフレンドリーで仕事をテキパキとこなしてくれた。
気軽に行けるバーエリアが充実しているので、編集部ではミツワ周辺で食事を終えた後、ちょっと一杯という時にドリンクのみで訪れる事も多い。
HOUR: |
月−土: |
11:00 am-
11:00 pm |
日
: |
12:00 am- 10:00 pm |
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お勧めのシチュエーション: |
ファミリー、合コン |
服装: |
カジュアル、セミカジュアル |
お値段: |
$$$$ |
(¢=$10以下、$=$10~$20、$$=$20〜$30、$$$=$30〜45、$$$$=$45+(ドリンク含まず)) |